ついで、他の麺もご紹介。
メインストリートから一本北側の通りに、食堂が何軒かある。
屋台と大差ないレベルである。一本裏手の方が屋台感は高い。
朝飯は、10時過ぎなのに、まだやってないとか何軒かに言われた。
そんな一軒で、麺屋さんを見つけた。冷やし麺で、カオソイっぽいタレ。
ああ、確か昔似たようなのカンボジアでも食べたな。
カレー味のタレの冷や麦みたいなやつ。
麺に薬味の野菜を乗せ、さらにタレを掛ける。
ここでは、更に具材が、血の固めたやつとか、ホルモンとか。
どことなく、ベトナムを思い出す具材である。
おお、タレは、カオソイより、担々麺に近い。
クリーミーな中に、ラー油的な辛さが広がる。
冷やし麺とも、具材とも絶妙に絡む。旨し。
タイの味ばかりだったので、その微妙な違いがまた嬉しい。
勘定を済まそうとすると、何か言われたが良くわからなかった。
この札?って選んでもらった。
ああ、シップソン(12)って言ったのか、後から分かった。
ラオ語がタイ語と同じなのか、タイ語で言ってくれたのかは分からないが、
この麺の料金が12000だということは、理解した。
料理の名は知らない。
実は、その一本北の通りには、ベトナム領事館もある。
もし、15日以上ベトナムに滞在したくなったら、ここでビザ取れるはず。(未確認)
パクセは何かと便利な気がする。
ベトナム人も多いんじゃないか。タイ人よりもむしろ。
タイ国境に近いのに。
で、さらに先にも、麺屋っぽいところが、
ミーと言って座る。これか?とおばちゃんが麺を示すので頷く。
豚肉入りの。米の麺と思われるが、歯ごたえがある。
味は、まんま、フォーとかわらない。ベトナムの味だ。
客の話声を聞くと、抑揚がタイやラオぽくない。
たまに、聞き取れる単語があるような気がする。
顔つきも、丸い。目が特に。
美味しゅうございました。
え、幾らっていってんの、客の一人が説明してくれた。
「ムイラム(15)」私の音調を訂正されてしまった。
「ぬォイヴィえ(と)」と言うと頷く。
どうやら、全員ベトナム人、家のインテリアもまんまベトナムだ。
仏教が一番わかりやすいけど、
インドからタイ、ラオス、カンボジアはインド方面の影響が強く、字もそうだ。
山と森に阻まれ、また大外を南下してきた民族でもあり、ベトナムは中国の影響が強い。
で、挟まれたラオス、カンボジア両方を比べると、
カンボジアの方がベトナムに近いかもしれない。
ラオスもカンボジアも、政治的にも中国の影響大きいけど。
ラオとベトナムの方が、カンボジアとベトナムより遠い。
と、言ったらカンボジア人は怒るかもしれんが、そう感じるものは仕方ない。
ホーチミン行きのバスは過酷そうなので、一旦中部に出るか。
ああ、このままフエあたりに移動してのんびりしようかな。
そういえば、ココの味付けも、中部っぽいかもしれない。
鴨面は中華だし、遠い国境の味がするとは意外。
侮れない街である。
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