愚かさから学ぶ もう一度書評<マンガーの投資術>

他人は自分の鏡であるのなら、
もう一度、チャーリー・マンガーを読み直そう。

「自分が何を知らないのかを知っていることは、優秀であること以上に価値がある。」
「人はみな賢くあろうとしている。私は馬鹿にならないように努めている。
 それはほとんどの人が考えているより難しい。」
「まったくの愚か者であることを認める人が好きだ。
 自分が間違っていることを思い知ったら、次はもう少しうまくやれる。
 何かを学ぶのに、これほどのコツはない。」

この度、肝に銘じようと思いました。

10月上旬は、
マーケティングは凄いがそれ以外はからっきし会社さん主催のセミナーなどに多く参加してみました。
特に印象に残ったのは自分のコンテンツでない兵隊さんたち。
その中にも、いろいろだということ。
学ぶべきことはありました。
 
ああ、こういうカリキュラム受けて今舞台に立ってんだなー。
と伺い知ることできます。カリキュラムは一律のようです。
しかし、受け答えから察するにレベルのばらつきは大きい。
 
一度起業して失敗した講師さんも複数いて、
その人達は、マーケティングの重要性が身に沁みてる部分も大きいようです。
できれば、ノウハウ吸収したら独立、再チャレンジして欲しい。
 
逆に、ほんとに兵隊さんだなぁという人材も。
「日本経済の行く末は、、」
「自由な時間が、、」
「東南アジアの人たちは日本に比べ、、」
彼が社内で経験したことを基準に語るのですが、とにかく薄っぺらい。
知らないことを知らない。
簡単に知った気にならずに、もっと調べかつ、人生設計に活かすべきかと、
余計なお世話ですが、
自発的に調査や思考しているようには見えない。
   
セミナーでは、もっと商品の説明ちゃんとすべきところ、
彼が魅力と感じてることは何一つ刺さるものなく、訴求しない。
自分が感じるように他人も感じると思っているから。
自分と他人は別の存在という客観性が低いと、セールスは難しいものですね。
 
 
 
そんな訳で、チャーリー・マンガーまた読み直しています。

バフェットは明朗で、マンガーは気難しそうですね。
「重要なことと、知りうることにフォーカスする」
「水の流れは予測できないが、泳ぐことはできる」
カッコイイっす。
 
まあ、
日本の行く末に悲観的な人が多いほうが、先々いい買い物できそうな気がしますが、
予測は止めて、泳ぎ方をマスターしなくちゃ。

 

AIの発達は、私には革命的なことに見えています。
そして、ちょうど人口減少して良かったね日本。

ドローンで空爆できる程度には、もう兵隊さん要らなくなるんじゃないの。

自分が人より知っているという誤解からくる優越感に浸る暇があったら、
兵隊という立ち位置について考察したほうが良さそうだと余計なお世話で思いますが、
兵隊だと、責任軽くて学べるので、ホントはよいポジションです。
責任重い方が身に沁みるのですが、やっぱストレス強いですから、
できれば、安い代償で学びたい。

年寄りの説教みたいになってしまったが、
常駐案件で、ITエンジニアとして働くのは、どのポジションであれ兵隊。
請負はまた違うけど、業務委託なら責任も安めか。
軽い責任でお金貰いながら学べるのは、よいポジションです。
ただ、対価はお金で払うとは限らないので、駄目組織のウンザリは覚悟せんと。
 
愚かさに対する自戒さえあれば、
無駄なく、泳ぎ方学べただろうか。
若いって愚かってことだから、それはそれで仕方なかったとも思う。
愚かなまま歳を重ねると、より愚かになるだけだから、
さすがにそろそろ愚かさを避けるすべをマスターしたいものです。
 
そんなことを考えさせてくれたので、
あながち時間の無駄ではなかったよ。そのセミナー。兵隊さんありがとう。
 
 
それはさておき、
とりあえず上にゆくとニューヨークで結果出たので、 
連休明け火曜日は少し売りポジション仕舞いました。
買いを乗せる決断は出来ませんでした。
108円台ならGOが正解のようですが、うーん。
 
保険の買い分の伸びを見つつ、売りポジションの含み損は我慢しつつ、
反転を待ちます。
2018/12頃の高値で、レジサポ転換した水平線引けるのか、
抜けて、もう一段上値試すのか、
 
素直に買いも増やしておけば、スマートでしたが、それは結果論か、
今のワタクシの力量では、勇気持てませんでした。

トレードはいつも己の愚かさを学ばしてくれます。
そろそろ、泳ぎ方の初級編はマスターしたいところです。

では。

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