[2015,03.12,2015.03.20]
セントラルダッカを歩いたのは二回。
一回目は両替の後、独立戦争博物館を目指して、迷いまくる。
次は、国立博物館を見学して、その周辺を歩いた。
オールドダッカはまだ細い路地に低層が密集して残ってる。
オールドダッカを抜けると、交差点は賑わう。
(ビルの上にビルの増築には驚いた。)
更にモティジール(Motihjeel)に出る。道路が広い。
大モスクの脇を抜け、
銀行で日本円を両替した。
セントラルに出ると街並みが変わる。
開発はどこでも、見つけられる。
その後、公園をブラブラしたりした。
独立戦争博物館、分かりにくく大分迷ってしまった。
ダッカのセントラルは、
国の立法、行政、司法が配置され。
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大学や、
ここは芸術系のキャンパスらしい。
放送局なども、
ここは、首都機能の中心だと実感。
公園に出て、、
東京駅から日比谷あたりまでを歩いてる感じかと、脳内で例えていた。
集合住宅とおぼしき、建物も見かけた。
キリスト教の教会も見かけた。
新興エリアでは無いので、建物はやや古いか。
それでも、広い区画の道路の両側は絶えず新陳代謝が起こってる。
これでなんでまだ、最貧国のイメージが払拭できないか。
バングラデシュGDP上昇中。
http://ecodb.net/country/BD/imf_gdp.html
もう成長期に入った国とみて、いいだろう。
名目GDP総額ではベトナムの次いで57位。
購買力平価では35位である。
http://ecodb.net/country/BD/economy/
これで、何故、バングラと言えば貧困。なのだろう?
ヒントを幾つか探していた。
やっぱ一人あたりで割ると、途端に数字悪くなる。
156位は最貧国に相応しいか。
http://ecodb.net/ranking/imf_ngdpdpc.html
兎に角、人多いからね。
バスから見かけた農村地帯はホントに田んぼしかないから、
縫製と出稼ぎが主要な産業の国で、
農村部の所得は低いということだろう。
もうひとつは、ダッカに対する一極集中が凄まじいこと。
800万都市のダッカだか、
第二の都市チッタゴンはダッカの1/3の規模、
第三都市クルナはチッタゴンのさらに1/3。
中央とそれ以外の差は激しいので、
全体でならすと、最貧に見えてしまう。
逆にそれだけ、ダッカの発展が強烈ということ。
しかも、外資あまり見かけない。
最貧というと、
スラムでストリートチルドレンが溢れるようなイメージを持つが、
農村部が所得低くても、そんな暗さはない。(みたい)
そりゃいずれ、
中央のエスタブリッシュメント対地方という構図は、
タイみたいに起こるだろうけど、
不当にイメージ悪すぎ。
援助受けるにはその方がいいかもしれんが、
実際のところ、多くは有償だったりもする。
しかし何よりも、外に開かれてない。
観光客だと言ってるのに、何故来た、ジャーナリストかと訊かれる国。
閉鎖性のおかげで、実態の勢いより、注目が低いのではないか。
そして、
隣国インドの影に隠れて、その成長が目立たない。
しかし、インドよりは、スピード感ある政策チョイス可能ではないか。
どのタイミングで、より開放的な経済政策を取るか、
その時間が問題かな。
独立までには、甚大な損失を出したけど、
インドより俊敏さみせて、その甲斐あったと、実感したいところ。
ま、少なくとも、パキスタンずっと優位だ。
インドとの関係は、そこまで緊張してないし、
紛争抱えるのは、ミャンマー国境側の少数民族の地域だけだし、
(イスラム過激派のニュースは何かとあるけど)
内政はアワミ連盟でしばらく続きそうな気がすんだよね。勘だけど。
政治は腐敗し、行政は非効率で、財政は真っ赤でも、
それを上回るダッカの成長は、
もっと注目されていいだけの地力がある。
まだ、新興エリア行ってもみないうちからそう思った。
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