撤退戦と幼年期の終わり

昨日の夜は歴史的な暴落で、
後の世ではコロナショックと呼ばれるんじゃないでしょうか。

米ドルと米株は、ダメな緊急利下げで向こう1年はダメかな。
原油が壊れたので、中東発のクラッシュもあるのかな。

 
 
2020.03.10 16:30 現在
今日は下落で始まり、
2018年年末の安値を一時突破したものの、

黒田総裁の発言で反発。
2019年8月末の安値まで戻し、そこで抵抗されています。

しかし、
テクニカル的には、 
2018年9月末安倍総裁続投の高値を、去年末の米中合意の高値が超えられず、
2019年8月末米中摩擦懸念勃発時の安値を割り込みました。

前の高値を超えられす、前の安値を割ったので、
トレンド転換と見ています。
2016年6月末のギリシャだったかチャイナだったかのショックの安値を目指しそう。
 
 
 
黒田発言は防衛ラインの宣言
ツイッターとかでは、感情煽るつぶやきに溢れてますが、
何の作戦もなく、辞任だけさせてもねぇ、感情は消費できるのでしょうけど、
リスクにマネーを晒す身としては、恐怖に操られるわけにはゆかない。
事実をリスクリワードの為に活用せねば。
他責は論外、ただし自分は責めず、トレードに最善を尽くすのみ。 

それはさておき、
野党が、どうでもいいことで騒ぐのでなく、真面目な質問するってことは、
答弁の準備が出来てることでしょう。
 
防衛ラインを明確にして、そこで頑張るって宣言ですよね。
逆に言えば、去年8月末の安値超え復は、期待すんなってことでもあり、
防衛ラインを抵抗線としたレンジになって、
もろもろの回復を待つという作戦。だと思う。
損益分岐点とか、意味なさそうですし、真偽も分かりません。
 
 
  
現物買いの投機目線は、防衛ラインを目処とすると思う。
トレーダーは、売りも買いもするし、サッサと手仕舞うだろうから、おいておいて、
 現物買いで、
 長期保有の投資でなくて、
 空売りなどは併用しない、

そういう人も沢山いるだろうから、
黒田防衛ラインを目処に撤退を目指すんじゃなかろうか。

ま、配当貰いながら、1,2年我慢して、
落ちきったところで買い増すのが、
王道な気もしますけど、
金融当局が頑張ってるピークで損確定させちゃう方が、
資金管理的には正しそうですかね。
 

ワタクシは本日、利確を躊躇したため、撤退戦も余儀なくされ。
利確を躊躇してタイミングを逃したのが、一回目のミス。
それをミスとして素直に処理ができず、遅れたのが二つ目のミス。
 
買いを追いながらも、遅れた売りポジションの整理は、もうちょっと潔くて良かった。
けど、自分は責めません。それはそれで結果論ですから。
遅れた後の対応は、まあ、納得ゆく敗戦です。
 
判断の遅れが、次のチャンスへの機会損失になりますから、
ミスったという認識が出来たなら、もっと素直に素早く反応します。今後。
 
明日も坦々とゆきます。
黒田ラインと、2018年末の谷が攻防になるかな。
 
撤退戦は頑固さが一番の敵ですね。
死ぬるとき死ぬようにするのが、難を避けるコツ。
足掻かず、脱力して素直に従う。

 
 
成長株については、
今回もメインシナリオはLokさん採用してます。

リーマンショックのときは、一旦持ち直してから、大クラッシュで二番底。
 
落ちたナイフを拾うのはそれから。 
なんですけど、、

マネー経済とは別に、実体経済は、
コロナウイルスの収束から徐々に日常が正常化してゆけば、回復すると思ってます。
なので、買える安値と思ったら、株価気にせず買っちゃうかもしれません。
少しづつですけどね。

コロナの怖いところって、対策が無いことですよね。
インフルエンザのときは、抗生物質打って貰ったりしてましたもの。
血清とか抗体とか、そろそろニュースになり始めましたし、
6月くらいには、収束の目処立つんじゃないのかな。
それから、実体経済の正常化の開始ですから、まだ時間掛かるでしょうけど、
スーパーにトイレットペーパー並んだら、ピークアウトと見ます。

成長株投資の方は、長期保有だし、
株価が底練りしてるときに、実体の回復確信できたら、
少しづつ、買っちゃうかもしれません。
 
 
 
当面の戦略はそんなところですけどね。
「幼年期の終り」というワードが「暴落」と一緒にツイッターに、
昨日の夜は、なんとも感慨深いものでした。
「100分de名著 」に取り上げられたそうです。
 
東京帰って来てみて、
成長なく、ただ作業してるだけ、 ああ職場って、、
流石に、
意欲が無いなら働かなくてもいい時代はもうすぐ来るだろうな。
 
コロナ以来、すごく実感しますね。ステージが変わったような。
幼年期の終りを。
 
まだまだ、「楽しく働く」でなく、
「やらされ仕事をなくす」銘柄を物色することの方が多いけど。
 
 
この日の為にと、東京で暮らし始めたけれど、 
予想よりも、随分と早い展開に戸惑いつつ、
やりがいを感じて日々生きております。

では。
 

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