本日より平成邦画第6弾となる、『#ピストルオペラ』と『SURVIVE STYLE5+』の上映開始!
鈴木清順監督『殺しの烙印』の続編『新・殺しの烙印… https://t.co/S9ZiUIihsk pic.twitter.com/rwZ5DfclZs
— 新文芸坐 (@shin_bungeiza) September 5, 2026
姉妹作である「殺しの烙印」(1963年)は未見。
”訳分からない映画作るな”と言われ、日活と揉めた。
そして2000年台に入っても、
鈴木清順は相変わらず鈴木清順だった。らしい。
私は「悲愁物語」以来。
どうかしてる映像を楽しめれば、別にストーリーは要らない。
サービス精神旺盛なアバンギャルドの巨匠の娯楽作。
スクリーンで堪能出来れば、それで良し。
世間の評は一旦確認。
ストーリーへの言及はスルーし、
主演の江角マキコや平幹二朗にも、賛否あると知る。
伊藤和典と樋口真嗣がクレジットされる作品で文芸坐連投。
《 開演 》
他に観ない映像で、私は江角マキコにも高評価です。
ただ、ちょっと長い。
もっとタイトに出来たでしょ。
期待に比べたら、不満は若干残りました。
捏ねたストーリーも要らないかな。
あと、「殺しの烙印」観なくて問題無いです。
主役宍戸錠の老後を平幹二朗が演じてる、
とも受け取れるらしいですが、
キャストが別人じゃあね。
そんなこと知らなくて問題無いです。
”訳が分からない”理由と無関係です。
そんな文脈理解が正解だとて、要りません。
さらに、
この作品で、役者の演技なんて、気になるんですか?
どーでもいいと思うのですが、
1にも2にもルックが大事で、
坂本龍馬のような江角マキコは、ハンサムでクールで素晴らしい。
ショムニが当たり役ですが、
映画で彼女活かしきれる監督居なかったな。
つくづく、そう思いました。
惜しい女優を亡くした。
映像と音楽については、観て聴いてください。以上。
としか書けず、申し訳ない。
くどくど説明しても、百聞は一見に如かず。。
で、
抽象的な表現多く、意味不明なカットも有りましたが、
ストーリー自体を見失う程では、ありませんでした。
逆に、
無駄に理屈捏ねて余計な事すんなよ。とは思いました。
全体的には満足なのですが、
不満はストーリー発ですね。
褒めは、
清順作品でしか観ること叶わない映像拝めるのだから、
それで充分。
その上、
本作の趣向も大変面白く。
江角マキコのルックに幕末の装い、
そこに花札的な色彩、和の美的センスを纏い、
オペレッタの形式で魅せる。(敢えてアクションやらない)
くらいしか書けない。
逆に、
気になった点中心に、
幾つか書けること、書いてしまいます。
1.スタンダードサイズ
2.演技はどうでもいいよ
3.不満 ストーリー捏ねなくても
4.銃の扱いと伊藤和典&橋本以蔵
5.小椋悟Pという超有能
6.総評 満足だけど、ちと長いよ
※ネタバレ?
そんな事考える意味無いですが、
アリとしておきます。
1.スタンダードサイズ
シネマスコープでなく、真四角で最初に驚きます。
清順監督、
時代の要請でシネスコで撮る必要に迫られていて、
好んでそうした訳では無いらしい。
もう、解雇もされず、ご褒美で好き勝手撮るのだから、
画面を隅々までコントロール出来るスタンダードをチョイスした様子。
奥行きに拘るというよりは、
絵画的、花札的な平面で観たこと無い画。
最適と選んだサイズの清順節を楽しみました。
2.演技はどうでもいいよ
世間の評では、江角マキコや平幹二朗の演技に不評もあり。
うーん。
そんなこと、どうでもよくね?
棒だろうと、芝居掛かろうと、表情だけの演技だろうと、
大した意味無いのに、気にし過ぎ。
記号だと割り切った演出で、役者は記号なのだから、
そんな事に意味を見出そうとしてどうすんのよ。
プロレスにお約束が有るように、
清順映画の様式と、承知で観るんじゃねえの?
見た目が10割で充分。
江角マキコは姿がハンサムなら、それで良く、
平幹二朗は、
宍戸錠に似てるかどうか知りませんが、
大仰な記号と見れば、それで充分。
ブレンバスターが成立する世界で、
リアルファイトみたいな事言う人に聞こえて、逆に不思議。
3.不満 ストーリー捏ねなくても
どうせ映像に全振りなのだから、
何で、ストーリー捏ねるのだろう?
今度は、作り手の意図が不思議でした。不満でした。
ヒロインに順々に、刺客が訪れ、返り討ち。
ラスボスは最初から強キャラで、決闘がクライマックス。
それだけのシンプルな造りで充分でしょ。
意外性も無いのに、ラスボスの設定とか余計な事すんなよ。
理屈付けようと思えば、出来るらしいですが、
ホントどうでもいい。
設定が邪魔でした。
4.銃の扱いと伊藤和典&橋本以蔵
元は様々な設定が伏線回収的に活きてくる、
リアルで精巧な脚本だったのかもしれないな、伊藤和典だけに。
と勘ぐってしまいました。
キッカケは、銃の設定。
毎度、殺しの道具を発注するとか、
マニアックな拘りを感じさせる。
ところが、
それが話の展開に活きて来ない。
ルパン三世に、いっちょ噛んだことのある清順監督でも、
武器に詳しいとは思えない。
そこで仮説。
銃への拘りは伊藤和典由来で、
監督が必要としたのは見た目の美しさだけ。
検索したら、
基本のプロット書いた段階で、伊藤和典は降りたらしい。
ヤりたい放題の監督について行けなくて。
脚本協力に複数人クレジットされるのは其の為だと。
その中には、橋本以蔵の名前も。
アクションは詳細に書く人だよねぇ。
5.小椋悟Pという超有能
どうやら、必要な人物を招聘して、
なんとか暴走監督にタガを嵌め、ギリ作品として成立させ、
さらにベネチアに渡りを付けた。
それは、プロデューサ小椋悟の仕事らしい。
そんな凄い人だとは、全く知りませんでした。
橋本以蔵も人脈か。
巨匠の晩年と言えば、黒澤明や大林宣彦のように、
制御不能で、老人の繰り言に成ってしまうケースも有り。
逆に、
プロデューサがしっかりグリップ出来ていれば、
ヤりたい放題でも、まだまだ現役感が残る。
そういうことなのか。そんな風に作られたんだねぇ。
インディの名プロデューサの有能を知りました。
6.総評 満足だけど、ちと長いよ
とは言え、”老人の繰り言”的側面も若干。
やっぱ長いよ。
アクションシーンは全て、様式美で演る約束事とは言え、
構図やポーズのバリエーションは、それ程、、
同じだと飽きるよ。ダレる。
脚本はシンプルに、演出も編集もタイトに。
ならば、80分くらいで行けたでしょ。
だったら大満足だったのだけど、
ちょと不満が残ってしまった。
私が書けることは、そのくらい。
相変わらずの清順節で、魅惑の時間でした。
ただし、
説明されなくても、不安にならない人向け。
何故か抵抗出来ない。そんな感じです。
2026.09.09 00.00現在
一旦また-2σタッチまで降りて来そう。
前の安値目指すかも。
