ドリームなリベラルの危険性。地獄への道は善意で敷き詰められる。  <評価経済>

前回に続き、興味深いツイートがありました。
地獄への道は善意で敷き詰められている。金言を思い出します。


信じるものがあるって幸せですね。
見たいものだけ見るって、精神の健康には良いものですね。
 
まあ、あの、自分は日本のサヨク界隈とは違うって、宣言なのでしょうけど、
これもっとタチ悪い。
今後日本でも、リベラルの劣化から、朝日新聞的な露骨なものは減り、
マイルドな、理想主義的な、人権派的なリベラルにシフトする可能性あります。
それ油断ならないと思ってます。 

「多様性を認めるリベラリズム」実に美しい言葉ですよね。

でも、今回アメリカでネットを通じて見たこと、綺麗でしたか。
ポリコレの名のもとに言葉狩りは行うが、他者を罵倒する言葉は汚い。
差別と罵るが、自らの重大な職権乱用の疑惑はスルー。
贔屓の引き倒しのような偏った報道。
挙句に、民主的手続きさえ、気に入らなければ暴れる。
結局、最後は暴力じゃないですか。
 
日本とは状況違います、というより日本より酷いですよ。
 
選挙が不正だと異議を申し立てるのでもなく、
民主的な手続きの結果が気に入らないから暴れるってのは、
もう堅気の人間じゃないです。
そのレベルの民度ってことです。
  
バンコクでは、
赤組がサイアムのデパートを破壊したり、
黄組が民主記念塔占拠し交通マヒさせたときもあり、
ワタクシはその現場におりました。
経験に基づいて、そう判断しています。
  
  
そんなにトランプがイヤなら、なんでヒラリーを立てたんだよ。
反トランプの前に、もっと勝てる候補擁立すべきだろう。
それが出来ない程に劣化してるんだよ。
 

しかし、自らが劣化してる事実は認めない。
多様性という美しい理想だけにすがる。
で、俺たちはあんなサヨクとは違うと言い出す。
同じだよ。
「差別だー」と言って最後は暴力なんだから。
いや、マイルドなドリーマー本人は暴力は振るわないよ、
だけど、結局そういう人達の擁護なんだよ。
 
もっとホントのこと言うと、
見たいものだけしか見ない人達の言う多様性なんて、
都合のいい多様性なんだよ。

ご都合の人でなければ、ヒラリーの疑惑も同時に懸念するし、
何故、中流以上の白人がトランプに流れたのかも理解するんだよ。
 
美名の名の下に、都合の良いことだけ、恣意的に選択してる人達。
必ず自己矛盾に最初突き当ります。
そこで、自分を止められなければ、あとはご都合のスパイラルです。
もう、現実が見えなくなります。
 
如何に、良心があり、善意があろうとも、
いざなう結果は、選挙後の都市機能を麻痺させるデモです。
あれは暴力ですよ。
 
実際リベラル界隈の方々、
あの反トランプデモを諌めるような発言してますでしょうか? 
 
判断するだけのデータはもう充分です。
 
 
極端な人、過激な発言は分かりやすいし、
異常に気づくのは容易なことです。

マイルドなものは、勝手が違います。
気づきにくいからこそ、危険な、微量な毒もあります。
  
  
評価経済社会は、相互洗脳社会のこと。
マイルドで、一見良識的なら安全というのは早計で、

現実を広く、フラットに見ないものは、やはりヤバイ。
始めに結論を用意して、都合よいものだけ選択する人になってたら、
それはもう毒です。それがどれだけ善意の人であろうとも。
善意だからむしろアブナイ。
  
 
具体的な分析をして、かつそれが両方を比較してるもの。
出来るだけ意見なら、そういうものを選ぶ、
それしかありません。
 
少なくとも、現時点で「貧乏で低学歴な白人男性がー」って言ってるようでは、
自らを省みる客観性は既に失っています。
 
環境の変化に対応できず、滅びればそれでいいですけど、
これから、分派とカルト化進みます。
行き着く先は暴力ってもの出てきます。
 
マイルドでも、良心的でも、自省ないものは疑う。
それ、この評価経済社会に生きる、最低限のリテラシーなんですね。
 
残念なことですが、
分かりやすい猛毒よりも、ヤヴァかったりします。
  
あ、右なら安全とは言いませんよ。
愛国無罪も、反差別無罪も、同様に狂ってる。

共通してるのは、
地獄への道は善意で敷き詰められている。こと。
 
 
 
質問コーナー、お問い合わせは、sanpome.net@gmail.com まで。

  
 

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