ジャガイモ収穫 予想外の結果と総括

梅雨入りしたというのに、ここ秋田では一向に降らない。
日照り続きの影響が農家の方々からも聞かれるようになった。
晴れた日の夕方に、そろそろ頃合いかと、収穫する。
 
[2015.07.13]
枯れたというより、ヒドイやられよう。
 
「植えただけ」は、実だけ残っている。

マルチ組も終了。

病気の可能性もあるのかな。
テントウムシやらカメムシやらに喰われた結果みたいではあるが、
テントウムシはそこら中に喰いついていた。
 
元気なときは大丈夫でも、弱ると途端に喰われる。
トマトのように虫が嫌いな例外を除き、これはどうやら一般的な法則。
虫が黙って枯れるのを見守ってくれることはないので、
とりあえず、最後はこうなるものかと。考えている。
 
いずれにせよ、実をつけたらそろそろ終わりで、
虫にタカられ始めたら、晴れた夕方にでも、回収しちゃった方がよさそう。
 
 
で、問題の結果は、
 
「植えただけ」から、

ああ、これは全然ダメだ。しかもヤラれてるし。
 
結局、8個も植えてこれだけ。(イモをつけるに至らず失敗も1個あった)

 
 
マルチ組の埋めただけはどうだろう? 

なんとか、付いてる。
 

うーん、もうちょっと多いかと思ったが、まあ収穫は出来た。
 
 
耕したバージョンはどうか?

あまり差がない。まあ収穫は出来た。
 
 
耕す+元肥は?

多少多いかな。そんなに差がないか。
緑のは地表に出てしまったため。もう少し深く植えるべきだったか。
 
割れが多少目立つが、
日照りが続き、タマに降るという天気の結果だろうか。
 
 
 
最初のジャガイモの総括。
 
1.タイミング
 予想よりは少ない。せめてあと2割増しくらいかと思っていた。
 開始したタイミングが遅く、
 暑さが本格的になると、ジャガイモはもう育たない。
 小さいタマが大きくなる時間的余裕がなかったな。
 梅雨入り前後に収穫できるように逆算して植えないと。春は。
 逆に早く始めれば、春シーズンだけでも、時期をずらして数回収穫可能だろう。
 
 
2.マルチ
 マルチの効果は絶大で、競合する雑草を完全に抑えきったのが大きいのではないか。
 地中の状態を一定に保つという効果もあるが。
 ただ、本番の自給自足生活で、マルチを買うかと言われると、無理かな。
 使用済みのマルチを農家の方から分けてもらえたら、マルチ使おう。
 草マルチと黒ビニールのマルチでは、やはり威力が違う気がする。
 入手出来ないときは、草マルチを手厚くする程度しかできない。
 競合する雑草を抑えることは出来ないだろう。
 
 
3.施肥
 堆肥を元肥としてクラツキで施した。
 効果はあったと思う。やるだけの価値はあると思う。
 特にスギナやヨモギが生える状態の土なら。(肥えた土ならまた別か)
 本番の自給自足生活では、生ごみコンポストから作った肥料が中心になるはずなので、
 鋤き込むやり方でいいかどうか、というのが課題。
 上から掛けて済めばそれに越したことはない。
 追肥は次実験する機会あれば、芽かきとセットで考える予定。どうせ手間を掛けるなら。
 
 
4.害虫、病気対策
 虫は基本気にしないで、喰われたら終了でいい。
 病気については、
 種イモを自家採種で使うこととか、
 連作にトライするときとかで、
 考えなければいけないかもしれない。それはそのとき考えよう。
 
 
5.湛水
 水やりは基本不要でいい。とくにマルチのときは。
 ただ、ホースで他の野菜に水やるときは、一緒に撒いてもいいかな。
 
 
ま、そんなところだね、分かったことは。
むちゃくちゃ良い結果という訳ではないが、
「やっていけそう」という手応えはあったよ。
 
省労力、低コストでもジャガイモは収穫可能。
恐らく耕作放棄地で始めたとしても。
 
 
味とか、今後のイメージについては次回。

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