1.修羅の世界での成功という主観
2.野心が強すぎ、世界を肯定しすぎ
3.よき相談者は必要、メンタルと戦略
4.立ち止まる勇気、没入回避の努力
前回の続きです。
罪悪感からの擁護で収束なら日本社会の縮図っぽくて、心がざわつきましたが、
それはさておき、
あれほど有能な方がなぜ、
有吉弘行さんのような、賢い転身に向かわなかったのか?
一般人の私でも、反面教師として学ぶべき点があります。
あのクラスになれば、仕事は選べるし、芸風の調整もできたはず。
ジャンルは違えど、ストイックな努力家なら勝間和代さんのように。
まあ、努力は報われない世界は残酷なものだとも思うものです。
逆に、
坂上忍さんには、山里さんと同じ匂いを感じます。
制作側の意図に敏感過ぎるように見えて、
余計なお世話ですね。
AVや煙草のようにゾーニング進むことを希望しております。
この世の現実は映画のようにスクリーンに映る幻で、
それを見てる観客の自分を意識するのが、マインドフルネス。らしいです。
主人公の自分に良い選択をさせてあげないとな。
1.修羅の世界での成功という主観
「謝罪」のラジオは悪手連発でしたが、あれはあれで本心。のはずです。
ゲスな感情に火をつけて、歓心を買うことで成立するビジネスの世界。
の成功者ですから、
ニューカマーも、同じように成功するものと考えるのは自然です。
弱肉強食、実力の世界なので、敗者に気遣いは不要。
そんな中で努力もしたし、我慢もしたし、
その結果成功を掴めるのだもの。
ブサイクキャラにも公平な世界です。
加害と被害でなく、同じリングで戦う勝者と敗者。
成功の実績があるのだからなおさら、その主観は揺るがないでしょう。
努力は必ず報われたのですから。
そこで無理やり反省させると犯罪者になります。
自分の主観を客観的に見直す過程を経ずして、
加害者のベクトルを外部が向けるともっと歪むそうです。
人は自分が悪人であるという現実に耐えられません。にんげんだもの。
悪は自覚の無いどす黒い方がむしろ普通で、悪を行う勇気あるものはレアです。
アクト・オブ・キリング思い出します。観てないんだけど(チャンスなくて)
最初は明朗に振る舞っていた当事者達に、当時の状況を自分達で再現してもらう。
テラスハウスでも、やればいいと思うんですけどね。
芝居的なワークは、自分の主観に対する客観性を与えるものらしいです。
よく毒親の話しますが、
毒親育ちだと言う人は多いですが、自分が毒親だという人はいない。
また、
自分はもっと悲惨だったの我慢したのだから、
この程度我慢すべきというコメントもよく見かけます。
そうだよね。山ちゃんよく我慢しました、努力しました。
制作の意図も敏感に察して、期待に応えてきました。
この世界という残酷なショーの勝利者ですもの。
かつての成功が通用しない現実がやって来たのなら、
せめて小休止すれば良かったのに。
病気で代役頼んだ過去だってあるのだから。
2.野心が強すぎ、世界を肯定しすぎ
山里亮太「一流女優との結婚」に違和感ない理由
https://toyokeizai.net/articles/-/286141?page=4
お笑いのために関西の大学に進学し、
トロフィーワイフ掴むため恋愛禁止。風俗しか行かない。
実は山里さんほど欲深い人はそうそういないと思います。
「僕なんかちっとも天才じゃないんですよ」と言いながら、多くの人から「天才」と呼ばれ、
数多くのレギュラー番組を抱えて、大物女優との結婚まで果たしてしまいました。
こうなるとさすがに、今までやってきた「モテないキャラ」「妬みキャラ」は続けられなくなるのではないかと思うのですが、
山里さん本人は結婚会見で「これからもチャラチャラしたやつらに怒りを持たないかと言ったら、怒りを持つと思います」としれっと宣言していました。
大物女優の夫というポジションに収まっておきながら、
妬みキャラも続けるつもりだというのですから、本当に欲深い人なのです。
どこまでいっても決して満足しない「努力の天才」の華々しい活躍ぶりを見ていると、
人生において「正しい戦略」と「正しい努力」がいかに重要であるか、ということがわかるのではないでしょうか。
本当に、正しい戦略、正しい努力とは何かを教えてくれる人です。
野心が強すぎるのは、目がくらむってことなんだな。
同時に、そこまで強い野心を持てるってことは、
その成功を疑いなく肯定できないと。
オレなんかどっか疑っちゃうし、意志も弱いし。
まあ、それが本能の持つブレーキ機能かとも思う。
ああ、努力家の例を挙げなきゃ。
成功の後、テレビと距離を置き、猫youtuberへ転身した努力家かつ賢者。
今はテレビは有害って言い切ってますし、距離置いてますね。
いろんなこと自分を使って試しながら、選択の主体であることは譲らない。
最新のも読んでみました。
凄い!
