今回の東京滞在は余裕あるスケジュールでセミナー三昧で、
気付いたこと、もうちょっとメモっときます。
この残酷な世界で、最少労力最大効果を求める生き残り方、
考えてしまいました。
それはともかく、
ようやく、朝晩は冷え込みきつい関東脱出しました。
那覇までLCCで夕方到着。
晩酌は美味しいので、つい飲み過ぎてしまいました。
最初はオリオンビールから。
島豆腐旨し。
刺し身びっくりするほど美味で、泡盛に切り替える。
クリーミーな味わい。
コラーゲンも摂取。
もずく天も忘れちゃいけないと注文。
大阪もそうでしたが、沖縄景気イイんじゃないでしょうか。
どこも中国人だらけで。
で、暗いうちにフェリーに乗り込み与論島に到着。
暫くここでお世話になる予定です。
南国での農業修行開始です。
農業の中心はサトウキビで、TPP直撃でしょうか。
徳之島、沖永良部島とは事情が違いそうです。
ま、兎に角。日本の冬に耐えられるかどうか、ここでトライしてみます。
よろしくおねがいします。
えーっと、何の話でしたっけ、
ああ、セミナーのメモを。
基調講演があって、次に商品の紹介、それから勧誘。
それはセミナーでの基本的なパターンなのだけど、
あまりに対照的な例を経験してしまった。
最初の講演の段階でダメだと、皆んなとっとと帰っちゃう。
貴重な人を講師に招いたりして、基調講演はしっかりとしたもの。
露骨なセールストークでなく、勉強になる内容。
少なくとも今回は、コンテンツ自体がダメという例は経験しなかった。
が、商品紹介になると、いきなりレベルが落ちるケースあり。
専門家を呼んで、高度な内容の講義しておいて、
初心者というか、素人でもおかしいと思うようなセールストーク。
商品自体の理解も乏しく、
商品が良くても、この人からは買えないな。
これじゃ却って信用を失うんじゃないか。
初心者を勧誘したいなら、講演内容も初心者向けにするべきだし、
高度な講演するなら、そのターゲットが納得するような商品説明でないと。
そうとうお金掛かってように見えるし、
営業さんの数も多い。
こんなセールスしてしまう意味が分からなかった。
其のレベルの人にだから通じる商品魅力訴求するけどね。オレなら。
ま、基調講演だけ聴いて帰りゃいいだけだから。構わないけどさ。
それと対照的なセミナーもあり。
逆は初歩的な内容だけど、ポイントをしっかり抑えていた。
無茶な誘導はなく、どこに出しても恥ずかしくない。
そして、初心者向けに個別相談を受け付ける。
多分この業者さんなら、
相手の話を聞き、相手にあった商品を紹介できるだろう。
そして、少数精鋭というか、営業さんをイッパイはべらすというやり方はしない。
相談窓口の席でじっくりと待つ。
社内の人が講師だったこともあり、
会社の実力を感じたよ。
ま、商品の性質が違うからね。
同一には論じられないが、
セミナーを企画する段階で営業会議とかしないのかな。
前者については講演内容がいいだけに逆に心配してしまった。
あるいは、それが最も効果的な戦術なのか、
ターゲットはあくまで初心者で、
高度な講演は人寄せパンダまたは権威付けにすぎないという割り切り。
お金の知性低く、ややリスク高いものに手を出すマスな需要があるのかな。
ファイナンシャルインテリジェンスが高い人なら、
セールスしてもどのみち無駄ということはあるのか、
自分で勝手に判断するだろうから。
一見、合理に見えないことにも合理はある。
ただし、その為には不健全な状態を想定しないといけない。
世の中のレベルが相当が低いという可能性はある。
ある種のメソッドの紹介、ワークショップに参加もした。
起業系、マネージメント系それぞれで手法体験セミナーにも出た。
どちらも、メソッド自体はなるほど、実践で使えるもの。有効と思う。
この手のセミナーでは、小グループでお題をそのメソッドで解いてゆく、
そういうワークを必ずやるもの。
そういう時は、ロールプレイ的にワークの中で役割を演じつつ、
メソッドが意図するところを汲み取り、体感でその有効性を評価する。
要はやってる作業やディスカッションそのものに没頭するのではなく、
セミナーの構成を俯瞰的に眺めながら、
プレイする自分と、その効果を評価してる自分、
2つの視点を並行して持つものである。
が、そういうことを意識出来ずに、
ただ反応してるだけというレベルの参加者も居る。
セミナーの時間は限られてるんだから、せめて、
最初一旦は正常系の大通りを歩いてみないと。
意図が飲み込めないってのは、非効率で時間もったいないなぁ。
わざわざ、目的もってセミナー参加するのに。
いろんなレベルの人材の中で一緒に、仕事すること、
ワタクシ随分とご無沙汰である。
仕事してた頃のこと少し思い出した。
そこまで構造把握というか俯瞰力が無いのは、随分とレベル低い。
が、
