融通無碍で杓子定規な社会から遠い「聖書の常識」を読んだ

クオリティ高いこと、書こうかと、思っていました。
トライしてみます。
 
 
昨日(6/16)の岡田斗司夫のメルマガ 「フランスの大学入試「哲学編」に挑戦!
「国家がなければ我々はより自由になるだろうか?」」

について、

国家が自由を担保するための機能をベースに考えるって、総論は賛成だけど、
例として第一に社会福祉を持ってくるのは、個人的には微妙。

1.生命財産の保護
2.経済活動の保証
3.社会の安定

機能としてはこの順で語るべきと思う。
弱者救済は3番目に該当だから、いきなりそこかよ。って感じですね。
 
チェンマイのサンデーマーケットを歩く、と、  
http://sanpome.net/?p=1500

迷彩服な方々が警備してます。やはりテロを懸念してのことでしょう。
ま、パキスタンほど、緊張感ないですが、タイだから。
 
 
金品全て盗まれるという市井の泥棒レベルから、
テロという国家レベルの大事まで、
1番目はリアルにより切迫した問題だと考えます。
 
カラチのテロでは空港職員も死亡したらしいですが、
その2週間ほど前に私をチェックした彼は生きているのか、
と想像すれば、とても身近に感じます。
 
日本でも、「無敵の人」が暴れたりしますから、
やっぱり身近ですよね。
 
 
ただ、
上記の国家の機能を他のモノが代替したらどうなのか、
という考察の余地は残すべきでしょう。
 
冠詞とか原文が分かんないので、分かりませんが、
問題文の「我々」がフランス国民で、「国家」もフランスという共和国。なら、
NATOとか、EUとか国家という枠でない場合はどうなんでしょう。
また、グーグルとかスタバとか、国家の枠ではどうしようもない経済活動はどうなんでしょう。
あと国際的なNGOの活動とか。
 
2番目で通貨は国家なりとよくワタクシ言ってますが、
自国の物価の安定すら、フランスはもう自分だけでコントロールできない。
(ま、出来ても失敗することはよくある話だが)
 
 
(個人の)自由を拡大したければ、
自由を担保するシステムを国家以外に担わせることで実現できる可能性はあるが、
ただ国家を無くすだけでは、
その維持のため、個人が自衛的に負担するコストの方が重い。

 
と答えるけどね。オレなら。
 
 
何でこんなことを考えたかというと、
チェンマイの古本屋で、見つけた本読んだ。

 
 
律と神との契約に基づく、ソサイエティの形成
という視点は新発見であった。

 イスラエルの民族の成立。
 出エジプト。
 カナンでの定着。
 ローマの支配。
 
律と契約がバージョンアップされてゆく。
ヨブ記なんて、純粋なる信仰というテーマかと思っていたら、
 
因果応報とか前世とか、そういう概念を持たないシステムが、
善でも報われず終わる理不尽な現実を前にして、
そろそろ限界に来ているのが分る。
 
  
制度疲労の果てに、終末思想が生まれ、救世主待望論。
その本では、新約はさわりだけなので、
ユダヤ教からキリスト教へのシステム改造の詳細までは、まだ分からない。 
イスラムの成立の詳細はもっと分からない。 
 
律法は近代の法という精神とは違うけど、
社会の変化に伴い、法治を生むというのも想像が付く。
 
山本七平という人が右翼じゃないけど、左翼に批判的な理由が、
フト、分かった気がした。
制度設計という視点が無い人達を信用しない

多分、心情的には、
ワタクシが山本太郎的な反原発派を信用しないのと同じだ。
 
 
安定的な体制はこの世に無いのに、
反対だけされてもね。
 
護憲はいいけど、制度設計の話をしてくれよ。
別に右翼がするとも、安倍政権がそこまで踏み込むとも、言わないけど。
 
決められたこと守るの得意だけど、
自分でルールを作るとなると苦手そうなのは、
GHQの愚民政策だというのは、都市伝説だろうか。
 
 
山本七平は日本教と言ってたけど、
確かに、生まれた国とは違う思想、カルチャーに慣れ親しむと、
日本は特異だと思うようになるかもしれない。
 
融通無碍なのに、杓子定規だから不思議だ
それを空気と呼んだ最初の人か。
 
 
でもまあ、アジアだとかなり似てるとこもあるんだけどね。
インドから西は日本から随分と遠い。
 
 
ああ、レベル上げようとしたら、ただ徒然に感想書いただけだ。
素材変えれば、クオリティ上がるって訳じゃないのね。
 
 
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