我慢を避け、その代わり選択肢を増やす。
裁量が増えるような選択を繰り返す。
自分の能力に溺れない合理主義。
他人との比較でプライドを満たす「地位財」は無駄。
意志を信用せず環境を整える選択。
人間関係では親切にできる距離を取る。
自分のセンサーを最優先で人と付き合う。
などは違いを生み出す違いですかね。
上手くゆくと手段と目的が逆転しがちなものですが、
自分にできる選択を常に見直す聡明さに学びたいものです。
地位やお金への執着より、快や成長への欲求が強かったのも結果の違いですかね。
ただ、
表紙も中身もやり過ぎな気もしてしまうんですけど。。
僕はアンガーマネジメントはしません。
怒りに着目するより、その先のセンサーの原因を探した方がいいと思う。
私は生存と自由に対する執着が極端にもうなってしまっているので、
それを踏まえて脳を快にすること、
本能のセンサーと上手に付き合うこと、
ですかね。
欲望の弱いところは、上手く行かないな。脳が望んでないものね。
3.よき相談者は必要、メンタルと戦略
成功したらなおさら。ですね。
ストレス高い世界で成功したら、よきメンタルのカウンセラー必要。
昔の芸人さんは、狂ったような遊び方でバランスとってたけど。時代がね。
影響力が大きくなると、自分だけで戦略考えるのは厳しい。
特に思い切り失敗したときは、正常な判断は出来ない。
吉本興業でなく、太田プロだったら、もっとよいブレイン付けてくれたかな。
成功したら、ケチらずに、そういうとこにコスト掛けないといかんですね。
4.立ち止まる勇気、没入回避の努力
センサーが異常を検知したら一回止めるですね。勇気をもって。
トヨタのカンバン方式みたいに。
たとえ所属元に、自主的に休ませるという発想がなかったとしても、
自分で休まないと駄目ですね。
ま、どこに所属するかというチョイスも大事で。
上手くいってるときはストーリーに飲み込まれてしまいます。
どうせ努力するなら、
コントロール失った物語に没入するの回避するための努力をしたい。
物語の渦に巻き込まれてしまったら、
エスカレートしてく自分は止められない。
大きく失敗するくらいしか、手段がない。
犠牲になった方には申し訳ないけど、
当人には、自由になれるチャンス。
逆に山里さんの方が坂上さんより幸運かもしれない。
ま、その前に、いつでも止まれる裁量と、環境の整備が大事だけどさ。
大きな失敗をした過去をやはり思い出します。最近、
やっぱ、他人の運命を左右するようにはなりたくない。
上手く出来ないし、出来なかったし、出来るような経験は積んでない。
選択を誤り、間違った組織に属し、サラリーマンの最果てに絶望したころ、
この曲よく聞いていましたね。
まずは、喪失という現実の受容。
今日はより優しい声バージョンで聴いてます。
ここを誤ると、憎しみから抜け出せず、次の場所に行けなくなる。
とはいえ、憎しみを手放すのは、ずっと後、
辞めれて今があるからこそですけどね。
時間は未来から過去ってそういうことです。
ああ、独立してから大失敗したときは、↓この本に救われました。
心豊かな人生とは対象喪失に適応した人生です。
それは決して悲哀のない人生ではありません。むしろ、悲哀に満ちた人生です。
カッコいいっす。
東京に来て、成長のなさを見て、またその弊害も痛ましい。
ショックだったんですけど、
私も対象喪失してたんですね。
私としては、立ち直って、
新たな道を模索してる気でいたのですが、
どうやら、現実の受容がまだまだ不充分なようです。
もうちょっと絶望に浸っていてもよいかな。
自由な選択を増やすための選択は、もう少し吟味してもいいかもと思った次第。