自己啓発で「行動ガー」とか言ってんのは、まずダメですね。
参考になりません。悪影響です。
・教える方が成果出せないときの言い訳に出来る。
・そもそもラクして結果欲しい層をターゲットにしてる。
典型的な例では、
アンソニー・ロビンズ系みたいなカンフル剤だと、
「出来る、出来ない」の思い込みに「だけ」拘るのとか。
まあ、相場史朗センセの悪口言ってますけど、
技術なら、
以下の2プロセスが大抵は必要で、不要ですぐ出来るなら技術と呼ばない。
・内容を理解する
・技術を習得する
奥深いものなら、
習得出来たら、より深い理解が存在して、スパイラル的になります。
それはさておき、
ただ、「練習、練習」だけでは、上達しないです。
相場先生には、まだ結果が出てない、
リアルタイムのチャートでうねり取りの実演やってもらいたいものです。
うねり取りは、
売買シナリオをイメージしながらの売買技術で、
そのためにはチャート読みの環境認識が問われる。
チャート読みの技量を上げるためには、
充分なかつ、必要な分だけの知識。(不要なものは捨てる必要もあり)
その上での効果的なトレーニング。
が必要ですが、あの「練習、練習」では、売買技術のみに意識がゆくため、
脳にチャート読みの回路ができるまでに時間掛かります。
さらに、売買技術の向上では、
ツナギ売買の基礎知識を教えるべきだし、
リアルな緊張感ないデモだと、技術が身につかない。
あと、資金管理抜きで、「練習、練習」もどうだろうか、
本の中では、過去のソフトバンク暴落時のリカバリのケースが書かれてますが、
やってることは、
シナリオが間違ったと明らかになった時点で、損切りして、
改めてイチからやり直すだけです。
リカバリとか関係なくて、
「間違ったら、素直に認めて、イチからやり直せ」と教えた方がよいでしょうね。
逆に、この本良かったです。
狙ってる客層がラクして儲けたい人なので、学校には通いたくないですが、
両建ての売買技術に特化した説明はとても良いです。
まあ、それが全てではあるのですが、それが良いです。
「損切りしない」という言い方してますが、
損を限定するツナギ打ちを行い、その上で資金管理ルールは厳格です。
日足ベースなら、一日にチャート確認する時間は数分で良いのでしょう。
ただし、それは、
チャート読みが出来て、
売買シナリオを描けること、
が前提。というか、そこで技量の差が出てしまう。
世の中で言われがちな「行動」とか「努力」とか、
チャートの前に張り付いてるイメージあるので、
それを逆に宣伝で利用していますけど、
技術を身につける時間と労力はまた別に必要ですね。
下山先生は相当な勉強家なことは伝わってきます。
この手法を確立し、継続的なリターン叩き出すまでは、
多くの知識吸収と、試行錯誤は費やしてますよね。
平たく言えば自己投資を先にして、その後回収中。
で、労働的な発想の人に、
今従事してる時間対のリターンで訴求。
商売的には利益最大化したマーケティングなんでしょうね。
「行動」「努力」の、その中身の吟味ないものは、関わらない。
行動の前に、吟味が大事ですね。
吟味が済んでいれば、勝手に脳が指令出しますから、
あとはオートマチックで、実行します。
実行、実施だけにことさら拘る必要はないです。
その前段階のチョイスが全てです。
言ってることと行いが違うなら、
思考なり習慣なり、その前段階をチェックしないと、
指令の結果である実行の方に着目しても無駄。
量稽古が必要な時期はありますけど、
それいちいち「行動」とか「努力」とか言わないです。
辛いなら止めた方がいいんじゃないの。
練習方法変えるか、視点を換えて取り組むか、何かは変えないと。
それに続けることは別に目的じゃないし。
試して、体感やデータを得ることは多くの量欲しいけど、
投資で生きる者は、努力にリターン求めたら死にやすい。
保証のあるサラリーマンじゃないんだから。
リスク意識、コスト意識ない人と関わるのは脳に悪影響あります。
「引き寄せの法則」ですら、行動とか言う人いますが、要りません。
行動を意識するって、そもそもメソッドに矛盾してます。
無意識のちからを使うんですよね。
だったら、実行の段階では、無意識の指示にオートマチックに従ってます。
ブロック解除が必要ってのは分かりますよ。
イメージ的には川上から流れて来た掴むべきものを掴めない。掴まない。
それは、何か理由があって実行を止める指示があるんですよね。
それはそれで理由があります。
闇雲に行動で打ち消すは危険過ぎる。
ブロックなければ、
結果としては行動しています。それにわざわざ意識を向ける必要はありません。
大事なのは、状態。
状態を整えて、
(緊張や不安や欲などの)ノイズを排除し、スムーズさを維持すること。
流れに乗る、川上から流れてきたものを(無意識に)掴む。
あんま考えず、思考に寄らず、直観を頼りに掴む。
ダメだったら捨てて、次に来たものを試す。
感情は使わない方がラク。
結果の分析はするけど、行動を意識してフォーカスする必要はない。
結果が悪ければ止めるか変えるか、良ければ継続する。
ただそれだけ。
行動に意識向けるとノイズで変な力が入って、打ち損じます。
有害無益。
そこで、この本今読んでます。
それはそれで、またレビューします。
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