岡田斗司夫望んで捕まるべきで、生きてる値打ちを佐野実で思い出す。

岡田斗司夫が危機管理を誤ったと、指摘するのは容易だ。
問題は、何をもって失敗と見るか。
 
先週ニコ生見たら、どうしようもなくツマラナくなっていた。
一連のスキャンダルで消耗が激しい。
まるでパサパサの食パンのよう。
ツヤを失い、水分は抜けきっている。
 
 
最大の失敗は、
 
岡田斗司夫が、どうしようもなくツマラナくなってしまったこと。
 
 
出口戦略の問題というよりは、優先順位付けの問題か。
岡田理論に基いて考えてみた。
 
ああ、そういえばオレ、以前名古屋で友人と飲んでて、
評価を稼ぐなら、佐野実が理想なんだ、
そんな話しをしていた。
 
 
 
ども、あまり正月っぽくないバンコクは良い天気です。

そろそろ渋滞が始まる時刻です。
 
そんな今日このごろ、岡田斗司夫祭りが止まりません。
twitterや2chから目が離せない日々を送っています。
 
 
ゲスい愛人リストがリークされた後も、複数の女性から告白があったり、、
 
twitter上では、吉田豪と、キスプリ暴露のA子さんに情報が集積してゆきます。
2chではそれを受けて、アンチ派と信者派が戦いを繰り広げています。
 
名も無きA子さんの暴露から、燎原の火の如く燃え広がり、
結果、岡田斗司夫は自らの組織を投げ出さざるを得なかった。
自身の唱えた評価の力をマイナスな方向で体現しています。
 

現在も暴露は断続的に続き、信者側は鎮火を目指している模様です。
 
善悪の判断はおいて、また戦術的エラーはべつのこととしても、
戦略的に根本が間違っているように見えます。
 
 
 
悪名は無名に勝ると言って、
炎上はキャラクター変更のチャンス言って、
 
実際は、過去と変わらぬコンテンツで、
新たにシナプスという仕組みを間借りしてサロンを開く、
 
これ矛盾してないか。言行不一致。
 
 
ラーメン屋に例えると、
 
もともと、そこそこ客は入っていたけど、最近はやや停滞ぎみ。
新商品の発表で味の劣化には拍車がかかった感があった。
 
そこに、船場吉兆的なスキャンダルが発生。
火消しに追われた結果、店主は店から離れ、
規模縮小して、べつの店を間借りする。
味も変わりばえしなさそうだ。 
 
 
前と同じ商品なら、前の店で再建目指すべきだし、
畳む気なら、せめて別の商品で勝負すればいいのに。
 
 
そんな状況です。
前の店では弟子の育成にも失敗していたみたいですけど、
それはおいておいて。
 
 
 
評価(信用とか評判)のバランスシート。
 
資産の部
 シナプスに人が集まったり、信者がまだ残っている。
 しかし、これは大分減ってしまった。
 
負債の部
 スキャンダルの悪評。
 鎮火という形で圧縮を目指してるらしい。
 
 
これがバランスするのかどうかは、今後の展開を見なければ分からない、
 
でもね、 
味が不味い(コンテンツがツマラナイ)んじゃ、評価のキャッシュがいずれショートするよ。
今のままじゃ。
吉田豪との対談やればいいのに。
 
 
仮に、凡百な味で細々とゴーイングコンサーン出来たとしても、
それはやってることの大変さに見合わないよ。
信用残高自体は回復しないもの。火消し作業という返済は延々と続く。
 
割に合わない戦略を採っている。
 
 
 
王様、軍人、学者、職人と4タイプに人を分類するのが岡田理論。
 
王様なら人気店、話題になることに喜び、
学者は儲かる(勝つ)ことを目指す。
学者だったら仕組みを解き明かし、チェーン化するか。
職人は当然、味を追及する。
 
 
岡田斗司夫は王様タイプなのに、縮小再生産とは、らしくない。
延命でなく歓心を。
負の評価でも構わない、それでこそ王様なのに。
 
で、延命の為に、味まで犠牲にしてる。
職人じゃないにしてもさ、不味くちゃ人気は続かないなあ。
まあ、特徴ないと、旨いだけじゃ飽きられちゃうけど。
折角、出せる特徴もあるのに。
 
