[2015.02.26-2015.03.15]
インド飯は、辛いだけでなく、油っこく味が濃い。塩分濃度も高いはず。
バングラの飯も基本同じ。やや塩分控え目な分美味しく感じるが。
日本食の調達も難しく、肉体的にも精神的にも参ってしまったときに、
中華料理はオアシスたりえるだろうか? この地でも。
日本食が無いときの中華といっても、
やっぱり救われるのは汁もの。チャーハンばかりでは無理である。
台湾に居るときも、最初は旨いのだが、その油がボディーブロウのように効いて、
3日目にはKO負けした。
インド飯なパキスタンではもっと酷く、
西側、アフガンに近づけばシンプルな焼き物も増え少しラクになるが、
東側はより水分少なく、インドより油っこいので、より過酷なカレーである。
最初に食べたそのときはウマくても、
油、辛さ、塩分、の過剰を3つ同時に食らうローリングサンダー的な衝撃が、
人体に蓄積されてしまう。
カラチで食べた焼きそばと中華風の野菜スープは確かにオアシスだった。
ラワルピンディでガイドブックに載ってた中華屋でのワンタンメンも同じく、
油と辛さと塩分に辟易としていた胃腸には有り難い存在であった。
さて、ここベンガル地方。コルカタ及びバングラではどうだろう。中華。
コルカタでは、
宿到着の夜、近所の食堂でインド風な中華をいただく。
野菜ラーメン55rs、モモ50rsをオーダー。
野菜ラーメンは麺がボソボソで物足りない。(後で考えれば贅沢な不満)
モモは餃子のようだが、似て非なるもの。クタッとしたカレーまん。
もひとつ、サンタナの近所のインド風な中華屋で、
焼きそばと酸辣湯を頼んだ。
味付けはイイのだが、油からは逃れられない。
チキン入り酸辣湯30rs。味はそれっぽい。酸はライムで演出。やっぱ油分多し。
チョーメン40rs。縁日で食べる屋台の焼きそばによく似てる。懐かしい味。
サダルにある、香港飯店という中華屋にも行った。
野菜ラーメンとエビチリ(ライス付き)を頼んだ。計140rs位だったはず。
オーナーは南京の人だと、同席した中国人(在アモイ)が言ってた。
ローカルの食堂のと同じで。麺がボソボソ過ぎるかな。
スパイシーではあるが豆板醤のそれではない。
美味かったけど、イメージしたエビチリとは非なるもの、似てもいない。
マズイ訳ではない、しかし、
イメージしたものとは、何かが違う。
プノンペンの中華屋の中華は本当に中華なのに何故?
ここはインドだからという答えが返って来るのは分かってるが、
満腹でも釈然としない。
可能であれば、無理やりにでもサンタナに泊まって、飯食べた方が正解。
だけど、
ローカルな店だけで、という縛りなら、
野菜ラーメン的な、薄味で水分大目なメニュウで胃袋を満たす。
これが唯一のエスケイプかもしれん。
ダッカでは、
現地では高級なタイ中華の店に行った。
二人で1010tkと奮発。大変ボリューミーであった。
トムヤムクン 似て非なるものだがマズくはない。
チャーハンとエビの炒めもの チャーハンは中華。炒めものも美味しい。
味は悪くないけど、やはり油からは逃れられない。
中華とはそういうものと言われそうだけど、
やっぱ、中華とはちょっと違う。
チッタゴンの屋台で、カレー味の焼きそばも食べた。(20tk)
やっぱり焼きそば関係が一番馴染みの味に近い。
で、結局、今回の旅を通しては、
元気なら昼一食だけは、食事らしく焼きそばまたは、食欲旺盛ならカレー。
もうちょっと元気なければ、朝食にジャガイモの包み揚げ(5tk/個)とか。
それ以外の食事は全て果物とした。
果物で胃もたれすることはない。
インドの列車内で50rsでぶどう買うと食べきれないほど。
みかんも買った(5個50rs)。味は夏みかんだった。
バングラで食べるカレーは一週間に一度なら旨い。
チキンカレー。チャイもたのんで120tk。チッタゴンにて。
チッタゴンでは50tkだと2房くらい。りんごは小玉を25tkで買った。
ここで、ぶどう買う。ざくろは買わなかった。
あと、すももなのに中身はりんごな果物も買った。
小ぶりは倍の値段で、大ぶりの方購入。1kgで50tk。
いずれも、果物はとても美味しい。そのうえ水分と酸味も同時に摂取と二度美味しい。
特にぶどうはとても甘くファンになった。
食事がボリューミーで油分過多だから、
ぶどう二房で50tk程度なら、
カロリー的にも、金銭的にも、それで調度いいと思う。
そういえば、こんなことがあった。
サンタナのスタッフが夕方、市場へ買い出しに行くというので、
従いて行った。路面電車(5rs)にも乗った。
(見難いが、奥の方に映ってるやつ)
大根というものを見かける。大根のおみおつけというものを久しぶりにいただく。
鶏を1羽締めてもらったのだが、
宿のスタッフがレバーと砂肝は要らないと、とんでもないことを言い出す。
危うく止めた。オレのために焼いておくれな。捨てるくらいなら。
モミジもくれるのだが、それは断念した。
ベトナムではよく食べてたのに。焼いてよし、ダシによしなのだが、やむなし。
ラオでは鳥の頭も焼いて食べてた。
荷物持ちのご褒美に、レバーと砂肝で晩酌した。
フレッシュで大変美味しゅうございました。
タイでは一串15バーツくらいか、なんでもないことがシアワセだった。
失って初めて気付くこともある。
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