飛行機もFIXだし、旅を続けるか。
カラチカンパニーのバスターミナルへタクシーで移動。150ルピー。
どうやら、大体どこも150ルピーが相場みたい。
で、800ルピーでラフォール行きのバスに乗る。
バスガイド役の女性がいて、水やペプシをサーブして周る。
働く女性もいるんだなぁ。
隣の席の人はラフォールのボディビルダーチャンピオンだという。
ドイツに行ったことがあるという。
今はラフォールの5つ星ホテルで働いているといってた。
愛想が良く、陽気な男である。
働く女性、陽気な男、イスラマバードでは珍しい2つのものに遭遇。
が、良い人かどうかやや微妙。
ボディビルダーは途中休憩地で、なかなかバスを降りようとしない。
彼のガタイでは、窓側の私は降りられない。
係員に注意されようやく外にでる男。
根拠無く疑うのは良くないが、オレの荷物を狙ってるフシがある。
うーん。気をつけた方が良さそう。
バスは大きな河と穀倉地帯を抜けて行く。
今刈り入れしてるのは、多分麦だと思う。
年に何回取れるのか知らないが、国が飢える心配はなさそう。
昔ミャンマーでも思ったけど、
食料自給率が高いのは大きなアドバンテージである。
経済音痴な政治でも国民が飢えない。
この国の政治についてはなんとも分からないが、
オレのレベルでスパイって疑われるんだもの、国費に対する負担は重いだろう。
そんなこんなで、
午後1時発で、6時前に着いた。
バスターミナルからは、オートリキシャで駅の近くのホテルまで。
相場は150ルピーらしいが、
300という多くの客引きが言う中で、
200で行くと最初に言ってくれたので、それで決めた。
有吉弘行によく似た男である。
途中、突然止まる。
有吉が何か言う。降りて、そこで待っててくれと言ってるみたい。
どうやら、パンクだ。
なんか散々な旅であるが、それもまたよし。待てというなら待とう。
家具工場の前で止まったのだが、
椅子を出してくれて、甘い揚げ菓子をもらう。
純粋な無償の親切を受ける。
ラフォールはイスラマバードとは人が違う気がする。
ハノイとフエくらい人が違うのではないか。
人が随分気さくな印象を受ける。
結局、30分くらい修理を待つ。
シングル650ルピーの宿にチェックイン。この部屋で650なら立派だ。
そしてなにより、人の愛想が良い。イスラマバードとはエライ違い。
やはりハノイとフエくらい違う。
文化あり、観光客も多いところはホスピタリティもそれ相応と実感す。
それと、システムが変わってて、チェックインから24時間で一泊代を先払いする。
何時チェックアウトとか決まってるわけではないらしい。
旅行者にありがたいシステム。
WIFIは使えないので、シャワー浴びて寝る。
電気がついたり消えたり、電力事情は相変わらず良くないようだ。
夜9時頃目が覚めてしまった。空腹である。
ホテルの食堂に行くと食事はまだ出せるという。
メニューの中で、出来るのと出来ないのがあるので、オーダー難航するが、
チキンビニヤリとダルを選択。
食堂にもテレビがあって、ニュースやってる。
女性キャスターもいるところからも、女性が働くこと自体ダメなのではなく、
女性の職がまだ少ないのだろう。多分緩やかに変わって行くと思わる。
20分くらい待って、
想定外のボリュームで来る。美味いけど一人前で十分。頑張ったが残してしまった。
ダルは油が強い、もっとサラサラしたものを想像していた。味はやや辛め。
今日はいろいろあったが、とりあえず満腹で、寝場所も確保。
ゆっくり寝てから、明日のことは考えよう。
もう予定は無いのだから。
日本で泊まる場所を探して、全国を歩きまわる夢を見る。
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