「パキスタン紀行2014春」#15 20140507 ラフォールで体制立て直す。

今日は予定も無いし、ゆっくり起きよう。
9時頃シャワーを浴びてから、近所をぶらぶらしてみた。
喧騒な街らしい、
イスラマバードと違い、経済が活きている。
 

近くにネット屋無いかなと探すがどうも無い。
近所にはタイヤ屋さんが多い、
車以外にも、バイク、オートリキシャ、ウマ、ロバと、
いろんな乗り物が走ってる。物流も盛んである。トラックも多い。
道路渡るのも、ホーチミン並に大変だ。 
 
 
手がかりがなさ過ぎる、一旦ホテルに戻る。
それにもう一回、状況を部屋で整理しよう。
 
ネット屋でどうするか、
そんなに回線速くないだろうから、動画UPとかは難しいし、
優先順位をつけよう。
 0.ダメだった時の情報公開の手当て
 1.日本大使館に連絡
 2.東京の旅行代理店に連絡
 3.facebookで身の安否と状況を発信しておく
それ以外はちょっと後回しだ。
 
 
さて、ネット屋は何処にあるのか、
ホテルのフロントに聞くと、
ガリショーに行けという。どうやって行くのか分からないというと、
スタッフが連れて行ってくれた。途中まで。
乗り合いのオートリキシャに、
この男をガリショーまで乗せてってくれと言ってくれたらしい。
値段は20ルピーだった。
席を詰めてもらって前方座席に乗る、後方は女性で、席を同ぜずらしい。
 
でタダの道端で降ろされる、ここがガリショー? ネット屋あるのか。
半信半疑で、近所を歩くと、果たしてあった!!
Internetと書かれた看板が。
 
1時間50ルピー。時間を書いた紙を貰い席に案内される。
狭くて暗いけど、冷房効いてる。システムは日本のネットカフェと一緒。
 
苦戦しながら、LANケーブルを自分のラップトップに挿す。
ウルドゥじゃ入力すら出来ないもの。

まずは、託すべきを託す。コンプリート。
それから、
日本大使館の電話番号を調べ、携帯から電話する。
 
スパイの嫌疑が掛かることはよくあるという。
尾行されたり、盗聴されたり。
やっぱりね。

インドから陸路で来たり、
あるいは私のようにいろんな国を渡り歩き、第三国経由で入った場合、
疑われることは多いらしい。
濡れ衣ならそんなに問題は無い。が嫌なら出国した方がよいと。
ただし、危険な場所には絶対に行くなと釘を刺される。
 
それなら旅を続けるか、
何かあったら、また電話します。と答えた。
 
 
次は、東京の旅行会社にスカイプで電話。
電話に出た日本人の担当者に事情を話す。
メールアドレスを聞き、これまでの経緯を書き記し、メールする。
まあ、あとはその会社の問題だ。
バンコクに戻ってからの対応で十分。
 
 
あとは、
スパイの嫌疑を掛けられましたが私は元気です。
とfacebookに書いときゃいいだろう。
 
 
で、ネット屋を出るともう夕暮れ。
道々歩いて、どこかでリキシャ拾おう。
 
途中喉が渇く、ジュース売ってるが、椅子が無いのでパス。
ベトナムなら道端で座って飲めるとこ何処にでもあるのに。
やっと屋台のチャイ屋で椅子がある。ちょっと休憩。
20ルピー払って、サンキューというと、首をかしげる。

どうやら、首をかしげるのは、
どういたしましてのサインのようだ。
金払って、サンキューと言うとその仕草に出会う。
やっぱり、ラフォールの方が人の愛想がいい。
 
 
歩き出す。それでもまだ水が欲しい。
途中薬局を見つけると水も売ってる。
この辺を観光で歩いてるのかと店のオヤジに訊かれる。
どこからと訊かれたので日本と答える。

ラフォールの人はナイスだ。イスラマバードはちょっと難しいね。
そう言ったら、
いろんなとこから、イスラマバードは人が集まってるからねと言う。
よい旅を、と言われた、ありがとう。
1.5リットルのペットボトル40ルピーだから、
ラフォールの方がちょっと物価安いのだろう。
 
結局駅まで歩いてしまった。
立派でかつ歴史を感じさせる駅である。
こんなことなら、飛行機じゃなく、列車移動にすれば良かった。
まあ、手配頼んじゃったので仕方ないが。

見渡すと、駅の周辺にはホテルが沢山ある。
ラフォールは、「STATION」とリキシャに言って。
そこで宿探せば大丈夫みたい。
カオサンよりは安全だろう。

宿通り過ぎて、歩いてしまったら、
コッチだと、道端の人が教えてくれる。
フロントのオジサンが顔出してる。
 
人の雰囲気がまるで違う。
親切を素直に信じて感謝できる事自体が、ありがたいと思う。
 
 
夜もう一度外に出る。
衣料品の店が延々と並ぶ。
パキスタン自体もそうだが、ラホールは繊維に強い街のようだ。
 
穀物と繊維、どちらもパキスタンの主要な産業だが、
実際の産業の中心はむしろラフォールなのかもしれない。
行政や政治とは別に、パンジャビ州の産業の中心かも。
 
まあ、スパイ扱いされては投資は無理そうだが、
イスラマバードよりラフォールが良さそう。
人為的な都市より、実需を実感できる都市がいいよ。
 
 
それはさておき、屋台で飯喰おうと思ったが、
座るところが無い。断念。

ホテルに戻り、チャイ2杯して、食事。
チキンコルマとパンとサラダを選ぶ。290ルピー。
 
毎回カレー味だが、微妙に違う。
今日は、トマトの酸味がフレッシュでマイルドな味。
 
大満足です。
ビジネスの縛りが無くなって、純粋に旅を楽しむ解放感に浸る。
切り替えてくしかないね。

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