資産はお金で測れるとは限らない。書評<嫌な取引先は切ってよい>

僕には、PL(損益計算書)より、BS(貸借対照表)を重視する癖があります。
キャッシュフローは別格で大事ですが、
現物の小型株買うなら、PBRの方重視したい。

売上大事ですけど、瞬間風速に過ぎないかもしれないし、
ゴーイング・コンサーンしてれば、良き資産が積まれてゆくはず。
自転車操業繰り返して、規模だけデカくなるのには、あんまり投資したくないです。
  
 
 
昨日の続きでもあるのですが、
資産は有形のものだけではない。と最近意識しています。

そこで、 
人材の資産化に成功してる会社の例を読み直しました。

中里スプリングさんです。

良い会社は、
社員さんが、
 十分パフォーマンスを発揮しつつ、
 成長しても、さらにそこで活躍しつづける。

これは、人材という資産を増やしている状態ですね。

ワタクシ、良き例にあまり出会えず、
 社員を使い捨てるので、出入りの激しい会社、
 成長した人から辞めてゆく会社、
なら、間近で見た経験は何度もあります。

中里スプリングさんは、 
 同じ姓の人は雇わないとか、
 雇う人数制限してるとか、
 新規飛び込み営業は社長のみとか、
 部下が上司を選ぶとか、
 嫌な取引先を切るとか、

人材が成長しつつ、パフォーマンスを十分発揮できるよう、
HaveToでなく、WantToで仕事できるよう、
至るところに工夫がされているのわかります。
 
 
ああ、こういう現物株買いたい。
キャッシュが回ってて、資産リッチな小型株。
買うべきかどうかの基準で、職場の実態ってかなり重要だと思う。
先のことは分からないけど、
長期に渡り、成長しそうかどうか、人材で見ておいて、そんなに外れない。
 
で、大きくなって硬直化が始まったら、それが手放すサイン。 
 
ああ、そういう売買がしてみたい。

ま、昨日の続きだけど、
この会社短命っぽいなぁ。
売上という瞬間風速は凄くても、売ってても買えない。
社員さんの姿見て、そう思う会社ってあります。
 
ホリエモンのライブドアって、こんな感じで、
成長と死をセットで迎えたんだろうなぁ。
 
まあ、
ピーク越えたら、空売りに賭ける人はいるかもしれないけど、
現物買いはできないなぁ。

単純にお金でデュー・デリジェンス(価値評価)できない資産、
そのに注目して、現物買いできる投資家になりたいと、思いを新たにしました。
 
 
 
日本にいると、「年収」の洗脳が凄いから、
 キャッシュが回るとか、
 資産価値とか、
 リスクに見合うリターンとか、
そういう言葉はあまり使われない。

逆に、
なんで、不労所得とか権利収入とか、儲かるとか、
労働視点の言葉使うのか、いつも不思議です。
ゲームのルールが違うのだから、視点自体も切り替え、
おのずから、使う言葉も変わるもんなんですけどね。
 
それに、労働視点のときは、
 学び成長があるとか、
 やりがいWantToで働けるとか、
 良き同僚と働けるとか、

あ、
人生の一部に見合う安定とかは、微妙ですかね。。。

ともかく、 
お金で考えちゃだめなんじゃないかな。
お金が問題なら、お金のこと学ばないと。
 
 
 
まあ、ワタクシも人のことは言えない、
働きながら不動産投資家志した頃は、
「投資家になる」ことに時間かかった、物件所有するより前に。
 
サナギが内部の組織ドロドロに溶かして、別の組織形成するように、
考え方を変える必要があった、
昔居た場所に引っ張られないように、付き合う人を選ぶ必要があった。
ま、もともと友達いないけど。
 
 
それはさておき、
見えない資産、見極められたら、目利きですね。

では。

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