我が死活のシーレーン(海じゃないけど) <山都便り>

もう常にストーブ炊いていないと、過ごせない。
そんな季節にここに居るなんて、、慣れたのかな。寒さツラいけど。
手を洗うだけで、千切れそうです。
灯油が切れると死活問題。

そんな、買い物に出かけるのも、勇気が要るこの頃。
スーパーへの道がとうせんぼ。

連日の雨で、地盤が緩んだのだろうか、
 

ここは土砂崩れ起こっても、不思議ない場所だ。
  
ま、ワタクシは歩きだから、通り抜けられるけど、
車は無理。何の目印もないしちょっと危険だ。
 

スーパーに立ち寄る前に、役場に行き、事情を話した。
一人で人力で除去するには手に余る。
このままでは、車通ると危険。
 
すぐに対応してくれるというので、一安心して、スーパーに向かった。
まだ、灯油はあったよな。頭の中で残量を確認した。
 
灯油は街道沿いのガソリンスタンドから運んでもらう。
出向いた方が安いんだけど、車ないから無理。
いずれにせよ、この道路が閉鎖されてしまうと、ライフラインの一つが寸断される。
  
水はちょっと怪しいが井戸で。
ガスはプロパンでやはり車だ。
電気とネットは、まあ電柱がコケるのはそうないだろうけど。
後は繋がりにくい携帯電話。
 
ライフラインの確保は確認しておかねば。
 
 
あまりに寒いので往復はキツイ。
買い物の後、暫し茶房千で暖を取る。
温まってから帰路に。
 
もう外は暗くなってしまった。


倒木は処理してくれたらしい。まったく見当たらない。
よかった。
 
ちょっと慎重に山道を帰った。
 

まだ大丈夫。一週間は保つかな。。
満タン2つで2千5百円弱である。想定以上の大きな出費である。
 
 
 
我がシーレーン防衛について、こんな話をした。ことがある。
やはり田舎の移住はどうしても左寄りになりがち。
セミは死にがち、OL羽織りがち。
 
神学論争じゃなく、安全保障なら安全保障の話を具体的にしてくれ。
外で有事の際、
アメリカ大使館でなく日本大使館に駆け込んでも、大丈夫な方をオレは望む。
具体的な想定に対して、どんな能力と予算と法整備が必要なのか、また不要なのか、
具体的に話してくれるなら応じたい。神学論争は意味がない。
制限速度のように法と運用が遊離した国では空気の支配。
その延長でなく、
リスクマネージ上不要なものは不要と言うなら聴く価値はあるが、
フワフワした話ばかりで、必要な議論の破壊しかしてない。
それは賛成しかねる。
 
そしたら、「自然が」と仰る。別の話題。
自然っていうのは、アマゾンの奥地のような手付かずじゃないよね。
ここ山都はそれなりの過疎が進んだ田舎だが、そこまで秘境じゃない。
山林は戦後、入植が進み、杉ばかりの人工林だ。
手入れ怠り続ければ、土砂災害も増える。

道路や電線、ライフラインの寸断は起こりがちになる。

縮む田舎では、リソースは限られている。
その中で如何に保全しつつ住民が生きて行けるかを考えるのが、
ここで暮らすものの自然。

政治色強いなら、イデオロギーは右でも左でもどっちでもいいから、
現実政治にしてよ。
この地域での予算の分配の話じゃん。
ナショナル・トラスト的でないのが、ちょっと不思議だ。 
 
 
なんてこと主張したの思い出した。
ま、行政は迅速に対応してくれた。ありがたいことである。
 
ここは山がち、雨も多く、冬は長く、冷え込みも厳しい。
粘れるうちは敢えて、粘ってみようかとも思っている。 
  
  
質問コーナー、お問い合わせは、sanpome.net@gmail.com まで。

  
 

社会・経済ニュース ブログランキングへ

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

カテゴリー: 会津山都だより2016 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*