ども、日本で、本読んだりしてます。
なんかあるぞ!国連ボランティア 上田章造 1996年 講談社
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こないだ選挙やって、不正とかなんとかいわれつつ、与党国民党が勝った国カンボジア。
次の次くらいは政権交代もあるかもしれないね。
これは初めて選挙実施のときにボランティアで選挙監視員だった人の記録。
選挙やっていい事あるのか?の問に、
20年後くらいには、国もよくなる。と答える。
96年に出版された本、そろそろ20年になる。
ま、その言葉は本当だと思う。
国際社会に認められる程度に正当性があって、
国が安定しなければ、外資は来ない。
ようやく不動産も買えるようになったし。
上場企業もないこともない。
しかしまあ、よく行ったね。
肝炎になったり、麻酔なしの縫合受けたり。
昔ミクシィでこんな書き込みを見かけた。
内戦なければ、カンボジアはもっと発展してただろうか?
心ない日本人答えて曰く、
「内戦なければ、ミャンマーや北朝鮮みたいな独裁国家か、隣国に植民地化されるのが関の山。」
ミャンマーにも北朝鮮にも、カンボジアとは違う事情がそれぞれあるんだが、
まあ、それはおいておいて、
独裁はあったんだよ、それが金日成程度にはマシじゃなかったらから内戦になったんだよ。
で、国内問題の解決を他国に頼って介入許して、支配されるってのは歴史の定番、
まあ、今のカンボジアとベトナムの関係見りゃ分かること。
国家存亡のメカニズムに関する認識がダメ過ぎるんだが、って。
コメントすりゃ良かったかな。
今でも覚えてんのは、スルーしたからかもしれない。
マジレスすれば、
フランス植民地下のインドシナ三国が、
フランスから左翼思想を輸入して、アンチ資本主義、アンチ植民地主義に対抗して、
共産国家の独立となるとこまでは歴史の必然があろう。
ただそんときの指導者がポルポトかホーチミンかの差は民族の命運を決めた。
で、もし、
ポルポトがティンセイン程度にマシに統治したら、
もっと早く発展してたかどうか、
答えは否。外資の導入は不可欠。今のミャンマー見れば分かるだろう。
ベトナムがいくらドイモイったって、外資受け入れしてからの発展だ。
ODAで道路通って、それから金融が整備され、外資参入。
本格的なデベロップメントが始まる。
アメリカと手打ちがなければ、外資が来ない。
「民主国家」のお墨付きはその為に必要。
そしてある程度政治的安定がなければ外資は逃げる。
今のタイを見てれば、きっと分かる。
「民主国家」かどうかより、
貧困から脱出出来る程度の経済発展の方が優先順位は高いと思う。
まあ、アノ本に書かれてるより、今はかなりマシ。
カンボジア人気質は似たようなもんだが、
それでも、教育は普及しつつあるでしょう。
苦労した甲斐があって、良かったね。
この後どうなるか不透明な部分もあるけど、
選挙できて、外資やって来たのは確かだから。
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