カンボジア雑感

ども、今朝はいい天気のバンコクです。
カンボジア横断弾丸ツアーの友人アテンドは無事(か?)完了。

今ドンムアンに居ます。
カオサンからのミニバス120バーツは12時のしかなくて、
ちょっと遅い、59番バスはもっと遅い。
仕方なくタクシーで、190+高速60の250バーツで到着。

混んでる下でドライバーが行こうとしたので、
高速使っていいよって伝える。
まあ、オレのナリが貧乏だからかな。
時間じゃなく、カネ気にしてタクシー乗るくらいなら、
時間に余裕もって、バスかミニバスでゆくよ。
つか、エアじゃなくて、夜行バスで移動してるか、そもそも。
今回は、
チェンマイで打ち合わせしてから、原稿仕上げる予定で、
時間の余裕ないから、エアを選択。

ああ、
NokAirで予約しとけば、NokWIFIサービス利用でき。
何も考えず、AirAsiaにしちゃった。
次回は、Nokに乗ってみよう。
で、空港内のカフェのWIFIで接続。

ま、それはさておき、
チェンマイセミナー準備もしなくちゃ。

構成は、
自己紹介(5分)、
競合国概略(20分)、競合都市比較(20分)、
チェンマイロングステイSWOT分析(20分)、
どんな日本人に来てほしいですか(15分)、
残り質疑応答。
と想定。

タイ語の通訳が入りながらだから、
日本でやるほど多くの情報量は難しい。
日本語オンリーの7掛けくらいだろうか。
 
 
でもその前に、カンボジア友人アテンドした雑感でも、
書いときます。
 
 
 
プノンペンでは、
チュンエク虐殺場と、トゥールスレン収容所、を見学。
これは、行っといて良かったと思う。
 
観光じゃないんだけど、
現在に続く、状況説明するのに背景理解はあった方がいい。
宗教や文化的な流れと、近代史は紹介すべきだね。
もし、投資や起業向けのツアーパッケージ化するなら、
背景理解のための時間は取ろう。
 
 
ハードウエアのインフラ整備もさることながら、
ソフト面でのインフラが、カンボジアではいつも気になる。

立法、行政、司法とか、
国家の仕組みを構成するための人材にまだ乏しい。
みんな殺してしまった。
教育からやり直しだから、大変時間が掛かる。

これは、上流階級はみな綺麗な英語話すミャンマーとは大違い。
賃金安いなら、ミャンマーや北朝鮮は、
体制次第で、人材の調達可能であろう。

カンボジアを飛ばして、ミャンマーに殺到する理由がある。
ま、ミャンマーはミャンマーの問題があって、
それはそれで、大変なんだけどね。
 
 
 
昔MIXIで、カンボジア人が、
もし内戦なかりせば、カンボジアはもっと発展してただろうかと、問うた。

心ない日本人は、内戦なくても、
他国の侵略受けるか、ミャンマーのような独裁政権になるだけ、
と書いていた。
 
心あるか、無いかは別にして、その見識は間違いである。
しかしながら、最初の質問にはNOと答える。
 
 
フランスから学んだインテリ層が、反植民地運動始める。
民族主義、反米から反資本主義で、共産化するところまでは、
インドシナ3国共通の歴史の必然がある。
 
で、
その時の指導者が、ポルポトなのか、ホーチミンなのかでは、
民族の命運は大きく変わる。
 
ミャンマーだって、北朝鮮だって、あれほど酷くない。
それに、
人材皆殺しにした現在のソフトウエアレベルを前提に、
ポルポトじゃなかった場合の仮定をするのは間違い。
生きてりゃ、国に貢献した人材だっていただろう。
 
他国の支配を受けるのは、
内乱に乗じ、介入を許すからである。
日本は当時、江戸城無血開城でその難を逃れたが、
内戦の結果、ベトナムの介入を招き、その影響を今も受ける。

また、軍事独裁政権が維持されるためには、
民族的な緊張関係が続いてる必要があろう。
なければ、必ず崩壊する。
 
他国の侵略についても、
独裁政権についても、
現実の歴史は、そのマイナスを既に受けている。
どうあろうと、今よりマシである。
 
 
が、
経済発展は、ベルリンの壁崩壊を待たねばなるまい。
外資の導入できなければ、発展に結びつかない。
グローバルな資本主義の時代まで、東側陣営は待たねばならなかった。
だから、内戦なくても、ベトナム、いやラオスと同様だよ、それは。

タイは独立守って、西側とうまくやったもの。
スタートアップが全然違うよ。
 
ポルポトじゃなければ、こんなに悲惨ではなかったが、
発展そのものが、今のタイミングなのは、必然性がある。
 
 
で、今回、
 
シェムリアップでは、野党救国党の看板もよく見かけた。
プノンペンでは、国民党ばかり。
 
政権への不満は地方からか。
タイみたいに、農村対都市部みたいな構図になるのかな。いずれ。
ま、時は加速してゆくよ。
 
 
カンボジアにチャンス求める日本人に何人かお会いした。
未整備な分、圧倒的にまだユルい。

そりゃ、隣国だってアンダーテーブルは効くけど、
外国人に対するユルさのレベルは桁違いである。


に書いてあった、
レッドオーシャンの隙間のブルーオーシャンって話し思い出した。

ブルーオーシャンが青いのにもワケがある。
そこで泳いだ10人中8人は死んでるかもしれない。
ガーナで金やってた日本人に現在連絡つかない。
 
かと言って、
コモディティな世界で過当競争するのも体力持たない。
 
マルハンが銀行持てる国には、
レッドオーシャンの隙間のブルーオーシャンが、
確かにありそう。

とりあえず、
外人の登記もまだ簡単で、ドル持てるカンボジアを起点にして、
それから周りの国に目を向ける。
 
小さいものが勝つためには、正しい戦略かもしれないね。
却って、カンボジア、日本からの関心素通りされるの、有利かも。

あ、そろそろ搭乗。
 
 
で、今チェンマイ、チェックイン。

空港からソンテゥ捕まえて、チャンプアック門まで、
20バーツといったら、40と言われる。

宿は、
最安130って書いてあるのに、いつもどおり150の部屋に泊まる。

シャワー浴びたら、原稿書き始めよう。

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