「パキスタン紀行2014春」#44 20140526 ペシャワール最終日(夜)

午後6時を過ぎた、お腹もそこそこ空いている。出掛けよう。
昨日目星をつけておいた、要塞に近いところのホテル街。
その周辺のレストランを目指した。
 

迷ったがいろんな料理がありそうでそこに決めた。
席に着いて、「ケバブ」と言ったら、
何か、それっぽいこと言われて、それっぽいものが出てきた。
今まで食べたことのない、串に刺したものでない。
 
練り物に例えれるなら、さつま揚げが一番近いか。
粗挽きにチョップした肉に薬味を混ぜて、塩胡椒で味を整えて、
小判型に形を整えて、揚げ焼きにしたもの。
ヨーグルトソースに付けて、ナンと一緒に食す。旨し。
肉の香ばしさと薬味とタレとナンの食感が絶妙である。
 
ビール代わりにペプシも頼んだので、一緒に食べていると、
何かアメリカンなテイストを思い出す。
ああ、これハンバーガーじゃん。
 
西に行けばハンバーグになり、北東に行けばタルタルステーキになる。
そういう種類の料理だと気付いた。
 
 
ハンバーグほど重くなく、サクサクしてて、薬味の主張も程よい。
ただ、ナン一枚分で、完食し満腹になってしまった。
まだ食べてない料理も沢山あって、試したかったのだが、断念。
 
チャイで締めて、150ルピー。
ごちそうさま。 
 
 
明日はもうピンディに戻るだけ、名残惜しいが、
ペシャワールともこれでお別れ、
いつもおごってもらっていたけど、
私を客人としてもてなしてくれた街であった。
宿探しは大変だったが、旅の最後に、楽しい思い出ができたよ。
 
 
まあ、いろんなパキスタン人が居るってことも分かった。
バックグラウンドを拠り所に信用するのがダメとなれば、
ウルドゥ語でコミュニュケーション出来ないと難しいね。
 
ただ、
古い人は優秀というと、ずるい人になる可能性が高くとも、
若い世代は、真面目で優秀で、近代的な考え方が増えてる気がする。

そういう意味では、やはり有望な国で、ブレイクは政治状況次第だと思う。
アフガンの安定と、なんといってもアメリカ、そして中国とのバランス。
それからインドの為に使ってる軍事費がインフラ整備に使えると、
例え、労働力が男子校でも、全く状況は一変するだろう。
イスラムと資本主義との対立は、もう皆んなコカ・コーラ飲んでるんだから、
どっかで折り合いつけると思うんだよ。
でも、まだ時間は掛かるかな。
 
また、
国境に近い街は元気だというのも、象徴的で、
そういう都市の人の方が新しくて柔軟な印象を受ける。
首都の方にはあまり可能性を感じない。
内需中心でも、発展の余地はあるけれど。
 
カラチは中東とインドの中間地点で、海運需要がもっと来れば。
そのときは、大阪に神戸のような関係で、近くに別の港新設するかな。
今中国がグワダル開発しているが、もう少しカラチ寄りに。
 
 
ミャンマーに行ったときは、若い世代の方が人が悪いと感じた。
それでも、
教養高いお武家様の層が厚いことと、
独裁的に開放へ方針転換できたこと、
が大きくて、状況は一変した。
 
 
まあ、大きいだけに、それはそれで複雑で難しいけど、
まずはやっぱり、アメリカだな。
オバマ大統領がアフガンに飛んだそうだし。
 
なんて、考えながら、帰路を歩いた。
 
道端で寝てる人もいる。
ああ、この街は道端で寝ても死なない街なんだ。
でも、埃っぽいから、東南アジアの方がいいな。
 
警備はモノモノしいけど、街に安心感はあるのだろう。
聞くと見るとでは大違いの街だった。
皆んな明るくて、他の街のように喧嘩は見掛けなかったし。
外国人にはパンジャブの人の方が難しい気がするよ。
 
最後がこの街で本当に良かった。

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