ども、うだうだ、してたら夜になってしまった。
あいかわらず、カオサンにおります。
ところで、昨日は税金の話したんですが。
消費税は若者に不利か?って話してました。
消費税増税も嫌で、後期高齢者制度も嫌だって、
それキミ、年寄りの意見だろって。
若者なのに、年寄りの味方なのって、敢えてそういう訊き方しました。
政府VS国民って、いうステレオタイプな二項対立、キミを利さない。
というより、むしろ世代間格差の容認だよね。
あんまり雑なこと言ってると、思うツボだよ。
格差について、今はとりあえず、
貧富の格差と世代間格差について単純に考えよう。
貧富の格差も、ホントは所得と資産では別物だけど、
とりあえずお金の差って、雑な分け方でいいでしょう。
世代間格差は、
大勢の年寄りを少数の若者が支えるって時点で発生してる不公平。
さらに、国債も年金も利益の先食いだから、より格差大きくしてる。
マトリックスで分ければ、
1.富裕な高齢
2.富裕な若者
3.貧乏な高齢
4.貧乏な若者
の四種類で、消費税はどの層にも一律にお金払わせる。
次いでに言えば、金持ちはカネ使わないから、
金持ち優遇しても、経済に対して良いことないってのもバレた。世界的に。
1でもうリタイアした層とvs4でワープアな層
不公平かつ格差でかいのは、この構図じゃないの。
生活必需品が、非課税じゃないから、逆進性はいつも問題になるが、
それは所得税の累進で調整って考え方自体はありでしょ。
4はトータルで同じくらいの水準で、1にも消費税で今よりは負担させる。
それでも、足りなきゃ、富裕税導入や、相続税強化だろう。
(これも、世界の趨勢だ。)
ここまでは、徴収しか言ってないけど。
分配の方は、
1が3を、2が4をケアして、他の世代を一緒にしないようにすれば、
不公平感はだいぶ変わると思うんだけどね。
ま、年金ももうすぐ、税金でって話になりそうだから、
社会保障のことは細かく分けないよ。
話を進めるために、ある程度単純化は必要だけどさ、きりないから、
だけど、物事の構造自体を無視してしまう雑さはダメだよ。
何事も、政府VS国民 みたいな単純構造なはずは無い。
利害構造は別のところで生まれてる。
政治家はもちろん、票の多い高齢者に厳しいことは言わない。
マスコミは国民の中の対立構造を暴くようなことはしない。
マスだもの、そして主なターゲットは高齢化してる。
割くう方が、簡単な構造の提示にはまっちゃダメだよ。
話の都合上、単純化することはあってもさ。
本質を掴み、構造の見極めが大事。
経済が成熟し、伸びしろがもうなく、少子化も進む。
で、分かってんのに、どういう手当てしてきたか、
その背景眺めてりゃ、
「増税で庶民が苦しむ」みたいな、昔気質とは、手をきらにゃ。
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