山崎元に学ぶ誰でも出来て、ほぼベストな資産運用。「全面改訂 超簡単 お金の運用術」

道楽でも本業でもない人の資産運用。当然至極で合理的結論に到達してる。
営業トークに身を乗り出すようなら、山崎元先生に従った方が賢いなぁ。
でも、ギャンブルについての認識には異論ありだ。
 
 
ブログのコメント欄で勧められて、
山崎元先生の資産運用の本、ダウンロードしてみた。

 
驚くほど、真摯に、合理的に書いてあったので、紹介。
 
 
 
誰でも出てきほぼベストな運用法とは?
要約すると3種類にお金を分割し、
 
・当面困らない分はキャッシュで持つ。
 
・運用は、手数料の低い株式インデックス行い、
 国内のと世界ので2つに分散。
 
・資産保護は、個人向け国債とMRFで、
 この2つが最もリスクが低くかつ、まあまあの利回り。
 
 
普通に働いている人にはほぼベストの進言だと思う。私も。
手軽なもので、それ以外は手数料で喰われるだけ。
得は無い。
それ以外は本業か道楽かどっちかでしかない。
 
 
どの分野にも成功者は居るけど、
そういう人は本業に近く、時間も労力も投入してる。
 
報われるだけの労力の投入って、考えると、
山崎元先生の進言は最も手堅い、間違いがない。
 
特に、失うものがある人にとっての資産保護の場合は。
 
 
 
分かりやすく、無駄なく、必要なことだけ、
というスタンスで一貫して書かれている。
 
まあ、そうだよなって思うことばかり。
以下、挙げてみると、 
 
 
外貨預金や投資信託はとにかく手数料が無駄。
 
手数料の無駄だから、ネットで口座開設し購入する。
 お金の損得考えるなら、その程度のITリテラシーあった方がいい。
 
日本円で暮らすのに、海外分散は意味ない。
 これは本当に同感で、お金の分散の前に生活の分散だし。
 日本円以外では、米ドルの他に持っていたい通貨は無い。しばらくは無い。
 
必要なときは損得にこだわらず即解約。
 損失が出るときは、なかなか出来ないが、割り切る。
 流動性高い資産なんだし。いつでも必要なときが良いところ。
 
生命保険はやめとけ、
住宅ローン残ってて株やるとか、順番が逆。完済急いでからリスクとれ。
 
NISA使いにくいが、株式インデックス物置いとくなら。
確定拠出年金の方が利用しやすい。
 
 
 
ワタクシも投資信託持ってるから、実感としても分かる。
不動産投資始めるときに、買ってみた。
こんな経緯で↓。
『なぜ不動産投資を始めようと思ったか? ボクの不動産投資体験記 Part1』
http://xam.jp/get.php?R=15399

 
 長期投資なアセットアロケーションで投資信託で分散投資という人と、
 投資信託は無駄、買うならノーロードのインデックス物のみという人、
両方が居た。
 
確かめようと思って、FPさんにアドバイス仰いでヤってみた。
儲かりそうにないけど、長期保有やってみないと可能性排除できないじゃん。
 
ま、その後、リーマン・ショック来て、
日本は震災あって、円高の時代が来て、
アメリカ金融緩和して、日本はアベノミクス。
アメリカ利上げ後はどうなんだろな。
 
そんな今日此の頃まで、塩漬けのまま。
結果としては、ほぼ変化なしかな。
流石にもう結論だして良いと思う。
 
利益と手数料は相殺で、海外のものは為替の影響が全て。
ノーロードのインデックスより優良ってことはないかな。
 
で、日本株に全部はリスク偏る。
(リーマンショック前と震災後の差は大きかったなぁ。)
半分は海外の株式インデックスで分散しとく、が良いかな。
 
それでも、今銀行に預けるよりマシかもしれない。
よりディフェンシブなのは国債とMRFで。
 
うん、それ以上の運用は投資信託じゃ難しそう。実感としては。
 
 
普通以上の歪みを買うつもりなら、
報われるまでの労力の投資を、ってことだろうな。
 
営業マンに釣られる程度のリテラシーなら、
山崎元先生の進言が優る。
 
そう結論づけていいと思う。
まあ、香港まで行くのとか、いろいろな話あったけど、
 
ちゃんと働いて、ちゃんと資産保護するなら、
あとは道楽と割り切って接するべきかな。
煩雑さかリスクか、どちらかが上回る気がする。
 
 
 
