反応しすぎず本質を見極める。 本末転倒のITのフレームワーク トレードの方が精神的にラク <株入門2018>

「現象」の反対語が、「本質」だそうです。

 
トレードでは両方大事ですよね。
 
本線のシナリオを「本質」。
ボラタリティを「現象」みたいなもんでしょうかね。
 
 
 
「2018.08.02」
昨日の夜中、気になってしまって、
ドル円チャートが下がってくるとこ、なんとはなしに眺めてしまいました。
売買もしていないのに。
 
FOMC据え置きですが、
久しぶりにアメリカの数字悪く、貿易戦争の影響出始めているようです。
25%関税というのはホントにやるんでしょうか。不透明ですけど、
実態は株価ほど、変化があるとは思えません。
潜在リスクは何一つ変わってない。
 
 
反落でのスタートは想定されましたが、後場に入り想定以上の下落です。
あっさり日足短期線割りました。
それから、一昨日の日銀会合以降の上げ全否定が意識されてます。
 
まあ、黒田総裁は問題先送りしただけなので、
上げること自体が気の迷いだと思ってます。
冷や汗はかいてましたが。
 
 
とはいえ、
完全否定できるかどうか、ウネウネして引けました。
ので、若干の保険のつなぎ打ちました。
 
 
25%関税vs人民元安という構図ハッキリしたのなら、
前の安値どころか、7/2の太い陰線に並んでも不思議ないかな。
 
もうちょっと、うねりそうな気がしてます。
が、最終的には、
 
 
 
中国もうそんなに譲歩できないような気がしてます。
どこまでも、人民元安で対応するというカード切る方向の方が、
有り得そうと思ってます。
 
譲歩して得られるメリットよりデメリットの方が大きそう。
人民元安はその気になれば、ヤれる。そこまで自由化してないもん。
ドル高人民元安で対抗すれば、アメリカだって困るかもしれない。
 
 
交渉再開の雰囲気とか、楽観的なニュース流れることもあるでしょうけど、
表面的な反応を呼ぶだけで、
問題の本質にはタッチしないんじゃないかな。
 
 
 
ITの仕事で、最近。本質と現象について考えるいい題材ありました。
ソフトウエアの開発でフレームワークというものを使ったりします。
全体の枠組みは共通で固定して、
個々の処理に必要な部分だけ、カスタムに製造する。
 
フレームワークそのものの考え方や製品は、私が引退する前からそう変わっていません。
記述方法などが変わったりしてます。
 
一時期、煩雑な記述が多くなった時期もありましたが、
今は、自動化されてる部分がより増えました。
基本的には便利にはなってます。
 
 
ところが、
フレームワークの細かい変更について行けるかどうか、
というところに拘ってるプロジェクトもあります。
 
やり方を標準化して、
全体の生産性を上げるというフレームワーク本来の目的を忘れています。
あるフレームワーク固有で習得必要な部分は、
プロジェクト側が習得コスト軽減する準備は可能です。
 
くだらないところに拘泥してるくらいなら、
如何に全体の生産性を上げるかという視点で、
やり方を改善すべきでしょう。
 
詳しくは明かせませんが、
マネージメント視点で改善すべき点はありそうに感じました。
 
 
リーマンショック前夜に引退し東南アジアで暮らしてましたので、
さすがに流行り廃りは感じますが、
 
現象と本質の区別は大事だなと、改めて感じます。
 
明日も続く。 http://sanpome.net/?p=4598  
 
 
 
質問コーナー、お問い合わせは、sanpome.net@gmail.com まで。

  
 

社会・経済ニュース ブログランキングへ

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

カテゴリー: 2018株入門, 株式投資 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*