りりーさんは割り箸製造機械を修理しながら、施設の工員に訊きます。
「役に立つって楽しいか?」
ま、
このシーン観ること出来ただけでも、山から降りて来た甲斐があっったかな。
日曜日は忙しい。
将棋観て、囲碁観て、サンソン聴いて、「洞窟オジサン」観なくちゃ。
2017年02月/1日の日曜日。今日は忙しい。仕事してる場合じゃない。
今プロジェクトマネージメントのこと思い出してて、
そんなこと、月曜から書こうかと準備してた。
おカネにはなってもね、
社会的意義を感じられることに時間費やしたい。
インカムゲインの不動産なら、この仕事辞められる。
少なくとも、時間は稼げる。いや取り戻す。
いずれ辞めねばなるまいと、決意したのと、
投資に興味持ち出したのは、ほぼ同時でした。
ハッキリ覚えています。
後で配信しようと思ったけど先に書いちゃう。
その企業のワンフロア、借り切って、システムリニューアル。
そこそこ名前はあるけれど、うーんどうでしょう、
そのSIerさんがダメだったのか、たまたまSIerの責任者がダメだったのか、
ま、ああいう人が責任者やってる時点で、組織ダメだけどさ。
機械的に処理してるだけの職場で、
技術的にも、特に響くものないし、
リニューアルの方向性もちょっと疑問だし、
特に、プロジェクトマネージメントは酷かった。
大手のこういう職場ってなんでこうなんだろう。
工場の機械より機械。
この割り箸は仕上げが綺麗で、高級ホテルでも使われてるって胸張って言えりゃいいんだけど。
胸張れるもの何も無いな。
幾つものサブチームに別れてて、EXCELで進捗と工数管理してた。
みんな週報上げて、それをサブリーダがまとめて、更にまとめるという流れ。
月曜午前が定例でサブチームの進捗報告なんだけど、
その経験浅いリーダ、時間同じで他のサブリーダに変わってもらうと言い出した。
いや、その他のサブリーダはこのチームの事情分かってんのかよ。
それは、時間をずらして、アナタが状況掌握して、上に報告するもんだろ。
どんだけ、機械的に作業すればいいと思ってんだ。
工業ロポットにでもなれよ。
そんな仕事ぶりに誰も、誰一人として疑問持たないような職場でした。
思い出しても腹立って来ます。二次感情ですね。
こんなどうしようもない産業にしたのは、誰だよ。
ここはもう、こんな人たちばかりが入ってくる産業になってしまった。
いや昔からそうで、気づかなかっただけかもしれない。
とにかく一度、辞めなきゃ。この仕事。
この職場を去るとかじゃ、もうムリだろう。
そんな現実を突きつけられたこと思い出します。
「役に立つって楽しいか?」
そいう経験、オレも乏しいからホントはよく分かんないんだよ。
経済の勉強したお陰で少しは分かるようになった。
経済の無い貧しさも経験出来て、経済の大切さを知ることが出来た。
インターネットだけじゃ、猫組長的な一皮剥けば荒涼たる成功者に出会うばかりで、
我が検索能力の低さが哀しい。
まあ、おカネ稼ぐだけなら、どうやらなんとかなりそうです。昔のよに。
だけど、今回は 「役に立つって楽しいか?」 って縛りでないと、
山降りて来た甲斐無いよね。
畑の味しっちゃったクマと同じでさ、
ニンゲンとの交流覚えちゃうと、
リリーさんも言ってたけど、結局孤独に負けちゃうんだよな。
虚しい経験も多いが、素晴らしい経験もその分するのだろうから、
ま、結局孤独に負けたんだな。
別に都会で働いてみても、ただそれだけで何が埋まるってもんでもないけど。
部屋は埋まったけどさ。この2月の繁忙期で。
自分一人で生きてきたつもりだけど、
助けられて生きております。
物語はおとぎ話だから、ハッピーエンドで終わるけど、
実際の洞窟オジサンはその後、施設を辞めて、
別の仕事してるらしい。社会復帰はしてるみたい。山に帰ったわけじゃなく。
そして、人生は続く。
ああ、山に帰りたい日もあります。
カネの為に頑張るの方がラクな意味はあるんだよなぁ。
もし、今度は「役に立つって楽しい」が出来たら、
また旅に出よう。
子供っていいなっても、ニンゲンは怖いからな。
オレ家系図カッター派だし、
ま、逆は、
どっちが先死んでも葬式は出ない。恨みっこなし、それで終わり。
そういう綺麗な関係だから、
多分、墓の場所も知らないままだろうし、
オレが後とは限らんし、
手を合わせて泣くことはないだろう。
でもまあ、お陰でいろんな経験出来たし、
いろんな種類の人に出会えた、
もうちょっと、楽しい地獄巡りを続けよう、
まったりとした日曜の午後にそう思った。
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