そんなことザラだ。半分は平均以下でも正規分布だし。
起業系では、
批判のため批判しかしない30代と同じグループに。
「適切な人をバスに乗せ、適切でない人をバスから降ろす。」
「何をするかより、誰とするかの方が遥かに重要。」
という金言を久しぶりに思い出した。
マネージメント系では、
意図を汲み取るだけの柔軟さが無い古い人と、
指示と指導の区別のつかない古参な人、に出会う。
能力は様々な方法で補えるから、能力が無いのは構わないけど、
「知らないことを知らない」というジョハリの窓は避けたい。
自分に対する客観性の乏しい人は一生そのままだなぁ。
作為抽出で申し訳ないが、
日本のホワイトカラーの生産性はまるで向上していない。
むしろ時代の変化が大きく速い分、
生産性の劣化はより進行しているのではないか。
金融緩和で日本経済がどうなるもんでもないと思う。
現役当時、無能な上司多く、逆に部下は頑張ってくれた。
やはり、それは偶然でないね。
チームビルディングする場合や、
組織という環境に身をおく場合、
誰と付き合うかで、人生決まってしまうね。
それと情報感度の差は、致命的だね。
労働してた当時を思い出して、しみじみと思う。
そんなこと、強く自覚出来ず、
環境に引きづられて何年人生を無駄にしたのだろう。
オレはレベル低いなぁ。
かつ、無能な上司であったことだなぁ。
シンクロニシティのように、こんな記事を読んだ。
2流3流先輩社員の小言を聞いてはならない
http://toyokeizai.net/articles/-/88711?page=3
仕事に関係のない人間関係は誰であれリストラし、自分の成長に寄与しない社内の2流3流の先輩や年上の話は時間も無駄だし、聞いていてストレスがたまるので聞かない、趣味など仕事以外のことは中途半端にしかできないとストレスがたまるので時間を費やそうとしない――といったあたりです。
-中略-
私は、自分が3流であるという強烈な認識の下、仕事での成長に注力したということです。3流のくせに楽しく友人と酒を飲んだり、趣味を持つこと自体がおかしいだろうという考えで、自分自身を納得させていました。
-中略-
自分勝手に聞こえるかもしれませんが、自分が主人公の人生を送る努力をする、と言い換えられるかもしれません。ですから、自分に課す目標も自分との戦いです。少なくとも周りの雑音などは徹底的に無視し、成功を目指して日々前進する喜びを見い出すべきです。そして、ネガティブな発言をしないようにしましょう。ネガティブなことを言う人とは付き合わないことも大切です。淀んだ空気や3流の空気の中で過ごしていると、気がつかないうちに自分にも感染するので要注意です。
今回ワークに参加して、職場というもの思い出した。
職場はお金の為に居るようなところじゃない。
お金の為なら、お金に聡い人間になった方が適切な手段だし、
やり甲斐も成長もない職場にいたら、自分も淀むだけだ。
しかも自分が3流なんだもの、周りが2流ならむしろ御の字、
でも嫌なものはイヤ。
もし、人生がリバイバルするなら、
ダメな環境に身を委ねないで済むイイ準備、出来るかなぁ。
また、その状況からスグに逃げ出せる決断できるかな。
日本の一人あたりの生産性が変わるのって、
あと15年くらいかかる。
もっと世の中の仕組みが急激に変わってから。
世の中のレベルは驚くほど低い、常にその可能性は排除してはならない。
これくらいはという思い込みは禁物。
しかし、レベル高いものも普通に存在してしまうから難しい。
フィナンシャル・タイムズのトップページ毎朝(日本時間)見るだけでも、
今マーケットがどんなテーマを追いかけてるのか、ある程度わかる。
日経新聞で特集される頃はブームの終焉。
と講演でなるほどと聴いた。
一方で、
朝日新聞信用できないから日経新聞読むという人だっている。
BSジャパンでモーニングプラス見れば、
引けたばかりのNY、前日の東京、
株も為替も石油や金の先物も10年国債もまとめて伝えてくれる。
それからNHKBSに換えれば、アルジャジーラも日本語で聴ける。
日本のテレビだって捨てたもんじゃない。
が、
たまたま、鬼怒川決壊のときに地上波つけたら、
逃げ遅れて救助された人に、
「今の気持ちは?」ってレポーターが訊いてた。
せめて、状況を訊けよ。
世界は残酷なものだなぁ。
まあ、せめて、
付き合いたくない人とは付き合わなくていい自由を行使できる現在に、
感謝しよう。
貴重な自由を大事にしたい。
そして、
どんなレベルも常にあり得るという現実を意識する。
多分学ぶべきは、そういうことだったのだろう。
質問コーナー、お問い合わせは、sanpome.net@gmail.com まで。
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