進撃の巨人最終回への低評価の意見について、
もっともなもの、共感できるもの、
逆にあまりにトンチンカンだと思われるもの、
2つ我あり。
ダメな方は無視して、一理ありそうなもの。
コードギアスと同じという批判もあるようですが、
私はコードギアス知らないので、なんとも言えません。
【追記 ググったところ、
主人公の死で世界平和&差別撤廃エンドらしい。
進撃はそんなシアワセなエンドは描いていない。】
未回収の謎については、
最終回前に、何でもかんでも説明しては、
クライマックスの演出上いかんともしがたいと思われ、
余韻の無い結末になっては、台無しですからね。
できれば、
それらはスピンオフであとからあれば読んでみたい。
特に、
ミカサと始祖ユミルの、愛憎と執着と決断の物語は、
原案諫山先生で、女性の作家さんの方が望ましいかな。
女性心理中心に本編で語られなかった部分描いてほしい。
その中で、頭痛とか豚とか解説もしてもらえれば。
本編の結末としては、そんなに不満ないです。
個人的には、諫山先生らしいバッドエンドも観てみたかったですが、
それだけでは、本編の結末を非難する論拠にはならんかな。
泣いた赤鬼エンドというには、殺し過ぎで、
パーソナルなほっこりエンドは如何なものか?
というのは、どうでしょう。
とそのとき、
目的が、(仲間含む)パラディ島勢力の存続だとすると、
戦争論的視点では、エレンはとても冷酷で優秀。
と気付きました。
島に引きこもって、アメリカにも届く核保有で専守防衛が成功するも、
100年後には、テクノロジーの進歩で切り札の有効性が危うくなり始める。
そこで隣国に戦略誤らせつつ、戦争により、他の勢力8割減。
切り札なきこれから、有利な条件で講話交渉に入れそう。
それから、
カルヴィ元帥の考察で、エルディア側説があって、なるほどと。
進撃は無能が元帥にまで出世するようなリアリティラインじゃない。
無謀で杜撰な始祖奪還計画を決行し、結果自国の壊滅的被害に至る。
自分の死は予見してたかのように覚悟決めてる。
何故か唐突に鳥の巨人に言及。
そう言われると、怪しい。
ヒトラーはユダヤの血入ってる説ありますよね。
カルヴィ元帥の意思決定まで、計画に組み込まれていたとすると、
これから時代遅れになる切り札の巨人のちからを捨てて、
戦争という手段で講話を優位に進めるという状況を作り出す。
完璧じゃないですか。
7割じゃまだ、有利じゃないんでしょうね。
ま、戦争論読んでないけど。メモしました。
ニワカな知識仕入れました。
第一に、戦争は独立して存在するものではなく、常に政策のための手段とみなされなければならないこと。
戦争の政治的目的は、自国に有利な講和条約を結ぶことで達成される。そのための唯一の手段は、敵を撃滅することである。
現実の戦争においては、敵を完全に撃滅しなくても、戦争を続行する敵の意志をくじけさせれば戦争は終結する。
クラウゼヴィッツは、政治的目的が持っている価値と戦力の消耗のバランスによって、講和条約が結ばれる、と述べている。
おそらくマーレ帝国は滅んでるでしょう。
3年でどれだけ復興が進み、どんな勢力図なのか分からないのですが、
エルディア人が大手を振って歩ける大陸になってるようです。
戦争において政治的目的を達成する具体的な手段は数多くあるという。いくつかあげると、
①敵の戦闘力の撃滅、
②敵の一地方の占領(講和の際の取り引き材料として)、
③敵の領土の一時的な占領(保障占領)、
④敵の領土への侵略(占領の意図はなく敵の戦力や資源を消耗させる)、
⑤敵の同盟の弱体化や離反、などである。
これらのほかにも、戦争当事者たちの個性や才能によって、さまざまなかたちで手段は編み出される。
北朝鮮と違って、日本の巨人のちからは核でなく米軍でしょうけど、
この辺も、ウルトラマン系ってエヴァ思い出したりするんですよ。
それはさておき、
こんなプラン冷酷に遂行できる優秀な男を、
純真な少年のように終わらせる。
ずるくね?
無能で幼稚な男を有能なように描くのもどうかと思うんですけど、
逆も、感心しないと、
そんな意見は、あってもいいかなと思いました。
なんでそんなこと考えたかというと、
戦略的思考が欠落してるとしか感じられない人物と対話して、
中身が無いと根本的に否定するに至る。
どうしても、もう一度リベンジしたいというので、
そんなに言うならと、
私の思考は本でもブログでも公開してるので、良い対策を立てて臨んで。
いいだろう、一週間だけ命をくれてやろう。同刻まっているぞ。
と、ワムウ然としてみました。逃げも隠れもせん。
あ、毒の指輪忘れた!
ま、逃げられたら、ブログに書くくらいのことしか所詮出来ないけどね。
今朝は、アベマのアニメで、ワムウのかっこよさ再確認してみました。
ま、強さより戦術だけどね。