やんばるの山で小休止。人付き合いの制限ということ

やんばるは真面目で情にも厚いって聞いてはいたけど、
油断は禁物、だって島だもの。
そんな気持ちで臨んだやんばる行きだったが、
山の奥は島であることを忘れる。
2週間ばかり、人に疲れない環境で暮らしてみた。
[2016.02.20-2016.03.05]
 
那覇空港から高速バスで名護バスターミナルまで(2200円)。
更に一時間一本の路線バスに乗り(700円)、

バス停から30分ほど山を登れば、目的の家に着く。

 
実際は途中でファミマから電話して向えに来ていただいた。

 
最初電話が不通で、ああ沖縄の洗礼か、とも思ったけど、
暮らしてみれば、とっても健全。精神的にラクだった。
ここは島ではなく山だった。平地より2℃程寒い。
 
壊れたままの人じゃ、ここで生産農家はやれまい。
 
逆に、壊れた人と付き合うのは思いの外コスト高と思い知る。
何事も「何を」より「誰と」が重要だね。
 
人の付き合いも制限しつつ、
ごはん食べに来る人が居る程度には繋がりもあって、
これまでとは雰囲気が違う。 
 
やっぱ小国寡民は理想だね。
 
ただ、ネット繋がらないのは辛い。
けど、BSは観れるので、
朝モーニングプラスとNHK世界のニュースでキャッチアップできる。
地上波だけだと浦島太郎になるかもしれないけど、それは回避。
 
 
名護のファミマだとWIFI飛んでるのに、近所のファミマにはWIFI飛んでない。
最初、片道30分歩けばファミマで繋がるからって舐めてた。
 
路線バスで40分くらいで名護バスターミナル。
更にバイパスを15分くらい歩いた先に、

ネットカフェ、週一の休みにここまで征かねばならぬ。
 
名護市街に電源フリーでWIFIもフリーなカフェもあったけど、
 
確実に開いてるかどうか分からない。(月曜に訪れたときは休みだった。)
電源無くても良ければ、
産業支援センターで名護FreeWIFIに接続するのが一番安上がりだった。

 
 
 
名護は商店街とバイパス沿い見れば、今後の発展予想される。
バスターミナルから名護中心地まで歩いてみた。

商店街のシンボル、ガジュマルの木。
 
完全に、郊外型の都市だね。ここは。
シャッターな商店街とバイパス沿いの量販店。


そしてもうちょっとデベロップメント進む。
 
 
というか、沖縄全体で開発まだまだ進むだろう。
人口増えてるし、しばらく観光も好調だろう。
米軍から払い下げられる地域もまだまだ増えてくだろうし。
 
開発進んで、農業はやんばるの方にだけ残るかも。
本島では、少ない平地には建物立ってしまう気がした。
逆に北部の山の方は、国立公園になれば開発制限されるし。
 

 
ああ、それと辺野古移転、どう決着するやら。
和解といってもこれからだけど。


両論併記ということで。
名護市は反対の立場だけど、軍民併用で空港出来るメリットもあるらしい。
どうしても流通は一旦、那覇に集積してから分配となるので、
名護を起点な分が増えると、この僻地にとっては便利。
 
ま、騒音とか治安含めた安全面とかデメリットは当然あるので、
地元の反対も自然なことだけどさ。
 
 
那覇から名護までの高速バスで、米軍の収容地眺めてると、

いずれアメリカは沖縄を見捨てるって、
その想定もしつつの将来像を考えるのは難しい。
 
東アジアを混沌とした状況に引きずり込んでしまえば、
ワザワザ出掛けなくても、自国防衛だけでいい。
西の方に目を向けて、時差しかないと考えるには、
目に見えないものまで見なければいけないもの。
 
ま、それはさておき、
 
 
 
山奥は、自主自立の気概がないとやってけない。
ここで土地購入して、生産農家やるんだもの。
補助金に依存してたら、また違うビヘイビアかもしれない。
 
ここらへんは面大地な売り出しで、狭い農地の分譲はない、らしい。

ので畑のエンドが遠い。
今回は、生姜の収穫のピークで、延々と手で掘り出してた。
 
農地は柵で囲わないと、イノシシにヤラれる。

 
 
計画性ある仕事ぶり、ああプロってそういうことだよなって思う。
スケジュールも明確で、
年間計画だけでなく、
潮の満ち引きで肥料入れても効果的かとかのタイミングまであるらしい。
 
そして日々の作業の時間管理もキッチリしてた。
 
作業しかかるときも、予めコトワリを説明して、それから着手で、
指示にも澱みない。 
 
 
ああ、健全な環境って楽だね。
本来は当たり前のことなんだけど、
この世にせっかくいるなら地獄巡り。
逆にいろんなダメな職場のことも思い出した。
ま、それは自然な連想なんだけど、
 
 
 
何故かフト、高校時代のこと思い出した。
大学行こうって決めて、勉強しないと間に合わないと分かった。
(今なら違う判断出来るかなぁ。)
 
狭いのにいつも大音量でテレビ流してる家だったから、
スポンサーではあるが、理解ある環境ではなかった。
 
出来るだけ学校の図書館で粘った。
司書の先生に遅くまで付き合って貰ってしまった。
(今考えると、朝型にすれば家に居る時間もっと減らせた。)
 
 
高校は進学校じゃなかった。
大学受験の一日前に卒業式やるようなとこだった。

でも理解者で協力者も居た。
通常のカリキュラムでは間に合わないので、
放課後に補講してくれた先生も居た。
(本当にありがたいことである。)

生徒指導的な集会で貴重な時間を潰されることもあった。
「こんな大事な時期に」って内心憤ってくれた教師が、
本当の味方である。
 
 
1.一見味方風だけど、協力よりは邪魔する方々。
2.内心は分からないけど、私にとっては傍観者。
3.理解もあり、協力もしてくれる真の味方。
 
今思えば、自分の時間にとってどういう存在なのか、
三種類に分類出来た。
 
まあ運という要素大きいけれど、何とか大学受験で引っかかった勝因は、
1を無視し、2をやり過ごし、3と付き合う時間を増やしたこと。
何故かそれ思い出した。
 
 
付き合うべき人と付き合い、あとは制限して、
やるべきことに時間投入。
もし、壊れていたら、それを直さない。
つい、直そうとしちゃうから、時間を無駄にしちゃう。
そんなこと、オレの仕事じゃないのに。
 
 
また、それを可能にする自給自足だよ。

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