身を置くに、為になる環境と害になる環境の2つあり。
東京に住み始めて一年半、ようやく職場についての整理ができた。
株の学校にも行ってみて、同じ視点で距離感を測った。
価値のある時間を過ごすことを最優先とする行動原理を、ようやく身につけることができた。
もうちょっと、相場の能力が向上したら、
具体的には、労働を上回るパフォーマンスになったら、
改めて、相場の勉強についてまとめてゆこうと予定してます。
今年前半は結局、環境の選び方を学んだようなものでした。メモしときます。
肝に銘じべきは、
1)自分自身が買おうと思わないものを売らない
2)尊敬しない人のためには働かない
3)いっしょに仕事して楽しい人とだけ働く
そうでないと、パフォーマンスも劣化するし、成長もない。らしい。
時間を売って得た金額以上の害がある。
まあ、頭で理解できても、それがそのときに、できることが技術なのですが、
我慢料貰うくらいなら、死んだほうがマシ。
くらいの覚悟しないと習得できないかもしれません。
かつてのワタクシは、根性なしだったので、ついお金になびいてしまっていました。
ま、良い職場と悪い職場の割合なんて、10:90くらいかな、特にIT業界では。
根拠なくそんな風に想定してます。
そんなこともあって、相場に向き合うことにたどり着いた訳ですが、
悪い職場は避けます、もし選択間違ったらなるべく早く撤退します。
悪い職場とは、
1)組織やプロジェクトマネージメントが壊れている。
2)技術レベルが度を越して低い。
3)職場のモラルが低い。
この3つのいずれかに該当するものです。
あと、商取引の基礎などがおぼつかず、取引にあたり信頼関係が無い場合は取引できません。
って、宣言できるようになるには、多少勇気がいりました。
いつ相場で結果出せるか、確約は無いわけですから。
株の学校においても、有益な環境ということ、損切りポイントというものありました。
4ヶ処、説明会(有料、無料)参加してみて、決めました。
決定の理由は一番初心者に優しく、説明が丁寧だったこと。
あと、ファンダメンタルズ寄りで、バリュー投資なものは対象外にしました。
バリュー投資、グロース投資は不動産と概念的にそう変わりなく、学ぶのは後でいいかと。
テクニカルを最初に学ばねば、
テクニカルは本で読んでも、全然ピンと来ないし。
直接習わないと呼吸つかめない。だろう。
まあ、
口座開設から、エントリ・エクジットの仕方とその判断、ローソク足や移動平均線、
などが習得できればよいか。
ちょっと割高な気もしましたが、
メールでの質問が何回でもできるというので、その分のコストも含まれるものとしてサインしました。
内容はまあ、期待どおりでした。
そこで教わったシステムはよくできてて、完成されており、
損を限定でき、初心者でも大怪我はせず、適切なエントリさえできれば利益も期待できるものでした。
ただ、私は機械的な損切りが気に入らなかった。
損切りが嫌ってんじゃなく、機械的な損切りが嫌。幅でなく、根拠の否定で損ぎるべきじゃないの。
そんな質問もしたのですが、回答はトンチンカンなものでした。
インストラクターの方は、
システムを守ることは説明できますが、なぜそこに優位性があるのかは説明できませんでした。
ああ、そろそろ離れた方がいいな、そう思ったころですが、
他の生徒さんとも、インストラクターの方とも温度差を感じたものでした。
交流会とかでも、得るものはなかったです。
株も趣味の延長という方を対象にした学校という印象は否めない。
こちとら、労働によって得られる対価を機会損失に賭けて、学んでるんだよ。
その学校のカリキュラムから、基礎的なことは習得できたし、
これ以上、一緒に居ると悪影響しかないかな。遊びじゃないんだし。
お金払って、マイナスな時間を費やすわけにはいかない。
正直、
質問に対する対応は改善要求出しても正当な権利だし、
それがお金を大切にする姿勢かもとも思った。
でも、当初の目的は達したし、
相場技術の習得とは違うことに時間と労力を費やすのは、
時間を大切にしない態度かと判断した。
ま、戦わずに静かに撤退するのが、上策。
昔はそれができなかった。
見切り千両。損切り上手になりたいと思った次第。
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