ほんと何やってるんだろ、
うっすい、ディズニーランドの話とか。スカスカで。
 
 
特徴あって、クオリティも高く、
行列呼ぶ商品はそれじゃないじゃん。
 
結果、捕まったっていいじゃない。
王様のプライオリティは勝ち負けじゃないもの。
 
 
まあ、オレは職人タイプだから、
コンテンツのクオリティ劣化させて、延命したって、
生きてる価値なんて、無いじゃんって思いますけどね。外野ながら。
 
 
 
生きてる意味は、知る、考える、伝える。
確かそんなことも、言っていた。
 
インプットして、独自の加工して、アウトプット。
遺伝子の働きも、人間個体の活動もいっしょ。
 
 
やっぱ折角生きているのだから、
 質の良いインプットして、
 オリジナルな加工を残して、質を保ちつつ、
 伝えるべきを伝えたい、
 
 
名古屋で飲んでたときに、
 評価は誰から稼いでも同じなのか、
 どんな評価でも歓心なら同じなのか、
そんな話をしていた。
 
どうも違う気がするんだよね、性質が。
自分が望まない評価を稼いでも意味ないんだ。
「伝える」の意味に関わることなんだけど。
 
頓珍漢なお褒めの言葉をいただくことほど、辛いことはない。
出来て当然のことを褒められても不愉快だ。
 
ちゃんと伝わるってそういうことじゃない。
オレ職人タイプだから、佐野実みたいに、
 
私語禁止とか、香水お断りとか客にワガママ言いたい。
それでも、味の力で固定ファンが居るなら、評価的に成功。
 
私語禁止は良い状態で食べろ、待ってる客を待たさない。
香水はもちろんラーメンの風味を損なう。
で、ちゃんと味わってもらいたい。
 
大量の評価は要らない。
 
まあ、 
それが可能なことなのか、技量の問題もあって、分かんないんだけどね。
 
  
そんな話をしていた。 
 
 
 
だからやっぱり、誰とつながるかが重要。
って、ことでもあるんだなあ。
むしろ積極的に、私語禁止、香水お断り。
 
 
フト検索してしまった。 
いろんなことあって、必ずしも順風満帆ではなかったんだよね。
 
佐野実その後
http://ameblo.jp/sanominoru/entry-11884269845.html
人生の意味は知る、考える、伝える、なんだから。
 
 
岡田斗司夫もこのまま、デガラシな再生産は断念しねぇかなぁ。
信者は鎮火じゃなくて、むしろ、塀の向こう側からニコ生配信要望しろよ。
 
指じゃなくて、指さした方を見るのが信じるってことなのに。
弟子の育成に失敗したんだろうなぁ。
 
向こう側なら、雑音も断って、コンテンツまとめられるし。
話題性もクオリティも格段に上がるだろう。
 
 
人間としては正真正銘のクズだが、それでも面白い、
って言われなきゃ、甲斐がないんじゃないの。
クズなんだから、今更周りへの影響とか考えるなよ。クズなんだから。
 
 
まあ、
優先順位付けを行うことは、ほとんど出口戦略。一生でも多分同じ。
 
刺激的で、ハイクオリティなコンテンツ配信、
向こう側からやってくんねぇかなぁ。
 
 
 
 
オレは、評価経済的なシフトはそれでも必然と思ってる、依然として。
スガシカオもCDはもう売れないって言った。
コンテンツフリーは揺るがないけど、グレイトフル・デッドな実践は難しいね。

思うほど上手く行かないことも多いが、それでも明日はやって来る。
 
 
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