ども、今日はカオサンもイイ天気。
10月は帰国しようと思ってます。
そろそろ、それに向け準備開始です。
今日は、敵と味方の話の続き。
シューティングナイフで同級生脅した小6男児の頭叩いた校長に「戒告」処分、退職
このニュースどう思います?
時間を少し巻き戻すとね。
桜宮高校の体罰問題で、YesかNoかの二元論な人いたんだよ。
例えば、三振して殴られるとか、
期待と成果が違ったから、罰するということと、
悪事を働いた場合と、区別をしない人がいるんだ。
オレ正直に言うけど、
その区別に言及せずに、「場合によっては体罰も必要」って、
いう人間はクソだと思ってる。実際そういうクソもいる。
問題は、その「場合」なんだから、
それに言及しないなら、
成果でどこまでも追い詰めていいという非人間性の肯定だ。
プロならね、結果に対して、報酬に差が付くのは当然だけど、
それはまた、教育のカテゴリじゃないし。
殴れば、成果が出るなんて低レベルいずれ淘汰される。
で、逆に体罰はなんでもダメって話にすると、
今回みたいなケースになる。
で、
だからといって、この先生の対応適切だったかというと、
オレはそうは思わないんだけど、
それは、教育に何を求めるかっていう、世間のコンセンサス次第なんだ。
「場合によって必要」派も、全否定派も、
そこに踏み込まないなら、誰も幸せにしない。
ま、もともと無責任な人達だけどね。
ナイフで脅すのは、もう流石に刑事事件だろ。
小学生かどうかは関係ないよ、犯罪は犯罪。
教育の仕事は、
やって許されることと、許されないことを教えること。
犯罪を犯した場合の対処はもう、教育の仕事じゃなくて、治安の仕事だよ。
ただ一方で、この先生の問題は、殴って手打ちにしたこと。
その事後処理でいいのか?
チャント罰しておかないと、
そういうことヤってもOKなんだと勘違いするよ。
教育的にも間違ってるんじゃないの。
犯罪は犯罪。
その理解がないまま育つと、ロクな大人にならないよ。
オレは、事情聴取も、学校の仕事じゃなくていいと思う。
むしろ、第三者がやるべ。違法性がある場合は。
教育は通報まででいい。
それは悪いことだと、教えるまででいい。
それ教わってなお、善悪の区別のつかない人間にまで、責任持つことはない。
教育の責任を無限にしても、誰も幸せにはならない。
有限責任とその限界を明確にすると、多くの人が救われるんだけどな。
権限と責任はワンセットだから、
それ一致させて、範囲を限定する。
で、本来の領域で、レベル上げなよ。他の管轄は、その専門家に任せな。
やるべきことを行い、
やるべきでないことはヤっちゃいけないこと。
それが仕事の基本だと、最近つくづく思う。