「パキスタン紀行2014春」#38 20140521 ペシャワールで苦戦す

午後4時頃には、パスターミナルに着いたと思う。
ここでミス。「歩き方」を落とした。ミニバンの中に。
下車した後で気付いたので手遅れだった。
むしろ、パスポート落とさないで良かったと神仏のご加護に感謝した。
 
この瞬間、ミンゴーラ行きを断念した。
この旅はここまでであろう。
ペシャワール滞在をなんとかしのぎ、ピンディに戻る。
幸いにして、「歩き方」のペシャワールの地図はだいたい覚えている。
 
博物館の側に安宿があるはずだ。
タクシーに声掛け、博物館までと伝える。
途中で、ドライバーは英語の出来る人物を道端で捕まえる。
 
安宿を探している、博物館の側にあるはずだと私は答える。
流暢な英語の男曰く、ペシャワールとても広く、ホテルはサダルに沢山ある。
まずはサダルに行った方が良いと言う。
 
素直に従うことにした。
バスターミナルから(多分)西に幹線(G.T.ロードと言うらしい)を走る
要塞を越えた。
車から見ても、「歩き方」にも載ってた要塞は巨大だった。
ただ、軍事施設として現役そうなので、写真とって大丈夫かは迷った。
(グーグルアース参照のこと)

博物館も越え、鉄道の駅も越えた。さらにその先がサダルだった。
「歩き方」の地図は簡単過ぎる。
確かにペシャワールは広い。そして都会だ。凄く都会だ。
もっと危険で荒れた街のイメージがあるが、全然都会だった。
 
他の都市のサダルよりも活気がある。
廃れた店舗というものがない。まだまだ成長している。
おそらく、要塞の周辺が行政機関で、商業の中心はこっちなのだろう。
この時はサダルまで来て良かったと思った。
 
この宿は700で泊まれるからとドライバーが言う。
迷ったが200払って、ドライバーを解放した。(値段は妥当かどうか不明)
ダメな場合は他のドライバーを探そう。
 
で、やっぱりダメ。フルと言われ断られる。
サダルを歩き周ることに。
 
道々出会う人達は明るく愛想がいい。
ペシャワールは都会だ。何より人が都会だ。
レモネード20ルピーを飲んで休憩する。
 
顔つきも若干違うね。
東の方が濃いもの。
目鼻立ちがハッキリしてることは変わらないけど、
V6岡田くんくらいの濃さで、シュッとしてる。
 
それはさておき、
その後、サダル周辺を歩き周りホテルを何軒か見つける。
どこもフルと断られる。他にホテルは無いかと訊くと高級ホテルを紹介される。
パキスタンには外国人観光客は居ないが、
ペシャワールには、もっと外国人観光客は居ない。
外国人は面倒くさいので敬遠されている。
 
 
ヘトヘトになったところで、タクシーを探すと、
一台が声掛けて来る。
安いホテルを探してると告げると、分かったらしい。
乗り込む。大学通りの方にあるという。
大学通りは、更に西で南の方だと思う。
随分とオシャレな新興住宅地だ、もちろん大学もある。
周辺のショッピングモールも近代的。
 
で、関係ないお店の前で停まる。
間違って伝わったらしい。
まあ、この辺にゲストハウスはあるからと、また走りだす。
 
オシャレな住宅街の中にゲストハウスはあった。
高いのがホテル、安いのがゲストハウスと思いきやそうではない。
パキスタンでは、四角いアパート的な建物がホテルで、
民家を改築して、客を泊めるスタイルがゲストハウスである。

雰囲気は高級そうである。
 
部屋はあるが3000と言われる。それは無理。
外国人だから値踏みされた気もする。
いずれにせよ、ここは無理とドライバーに告げる。
次のゲストハウスはドライバーが訊いてくれた。
ドライバーはアドバイス受けたらしく、幹線を戻る。
幹線沿いの5つ星ホテルの前で停まる。
そんなもん無理に決まってるだろう。安いホテル探してくれよ。
 
だいたい、
外国人が面倒くさくて断るところは、高級ホテルを勧める。
確かに5つ星なら、断らず泊まれるだろう。
だが、こっちにも予算の都合がある。
 
で、ようやく事情を察したドライバーは幹線を東に戻る。
要塞を過ぎたあたりで、ホテルがちらほら。
断られては進み、断られては進みを5回くらい繰り返しただろうか。
ついにOKが。
ホテルの名はAminHotel GT通り沿いにある。
料金表があるので外国人価格でもない1200ルピー。
とりあえず2泊分払う。3000出して、500ルピー札しか返ってこない。
100は後でと言われる。
 
とにかくも、受け取ったルピー札をドライバーに渡す。
少なくともそのくらいの功績はある。
よく働いてくれた。ありがとう。握手して別れる。
 
部屋はまあまあ、
お湯は壊れて出ないので、エクイップメント的には今ひとつ。
ルームサービスの料金表はあるが電話は無く、コードむき出し。
 
スタッフはテレビつけ、エアコンつけ、電気つけ、ファンつけ
問題ないことを確認している。
水ちょうーだい。とスタッフにお願いすると。
バスタオルと石鹸と共に持ってくる。
 
  
とにかく今日は寝ることにする。
だが、すぐにエアコン切るべきだった。
エアコンつけたまま暫く寝てしまった、大失敗である。

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「パキスタン紀行2014春」#38 20140521 ペシャワールで苦戦す への4件のフィードバック

  1. 内田 のコメント:

    今回もパキスタン紀行、興味津津に拝見しております。
    もし覚えていらっしゃったら、ペシャワールで泊られたホテル名を教えて頂けないでしょうか。
    今度行く際の参考にさせて頂こうと思っております。
    宜しくお願い致します。

  2. 内田 のコメント:

    お手数をお掛けし、すみません。
    ありがとうございました。

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