投資リテラシーが低い人を狙ったセールスがほとんど。
この本書かれたの5年前らしいけど、相変わらすですよね。
 
銀行も手数料ビジネスだから、
国債買いに行って、違う金融商品進められるって、オレの親も引っ掛った。
断われないのがリテラシーとはいえ、対面販売に会うリスクが一番大きいかな。
そういう意味でも、最低限のITリテラシーは必要な時代。
ネットで買うほうが優位。営業トークに捕まらないだけでも。
 
 
以下、愚痴ですけど、
 
未だに、
日本は危険だから海外投資勧める人に出会って、
資源国で独裁気味な政治で、民族と宗教の問題はときどき聞く。
そんな国への投資を勧めてた。
 
うん、
原油も安いしカントリーリスクも高いけど、有望な理由は?
と聞くと、経済の専門家じゃないから分からないと言う。
 
なるほど、
専門家じゃなくても日本の危険だけは分かるのは広告屋さんだからだね。
 
あー、なんか怒りがフツフツをリピートしてしまう。
 
 
業者さんのセミナーはたまたま出ると、
まあ、不安煽るのあいからず熱心ですね。
 
そんな判断はこっちでするから、商品説明そのものをチャントやれよ。
時間の半分以上が、余計なことばかり。
 
そんなことは、勝手に調べるよこっちで、
ちょっと検索すれば分かることばかりで、しかも情報が古い。
 
まともなリテラシーの人なら、呆れるようなこと言ってでも、
リテラシー低い人を釣ろうとしてる。
まあ、売ることが正義だもの。 
 
地道にお金の知性高める自己投資が一番報われる気がする。
若ければ若いほどリターンが大きいし、
老いては安全を高める。
 
まあ、老若男女、
営業トークに身を乗り出さなくなる程度のリテラシー積んでから、
お金動かしても、遅くないよね。
 
常に、キャッシュ最強だもの。
現金がが怖いなら、お金以外に人生分散させるべきだ。
 
 
 
山崎元と株とギャンブル
長期保有で資産保護じゃなけりゃ、
あとは不確実性に賭けるんだがら、全てギャンブル。
分析手法がファンダメンタルズかテクニカルかは関係ない。
 
分析手法の違いは、
 価値と価格の歪みを買おうとしてるのか、
 値動きで儲けようとしてるのか、
の違いであって、
 
遠くない将来の値上がり期待してるなら、その時点で不確実性に賭けている。
それでね、
 
昔、
ヘッジファンドで、システムトレードで巨額の運用してるの何回も聞いた。
(当時は、機械仕掛けって、新鮮だったなぁ。)
最後どうなったかは知らんが、分析手法と金額の多寡は関係ない。
 
運用のプロが全てファンダメンタルズってことは無いよ。
 
ただ、分析は将来予測のためじゃない、そこ分かってないと。
 
 
株価は美人投票だから、
この株に如何ほどの価値があるのか測るのに、 
ファンダメンタルズな指標で確認するのは意味ある、
事業投資などの実需はもとより、資産運用的には正当な手法。
 
だけど、
値上がり期待して売買益目指すなら、
すべからくギャンブル。東京電力だって、JALだってギャンブル。
 
そこは、山崎元先生、認識が甘いと思う。
個人的にはギャンブルやるなら、競馬は無いな。
勝っても甲斐が無い。持ってかれ過ぎで。
そもそも、運無駄遣いする気がして、嫌いだし苦手ギャンブル。
 
で、ギャンブルに必要な知性はまた別のお話だね。
やはり、薦められたエルダー先生でも読んでみることにする。
 

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山崎元に学ぶ誰でも出来て、ほぼベストな資産運用。「全面改訂 超簡単 お金の運用術」 への2件のフィードバック

  1. 伊與田 のコメント:

    私のコメントから読んでいただいたようで、恐縮です。
    ギャンブルに勝つには、期待値がプラスになるシステムが必要ですが、投資(プラスサムのギャンブル)と投機(ゼロサムのギャンブル)では、システムが違ってきます。投資のシステムの解説に関しては、山崎元氏のものが詳しくて良かったので、お勧めしました。
    反面、投機の解説が雑なのが難点ですが、ギャンブルの種類が違うと書いている点は、親切なのではないかと思います。

    • sanpome sanpome のコメント:

      資産運用についての本ですから、これでいいと思いますよ。
      不安を煽るセールストークに身を乗り出すリテラシーなら、これ正解ですね。

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