幾つかの空振り後で最初に出会った良書。
トレーダーはトレードそのものじゃない。
そうそう、そういう話から入るべきでしょ、入門なんだから。
儲かる儲からない以前に、大前提として語るべきことあるでしょ。
こういう人が居てくれて、良かったな。
はじめにリスクマネージメントと規律ありき。
橘玲はリスクがアルことは提示するが、如何に向き合うかは語らない。
それじゃ投資の入門書にならねぇよ。
命の次に大事な自分のカネをリスクに晒して、
それでもなお、規律を守れる精神、メンタル管理からスタート物語に、
出会うべき人に出会えたと、手応えを得たよオレ。
タイミングや量は時間外に決めとけ、
始まったら機械的に、プランに従うだけ。
勝率よりも大勝ち小負け、それが出来るのは規律のお陰。
一喜一憂がリソースの無駄遣いなのは、不動産投資の経験から知ってた。
衝動をコントロールするには、
自分が値動きの予想なんて出来ないと認めること。
システムに従う自信がなけりゃ、取引量を減らすことから。
まあ、無の境地で出来る範囲でリスクを取れってことね。
メンタルコントロールもとどのつまりは、リスクマネージメント。
自分の決めたストライクゾーンがぶれて、
本来木造アパート探してるのに、マンション一棟ものフルローンになびくとか、
そういうブレブレな態度のことだな。
で、取引のタイミングは日々あるんだから、
精神を消耗する度合いは、不動産投資より総量デカイな。
現地見てダメ、買い付け入れて通らず、はツライけど、
日々、浮いたり沈んだりって直接的な痛手だもんね。
耐えられる範囲、どんなときでも規律に従える範囲でリスクを取る、
一回の取引のリスクの限度を決めとく。
それを知っただけでも、この本のモトは取れたな。
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