映画「マネーボール」彷彿として見直す。Mリーグの契約更改の反応。やっぱ麻雀ファンは野球ファンよりアレかな。。

またもや麻雀の話題で恐縮です。
Mリーグ、2020シーズンに向け選手全員の契約が更新された。入れ替えはナシ。
そのことについてファンから批判の声も多く上がってるようです。
私も疑問ありますが、
 
批判の内容が雀力はあってもセンス無いな。
この人が経営してたらその会社の株は買えない。
そう思うような批判しか、目にしませんでした。
  
阪神ファンのフロント批判の方がずっと的を得てるでしょうね。
ま、Mリーグの機構に対しての批判が主なので、一概に比較できないが、
コンテンツ産業をどう成功させるかについては、
サイバーエージェントの人達の方がずっと有能そうには見えます。
 問題には常に利害調整が必要なこと。
 期間と規模の計画は刹那の判断とは別にある。

優秀な経営に投資したいものです。
中長期計画はIR情報で必ずチェックします。
 
 
ところで、
センスいいものにフォーカスした方がクリエイティブなので、そうします。
賢いチーム編成といえば、ビリー・ビーン。

AI全盛の現在のメジャーとは隔世の感がありますが、
あのアメリカですら、当時は、
統計を重んじるセイバーメトリクスは疑われてたそうです。
 

映画見逃してたので、有料でyoutubeで観ました。
原作より面白いです。ナイスシナリオです。

本は事実を追い、データ中心なのですが、
ブラピ演じるビリー・ビーンの生き様がより強く描かれています。
 責任者としてのリスクの取り方、
 お金だけじゃないというラスト。
などは、プロデューサであるブラピの映画製作と対比させています。 

 
野球はサッカーと比べて、随分とデータの利用に向いてますけどね。
野球関係者からの抵抗は根強い。
日本で思い浮かぶのは、野村監督より、落合監督でした。
 大金を使う補強は好まず、
 12球団すべてのチームに専属スコアラ付けて綿密にレポートさせたり、
 高橋光の選球眼に賭けて代打とか、
 休養日の谷繁に一塁守らせたり、
 中村ノリ取って放出したり、
 GMのときは谷繁監督の構想の選手トレード出したり。

それにしても、さすがアメリカ。
 取りたい選手の金銭は自腹でも、
 翌年高くトレードに出せたら、その利益は自分に。
こんなカッコいいブラピは日本にいないし、それを飲むオーナーもいないか。
 
 
ある程度はリスクに体を張りながら、
編成レベルから考えないと、望む結果を手に入れようとすることすら難しいか。
実生活では、特に。
無能な人の下で、プレイヤーとして働きたがり過ぎだったなオレは。
反省してます。

そして、現実と戦ってしまった。
このポジションの人ならこの能力があって然るべきと思ってしまった。
そうでない現実に直面したときに、ダメな現実を受け入れられず、頑張ってしまった。
三つ子の魂百までといいますが、子供でしたね。
 
逃げるなり、別の人と付き合うなり、
人生の編成を自分でプロデュースすべきでした。
麻雀の手牌と一緒ですね。

映画観てて、本当に反省させられてしまいました。
 
素直になれよオレ、間違った期待は酷でした。
 
家庭や学校、職場のこと思い出したりしてたんだけどさ、
明日から有能な上司に成れとは、猫にワンと鳴けと望むようなもの。
ニャンともならないって、誰かが言ってました。

その程度に無能だったよ私は。悪手連発。
 
ブラピのようになるには、世の中に対する見方を変えないといかんね。
現実を受け入れるのが先決。
それから、YesNoをハッキリとする。非情さも大事。覚悟も大事。

 
そういえば、  
Mリーグならセイバーメトリクス駆使してるのは、
セガサミーの高畑監督でしょうか。


単純な雀力だけで、優勝争いしてるわけじゃない。
プロ野球なら監督の采配もっと俎上に上りますけど、
そういう点でも、ありきたりな批判は物足りない。
 
初戦は動じない茅森さん、
 またマムシキラー。マングースならぬ猫は圧倒的な結果を残す。
着順取り重視のときは和久津さん、
近藤さん、魚谷さん勝たすためにも、いろいろ策練ってます。

来シーズンもおなじメンバーで雪辱果たしたいでしょうね。
 
 
優勝チームは、今回編成変える必要ないでしょうけど、
3位アベマズはちょっと問題あるかな。
選手じゃなくて監督代えたら?
藤田監督はアベマ全体のことやMリーグ全体を考えなくてはならない。
オーナーなだけで充分でしょう。
チームの責任者は別に用意すべきでしょうね。
仕事忙しくて、家庭顧みないお父さんみたい。
チームのことだけ考えるマネージャ必要に見えますけどね。
多井を従わせる権限持ってるマネージャが。

選手なら、日向でなく松本の方が不振でした。
チームの精神的にも母親役だし、
多井、白鳥と不調なセミファイナル、ファイナルで、
トップ取って踏みとどまったのは、日向の功績大きい。

叩きたいから叩く、
理由は後からってご都合は、自分を無能にするので恐ろしいものです。
 
 
4位は本気で優勝したければ、補強するでしょうけど、
あとは予算とのご相談。
サクラナイツは広告収入をもっと集めて黒字化して欲しいですね。
華があって強い選手入れて黒字化できたら森井監督ブラピです。

5位はこのままでしょうし、
6位は補強必須に見えますが、どうすんでしょうね。
 
7位は育成で10試合限定っていう舐めプ続けられるのかな。
2年連続という規定が長いかどうかですが、
2部リーグ降格が無い以上、強制的改変の意味はありそうです。

8位はこのまま低迷続くようなら、GMの問題でしょうね。
チームとして機能してるように見えないけど。
 
 
 
 

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