情報公開されたとして、でキミはどうするの?

ども、今チョンブリに居ます。うーん、ちょっと眠い。
 
 
昨晩バスでチェンマイからカオサンへ、
夜明け前、デモで盛り上がってる民主記念塔を迂回して、
タクシーでスワンナプーム空港へ、知人のご一行に合流し、チョンブリへ。
物件視察など、要件こなし、今は宿におります。
 
 
ま、チョンブリの物件のことはまた後で書こう。
 

この話はどうしてもブログにも書いときたいので、一本。

堀江貴文氏の本で、
「金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?」
というタイトルがあります。読んでないけど。

その題名をフト思い出した。

「特定秘密保護法案に言いたい」
http://mainichi.jp/shimen/news/20131120ddm041010064000c.html

ま、一般論としてはその通りでしょうね。

ただ、「国民、国会のチェック機能」に関して、日本の現状も含め、ちょっと違う視点で。
基本、チェック機能が有効なのは、チェックする側の力量が上回っている場合。
 
 
国会にガバナンスは期待できない。
立法府なのに、議員立法って方が珍しい国だよ。
自民党でも官僚答弁まだまだ生きてるのに、いわんや野党おや。
一番関係ありそうな防衛大臣にコーヒー飲んでたとか、
そんな人任命してた政党が今の野党第一党だもの。
 
情報開示にあたり、マスコミに特権を与えてはいけない。
国民のチェック機能というときに、
問題になるのは、誰か特定のとこが、代行者となるのかどうか、
特定の代行者がいると、それに既得権益が発生する。
もはや、社会的信用と公共性を失ったマスコミの権力強化は、
官僚の暴走より、全然リスキーだろう。
 
 
国会は能力が不足、マスコミは官僚よりさらに信用できない。
 
で、ネットか何かで直接公開されたとして、国民の直接のチェック能力なんだが、
インテリジェンス強者か? そんなに。オレも含めて。
 
会計知識ない人の税務監査とか有効か?
 
沖縄密約事件のように日本国民の知るべき情報」と記事にはある。

それ知ってどうだったの?
国民はタダのスキャンダルとしてしか処理できなかったんだろ。
 
もっと値切れとか、だったら沖縄返還白紙に戻せとか、
せめて、払ったカネはどうなったのか追求しろくらいは、
世論が盛り上がったなら、話は別だが。当時どうだったのでしょう。
 
 
「知に対する知」っていうけど、
リテラシーがなければ、猫に小判。
スキャンダルに簡単に乗っちゃう体質あんまり変わってないんじゃない。
 
 
実際のところ、国会、官僚、マスコミ、国民なら、
ダメな中でも、官僚が一番ダメじゃないかもしれない。
 
官僚の暴走っていうと、インテリジェンスの領域じゃなく。
薬害エイズとか、消えた年金とか、大阪地検特捜部の捏造とか、ノーパンしゃぶしゃぶとか、
そういうケースが浮かぶんだよね。
ああ、そういえば官房機密費って何に使われたんだっけ。
 
むしろモデルにすべきはアメリカで、
記録は必ず残すことを義務付け、守秘の時限を決める。
で、問題が有るときは、情報公開を要求できる。
 
守りながら、チャント残すってことから始めるべきじゃないかな。
むしろ、民主党政権時代に防衛省の機密文書膨大に破棄されたことのほうが、
よっぽど問題だと思うんだが。

要は守秘と記録がワンセットになってることが一番大事な気がすんだよ。
 
 
ま、記録に残せって、マネジメントの最初の方で考えることだよね。
で、マネジメント視点ついでに、チェック機能のパフォーマンスを考える。
 
 
プロジェクトに参加したことある人なら分かると思うけど、
プロジェクトに対してコミットメントの無い人間のために、
多くの労力割いても、それに見合うリターンはない。
 
どんなプロジェクトだって反対者はいる。
しかも、ただ反対してるだけの無責任な連中も必ずいる。
口挟むの構わないけど、それに見合うコミットメントがなければね。

プロジェクトを運営する側は、
そういう連中を上手に排除しないといけない。
 
 
反原発派が、福島第一4号機の廃炉プロセスで、
使用済み燃料取り出しは危険だから情報公開必要だって、
それはそれで、いいけれど、で、どうするの。

いつものごとく、ノープランで、あら探しに終始するだけだったら、
任せといた方が成功確率高まるよ。
 
プロジェクトの経験上、それは確信持って言える。
負担について問えば口をつぐみ、対案が出た試しがない。
本当に、瓜二つ。走馬灯のようにいろんな人思い出すよ。
 
 
毎度同じ例ですまんが、情報リテラシーについて考えるに、
ホントに考えやすいので。

情報公開されたとして、ソレ知ってどうするの?
この法案危険視してる人達の主張は、十年一日の如きだが、
 
昔のように、インテリジェンス小国日本のままで、この先やってけんのかな。
時代は変わった。
  
本音を言うけど、
今のリテラシーなら、官僚による統制、あろうが無かろうが大差ない。
 
政府でも、東電でも、問題山ほどあるけれど、
反原発派に問題解決任せようという人はいまい。
よりダメそうな選択を避ける。それしか選択肢が無さそう。
 
 
とにかく、記録し、それを保護すること。
守秘と公開ルールをワンセットで決める。
まずはそこからじゃないかな。
 
代行者に委託する能力が、私も含め、まだまだ低い。
  
 
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