ども、相変わらず、晴天つづくカオサンにおります。
いつものオープンカフェ(物は言いよう)で、
ノートパソコンに向かっていたところ、
欧米の老婦人に話かけられる。
いつも、何を書いてるの? 小説?
レポートみたいな。もの。。
アナタ、ライターなの?
うーん、まあ。みたいなもの。
(本の原稿もココで書いてたから嘘って訳じゃない)
まー、もうちょっと各国事情調査でもしようか、
ああ、でもこうしてウダウダしてんのラクだなぁ。
そんな今日このごろいかがお過ごしでしょうか。
フェイスブックで友人と税金の話をした。
消費増税と世代間格差の件。
もう、
政府vs国民という雑な対立構造だけで成立してない。
むしろソレに飛びつく方が、搾取されやすいように出来てる。
所得格差と世代間格差の違い、
直間比率の見直しや、所得税が富裕層により厳しい累進課税なら、
貧しい若者にとって、消費税は意外と味方。裕福な老人とも平等。
敵と覚しき本丸は、ソコじゃないよ。
まあ、大前提的なとこまでで、
歳出側の話も、税に対する個人の自己防衛の話も、
広げすぎても、と思って、しなかったんだけどさ、
こういう話をするときはいつも、
根本的に破綻してるよねって、合意には大抵達する。
収入の倍の経費では、企業だったらこの世に無いだろう。
現実は既に狂ってるって認識が正常だろう。
で、
今日は古本屋で買って、この本読んだ。
内容は、個人的には期待はずれだった。
保守系(共和党支持)ジャーナリストのオバマ批判の域を出ないなぁ。
共和党支持ならそれはいいんだが、
今の軍事的な勢力地図を解析してくれんのかと思ったよ。
考え方が二元論過ぎて、ちょっと古くね?
何で政治記者って、経済に疎いんだろう。
カーター政権あたりからの経緯を説明し、
オバマ政権の自虐史観、土下座外交の特異性を語る。
まあ、シリアにも介入しないし、
エジプトでムバラク政権失ったのは打撃ですね。
過去の民主党政権と比べても、異質だという。
それはそれで、確かに分かる。
でも、このおじさんに、違和感感じるんだよなぁ。
AIGもビッグスリーも、潰せるもんなら、潰してもいいと思うよ。
ただ、あれを救済したから社会主義ってのは、
原発処理で自民党を批判する民主党みたいなもんで、
批判するなら、与党当時もうちょっとマシな手を打っとけよ。
方向が違う気がする。
仮に共和党なら救済以外のオプションあったかな。。
政治記者でも、資本主義を語るなら、経済の土俵の上で語ってくれ。
まあ、オバマケアや大きな政府、それから富裕増税の批判もしてんだけど、
貧困大国の医療とキチガイじみた財政についてスルーは、バランスを欠く。
その、貧困層の移民がいなけりゃ、もうとっくに少子化してる国じゃねぇの。
単に、昔の小さな政府というだけじゃ、問題解決できそうにないんだが。
こういうこと話すと、いつも誤解されるけど、
オレ、共和党派の政治記者さんより、よっぽど小さな政府派なんだよ。
その話をすれば、今度はリバタリアンと言われるだろう。
より、深刻そうだから、言ってんのに。
まあ、閑話休題。
ブッシュの8年で、財政も経済もアメリカはボロボロになった。
そのアンチテーゼっていう視点は無いのかな。
ベトナム戦争で懲りず、イラク戦争で懲りたとしたら、
その差はなんだろう。
金本位制を辞めても、リーマン・ショックは無かった。
戦争して、紙刷っても、もうダメ。
カネが回らないなら、アメリカの役降りたい。
その空気感は無いのかな?
世界を動かす力が軍事から金融に移って久しい。
そして今、その金融が怪しい。
パクスアメリカーナという時代認識って、そういうもんじゃないの。
為替や財政にノータッチな現代感覚ってあり得ないと思うんだが、
おじさん、古くね?
おじさん、別のこと心配する方が、正気だと思うんだが。
フト昔のこと思い出した。
紙がタダの紙だという時代に変わるころ、
三歩目少年は、コレを見てぶっ飛んだ。
当時は、
ネットワークが世界をフラット化する時代のことも、ベトナムという国のことも、
火星よりも遠くにありましたね。
理想視するほど、素晴らしいかどうかは、知りませんが。
でも、一番印象に残ってるのは別の曲で、
あれから、
laughs,
freedom,
good times,
crazy ways,
million-dollar charm,
headaches and toothaches,
bad times.
全部経験したような気がする。
ま、
世界の中心が軍事から金融に移り、
多分このあとネットワークに移るんだろう。
まあ、狂った世界に生きてることに変わりはないが。
2013年に出版された本を読んで、フト昔を思い出した。
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