とかくこの世は市場原理。
もしリフレ失敗するのだとしたら、それ舐めすぎた結果だと思うよ。
イェール大の教授もネトウヨも、もちろん総理大臣も。
商売っ気ない国の成長って難しいね。
ああ、もう遅いので、屋台は閉まってる。
夜遅く開いてる店で、一本60円くらいでビール飲みながらそう思う。
ども、暫く風邪で寝てました。
バインセオなら食べられるので、店で、
ダーというところ、たまにナムケンと言ってしまいます。
ま、ホーチミンそろそろ移動ということでしょう。
先週末、ベンタンの前の公園で、日本フェスやってたので、
その様子を。結構な賑いでした。
ところで、久々にHighLandsCafe入ったら、システム変わってました。
レジで注文して先払い方式に。(スタバと同じ)
コストダウンの意味もあるのか、ただの流行りでしょうか。
昔は普通に、席にオーダー取りにきてました。
そういえば、ホーチミンの接客、随分向上しました。
なかなか注文訊きにこないとか、
二人連れで席について、コーヒーとコーラ逆に出して、
自分でオーダー取って、数分前のことも忘れるのかよって、
日本では味わえないレベルのこと、当時は新鮮に感じたものでした。
チェーン店でそういうとこまずなくなっちゃった。
個人の店は、もともと店主だけとかだから、
事務的なスタッフとかは居ないし。
(会話交わしてて、不親切な人はまず居ない)
ま、ファミマが本気出して店舗展開してるから、
尚更そう感じるのかもしれない。
最近、こんなコメントを読んだ(うろ覚え)、
東京に出てきて違和感を感じたのは、店のサービスレベルを論評すること、
逆に、田舎で、サービスレベルが低いと見下された。
それじゃワークシェアとか出来ないんじゃないか。
それに寄せて、
九十度のお辞儀で「いらっしゃいませ」と指導するファミレスもある。
あまりに行き過ぎて、スタッフの負荷ばかり高くなってる。
というコメントもあった。
で、
ワークシェアの問題は同一労働同一賃金が先で、
低サービスでも寛容だからスローライフってのとは、別の問題じゃん。
問題はサービスと対価が釣り合いとれない労働環境で、
都会は、競争原理が働く市場だってこと、それに文句言うのは意味ない。
ま、九十度のお辞儀って店は何か勘違いしてるから、
淘汰されるとは思うけど。
で、サービスというもの、何が勘違いなのか、
説明してくれる本読んだ。
客は九十度のお辞儀なんか求めてない。
大事なのはタイミング。間合いの測り方が総てだと思う。
「お水ください」と言われてから注ぐのでは、隷属的な給仕でサービスじゃない。
って、書いてあった。
そういえば、昔、
カフェでPCのコンセントなくて探してるとき、
積極的に対応してくれるスタッフ居ないよねホーチミンは、
て言ったら、
「言えば延長コード渡してくれる」と応えた日本人居た。
言われてやるのはホスピタリティじゃないんだよ。
サービスの質の意味が分かんない日本人もいるんだなって、驚いたことあった。
それはさておき、
テーブルごとに担当決めろというアドバイザーと著者との考えの違いは興味深かった。
担当以外がお客さんに応対するの禁じろと言われて、
それじゃ、不快感を与えるかもしれないと反対するのだが、
グローバルレベルのサービスに引き上げるには、
担当制にして、責任持たせないとダメだと、納得する。
でもそれ、チップが無いと難しそう。
その店じゃ、担当制にして、時給をサービスの質に応じて査定してるそうだ。
それって、限界があると思うよ。
四六時中見てないと、公平な査定なんて無理じゃないの。
サービスの差が、チップの差になって、
人の判断でなく、自ずから結果に差が出る仕組みじゃないと。
あと、従業員が、接客のプロ目指してないと難しい。
どの店でも報われるとは限らない仕事だし。
ま、その店は結婚式の二次会で「寿司食いたい」って無理難題言われて、
深夜営業のびっくり寿司まで走って調達して、
代わりにドンペリ三本開けさせるような店だから、
報われる店作りも可能だろうけど、チェーン店ではそうもいかないだろうし。
で、チェーン店で、ブラック化するのが一番問題かなって。
なんで、九十度のお辞儀って、勘違いした方に往くんだろ。
そんなの誰も望んでないのに。
別に良いサービスでなくても、不快にならなきゃいいだけでしょ。
ファミレスとかに誰もそんなに多くは求めない。
HighLandsCafeがスタバ方式に変えて、
オーダーや支払いでの接客機会減らしたの正解だよね。
水もセルフになったし。
(昔は、水くれって言って無視されたことよくあったなぁ)
オペレーションのコスト減らしつつ、不愉快を生むチャンスを潰す。
マックジョブって簡単に人は言うけれど、
高度な設計力を要求されるもんだと、つくづく思う。
で、この記事を読んだ。
すき家の「鍋」オペ改善で再投入。
http://blogos.com/article/99105/
最終的には収斂してくとこに、収斂してくもんだと思うよ。
その工夫を怠ったとこは、淘汰される程度には、市場原理って機能してるよ。
リフレの行く末、明るくなさそうだけど、
円安ごときで、国際競争力回復とか、
コスト高なインフレでデフレ圧力退治とか、
それが、もし失敗するなら、
市場原理がそれなりに機能するこの社会で、
皆シノギ削って生きてるという現実を、舐めすぎた結果だ。
短期的なカンフル剤と長期的な収斂を見誤ってはいけない。
こりゃ、暖かくなったら、次の手打てるように準備しなくちゃ。
と思う今日このごろ。
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