「パキスタン紀行2014春」#45 20140527 ラワルピンディに戻る

10時過ぎに部屋を出た。スタッフに軽く会釈する。
受付に鍵を返す。
どうもありがとう。これでチェックアウトだ。
世話になった担当者と握手して別れる。
 
最後にいつものチャイ屋に寄る
ハーブの風味を味わって、20ルピーを渡す。初めて払った。
ありがとう、さようなら。
 
 
その先でリキシャを拾う。
G.T通りの東方向を指差し、バスターミナルと言う。
ドライバーがなんかゴネる。
どうやら何箇所かバスターミナルがあることを気にしてるらしい。
オレもどのバスターミナルか、言葉じゃ説明できない。
だけど、大丈夫なことは既に確認済みだ。
だから自信満々で、とにかく東に行ってくれと押した。
とにかく乗れと言ってくれたので、これで先に進める。
乗ってからドライバーが何か質問してくる。
何処にゆくんだと訊かれてる気がして、「ラワルピンディ」と答える
オウム返しに、都市の名前を彼も呟き、力強くアクセスを踏む。
問題無いこと、彼も分かったようだ。
 
先日、目星を付けておいた場所で停まる
自分で道路は渡ってと言われる。
まだ、降りてもいないのに、何故か太ったお兄さんが寄ってくる。
並行して、ドライバーに値段確認。100という。
渡ってくれないんなら高いんじゃね。と思いつつも。
とりあえず運んでくれたし、
太った人は寄ってくるし、
値切っても30くらいのもんだし、
素直に100を渡す。
 
太ったお兄さんはオレのこといろいろ訊いてくる。
ひと通り、いつもの質問に答えると、
写真撮ってくれという。
ペシャワールの人は写真に撮られるのが好きだ。
ご要望にお応えしたのだが、ただ立っている。

いや、オレは道路渡んなきゃいけないんだよ。
そこに居られると、邪魔なんだよ。
見通し悪くて、危ないんだよ。
と口には出さず。渡りやすいポジションを探す。
 
時間がピークを過ぎていること、少し郊外であること。
から、交通は酷くは無い。横断の難度は普段より低い。
が、
話しかけられたり、視野遮られたりして渡れるほど甘くはない。
 
チャンスを掴んで、渡ると。ゲートで客引き。
「ラワルピンディ」
殊更、引きの強いオジサンが。
チケット売りの前まで連れてかれる。
「ラワルピンディ」念のために確認して、チケットを貰うシートNo6。
260ルピーだった。
 
このバスかと訊くと、コッチだとミニバンを指差す。
最後はゆったり目の大型バスが良かった気もするが、
これも神様の思し召しと速やかに乗る。
隣りのオジサンは結構大柄だ。
まだ、発車しそうにないので、
10ルピーの有料トイレで小を済まし、売店で50ルピーの水を買う
 
巨漢のオジサンが前に乗ったところで、ミニバンは発車。11時を少し過ぎた頃だった。
途中、行きで降りたバスターミナルを過ぎる。規模はコッチが大きい。
順調に、高速に乗り換える。これでペシャワールともお別れだ。
ありがとうペシャワール。さようならペシャワール。
道はもう空いている。
 
「Islamabad 160」という看板を横目で見た。
ということは、時速160キロなら、1時間で着く。この速度なら2時間
午後1時にはラワルピンディに着くだろう。
 
田園風景を二分するハイウェイを、車はひたすら逃げ水を追う。
何本か、河を越えると、ついに風景が山がちに変わる。往路で見掛けた風景。
掲示によると、どうやらタキシラも過ぎた。もうピンディは近い
 
同乗者も何故か、気持ちが疾る。
高速を降りた。ETCなのかスムーズだ。
インターチェンジを降りて暫く、風景が街並みに変わる。車も増える。
もうラワルピンディだ。
 
問題は何処に着くのかだが、サダルまで行ってくれるとラクなんだが。
郊外目なバス停が終点だった。
標識がサダルの方向を示してたので、まあ迷うことはない。
ミニバン降りるとタクシーの客引きが。
 
サダル、モール」と言うと行き先は伝わった。
問題は料金だが、250だと。そんな遠くないだろ。
少し歩いて、乗り合いにサダル行き訊けばあるだろ。
この時間の日差しは過酷だが、最悪へばったらそのとき流し拾えばいいんだし。
歩こうかと視線を移したら、200に妥協してきたので、
ちょっと高いが150くらいはしそうだから、合意。
 
途中、このゲストハウスはイイぞとドライバーが勧めるが、
遠いのは不便だし、サダルにしようと却下。
10分くらいで、見覚えのある街並みに。モール通りまで来た。
途中の中華屋の前で降りようかと思ったが、
ドライバーは宿まで案内する気満々だった。
オレは前回泊まった宿でいいんだが、紹介すると聞かない。
(観光客向けの契約があるのかもしれない。)
 
「戻るから」と前の宿に言ったんだが、それは遠い約束にする。
旅先では、無理に流れに逆らうものではない。
 
結局、ParadiseInnに到着。
最安が2500とはキツイ。普段なら断るところだが、
最後の一泊だし、ルピー余らせてもだし、それくらいの余裕はあった。
ドライバーは荷物も甲斐甲斐しく運んでくれた。
200にチッププラス20を渡した。
 
受付は手慣れてて、必要事項を順番に訊いてシートに書き込んでゆく。
パスポートはコピー取るからと。
3000渡すと、チェックアウト時に500返すと言われる。
まあ、その500が空港までの旅費だと思えば、
今財布に残ってる分が、余力ということになる。中華食べよう。
 
で、チェックイン。部屋は普通のレベル。
お湯シャワーで、トイレが洋式なことと、紙があるのが、2500的な部分か。
あとは、24時間方式で、チェックアウトが午後3時というのはちょっと有利。
それでも、私の必要からすれば、ちょっとコスパ悪いとは思う。
エアコンは断った、あの暴力的な冷気がこちらでコントロール不能では体に悪い。

WIFIはあるみたいなのだが、受付で教えてくれない。
後で、もう一度確認しよう。
(その後、WIFIのパスワード教えてもらう。
 Limitedで接続できないため、スタッフはWIFI使えないと言っていた。)

 
日差しが弱まったら。中華食べに行こう。
 
 
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