脱力タイムズと中川ホメオパシーが好きな訳 <書評?>

距離感のあるものが好きなのは、
たぶん現実が退屈だと思ってるんでしょうね私。

寒さで出歩くことままならず、
最近は「全力!脱力タイムズ」「干支天使チアラット」にハマってます。
 
フト考えると、この2つ似てるのですね。構造が。
カレーと肉じゃがみたいに。
 
ありがちなフォーマットをキッチリ踏襲して、
ディティールには徹底して拘って完コピ。
が、内容はやりたい放題に自由。
 
今もTverでロバート秋山の回観てます。
なんて隙きの無いコンテンツなんだ。
テレビって、ニュースショーから情報バラエティまで、つまらない。
毒にもクスリにもならなくて脳に有害。
視聴者の質を舐めて作ってますよね。規制の中でその方が数字いいのでしょう。
 
で、
その番組制作自体を距離感持って眺めている番組。
テレビ主役交代して、
古い成功体験から抜け出せない、めちゃイケも打ち切れないフジテレビで、
やりたい放題出来るなんて、想像すらしなかった。

全部かっちり予定調和なのに、
芸人さんだけ追い込んで、アドリブの真剣勝負。
古いもの壊しながら、新しいもの創ってます。
こんな番組、地上波でやれるんだ。

世の中分からないものですね、希望って。
退屈してるのはオレがつまらないからですね。
 

今、反省しながら、チアラットの最新話読んでます。
http://leedcafe.com/webcomic/干支天使チアラット/-第19話
サタニック・キュン・キュン・ヘッド

少女マンガのフォーマット完コピしながら、

世の女性読者は
フツーの女の子が
フツーのイケメンに
なんの努力もしないで
チヤホヤされるような漫画を求めてるの

って編集者に言わせる漫画男前です。スカッとします。
 
前回http://leedcafe.com/webcomic/干支天使チアラット-第18話
「漫画は自由で、共感なんか犬に食わせろ」からの、アレですから、
距離感持って現実眺めつつ、
こんな狂ったこと描いててかつ、
商業作家として成立するんだから、
現実がつまらないとしたら、それはオレが退屈なせいですね。

まあ、去年から日本に居て、
特に今年前半、沖縄離れてからは悲惨で辛かったから、
後半は、新生活だし少しはマッタリしたいんだよ。
   
停滞してるようでも新陳代謝はあるのですから、
世の中の変化について行けるように、行動せんとイカンかな。
 
 
 
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