越冬とマネジメント

基本毎週火曜はオフということにしたので、
部屋から市街地まで歩いてみた。
[2015.11.10]

今日は波も高いし曇り空。半袖ではもう肌寒い。
 

片道30分くらいかな。
 
 
具体的に移住に繋がる情報は無かったが、思うところはあり、
やはり週一日くらいは考える時間必要。
午後は市街地のオシャレカフェへ。

バナナケーキ300円、アールグレー400円。
ブログ書いたりしてた。
 ココで商売始めるなら、
 自分で顧客獲得出来きた分だけの分で成り立つよう、
 可能な限り既存の資源を活用し、最小の資本で。
 営業で結果出してから生産するくらいで丁度いい。
 
って、書いたけど、
有機農業志して与論へやって来た人が、撤退することになったとカフェで聞いた。
 
成果を出すには、成果を出す可能性がより高い考え方しなくちゃ。
しみじみとそう思う。
 
ここで自分がビジネスするなら、どうするだろう。
与論島限定のポータルサイトを立ち上げて、販売代行かなぁ。
在庫リスクは抱えない、あくまで売ったら手数料貰う。
 
商品は与論島らしいものなら何でも、
古民家民泊、農業体験、漁業体験、その他ライセンスいらない範囲で。
食品とかも名産品それなりにあるし、

畑の脇に植えたバナナがなる程度には日本で珍しい作物も出来る。
 
自分で生産とか建物とかの設備投資は一切しない。
カード決済機能ナシなら、あまりお金掛からない。代引きノミから試すか、
面白そうな商品の提供者を探して、交渉しながら。
 
「与論島」で検索して必ず上位表示されるように出来れば、チャンスはあるかな。
いずれにせよ、販売代行だけ、資本投下は大規模にしない。
 
 
作ることは成果じゃなくて、利益上げることが成果なら、
まずは売ることから考えなくっちゃ。
 
 
 
で、今の自分にとって、成果を上げる考え方とはなんだろう。
 
条件に合った移住先を見つけること。のはず。
いきなりそこまでは行かない。
 
候補を沢山見ること。不動産投資のときのように。
ただし、物件の場合の現地調査と違って、少しは住んでみないと移住は分からない。
以前と違って、その点はハードル高い。けど、
 
あの時出来てたことくらいは、今も出来ておこうよ。
そう、ストライクゾーンを明確にして、機械的に探す。感情はいちいち使わない。
ボールは見逃し、確実にストライクだけを打ちにゆく。
だったよね。

でも、その為には、日本で越冬出来るか?
その結果如何でストライクゾーンは大幅に変わってしまう。
 
今の段階では、適切なストライクゾーンの設定が出来るだけでも、
有効な成果なのではないか、
 
 
空き家って、どんなふうに借りられて、買えるのか、
手続きと相場勘、越冬トライアルの間にもう少し鍛えるべきか。
あー、少しは計画的にやんないとイカンか。
 
 
農業の人はマネジメントに長けてないとか言っといて、
スケジュールやタスク管理、自分は出来てんのか、って考える。
 
 
 
で、マネジメントについてちょっと勉強。
越冬といえば、こんな本を読んだ。

ワタクシ、小説も映画も内容よく知りません。
「軍隊が訓練中に雪山で遭難する話」という漠然とした理解で、
 
如何にも日本的な組織というか、意思決定というか、マネジメントというか、
サラリーマンは辛いよみたいな、そんなテーマだったとは。
 
 
ケーススタディでは、強行派の隊と慎重派の隊の2パターンを登場させ、
慎重派の周到なリスクマネジメントとの対比で、
強行派がいかに負のスパイラルにハマって行くか、
絶望的な雪山の情景をバックに浮き彫りにしてゆきます。
 
小説の方では、
幹部が雪中行軍のデータを取るため、
第5連隊に強気なプランを断れないように仕向けてゆく、
人体実験的な冷酷さにウエイトが置かれ、
 
映画版では、
高倉健演じる理想的なリーダーシップと、
三國連太郎の怪演する日本の典型的な中間管理職、
そのコントラストをより見せるようなシナリオだそうです。
 
史実は、ウィキペディアによると、
2つの隊が同時期に八甲田山に挑んだのは偶然であり、両隊を競わせた訳ではないらしい。
ただ、このデータが日露戦に貢献したのは事実らしい。
 
ナポレオンもヒトラーも寒さを舐めて、寿命縮めましたからね。
日本が辛くも勝利したのは、周到な準備あってのことらしいです。
 
ホントに恐ろしい。寒さって。
 
 
で、話しを本の内容に戻すと、
強行案を断れない、その時点で既に詰んでいる。
としか思えないけどね。

 命令系統が中途半端な組織。
 小さなテスト経験を積まず、いきなり大規模な本番。
 最悪への想定が全く無い。
 熟練者(村人)の警告を無視。
 
まあ、要因を挙げてるけど、
この程度のデスマーチは至る所日常茶飯でしょう。
私も読みながら、働いていた頃のこと数々思い出しましたよ。
 
隊員の中に体調崩すもの出始めたら、危険な兆候。
既に負担がおかしいかもしれない、
欠員が出ても補充無く、更に隊員への負担増えるかもしれない。
 
自分が体壊したら、こちとら、おまんま食い上げですから、
同じプロジェクトには長く居ない、短期決戦で成果を見せる。
で、死の行軍を避けていましたね。
ま、目測見誤ることも多かったですけど。
 
 
そんなこと思い出しました。
寒さには無理せず、ダメなら即撤退。
周到な準備を。ですね。
 
 
 
他にも何冊か読んだが、タスク管理について出色の出来。

これは何度でもおさらいすべきだな。
 
 最初は洗い出し。分類しない(判断を入れない)。
 カレンダーに書く。
 ルーティンとそれ以外。
 兎に角書き出す。
 自分でなく環境の方を変える。
 バッファは塊で。
 兎に角記録する。時間を測る。
 
この辺は特に。
 
あともう一度、時間の使い方を知る。
定休日は緊急性低くても重要性高いことに時間を投入しないとね。
 
時間とお金だけでなく、ヤル気もリソースだから。
スキルでヤル気を沢山使わず実行出来るなら、省コスト。
成果を出す可能性の高い考え方をしなくちゃね。
 
 
越冬トライアル中に、空き家を借りることの現状理解並行して進めておこう。
ストライクゾーンの確立と候補地行脚は、春からでいいよ。
たぶん、空き家のこと調べながら、
それまでには、もうちょっとタスク分解できるようになってるだろう。

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