昨晩から腰痛が続いている。熱が下がったと思ったら、
一難去ってまた一難か。
まあ、何とか歩ける。
今8時、まだ日差しは斜めだろう。今のうちに街を歩いておこう。
遠出は無理そうだ、ホテルの近所を一回りだ。
幹線を横断し、一つ先の路地へ、この辺はマーケットなのか。
最初は肉屋、それから服飾、電気、穀物と続いてる。
魚屋は他では珍しいかもしれない。
両替屋もあるので、困ることもないだろう。
ゴミ回収車も見かける、ココでも回収は朝なのか。
ゴミや下水など公共なことも機能していると分る。
(ゴミ捨てのマナーは良くないが)
まだ朝早いので、やってない店も多いが、ペシャワールの朝は意外に早い。
ペシャワールは大きな都市だとつくづく思う、
ここがサダルでないんだもの。
そして経済が生きていて、かつ、まだまだ成長途上だと思う。
確かに金融機関のガードマンは銃持ってるが、
他の都市に比べて、特に治安が悪いということもない。
全く来る前のイメージはアテにならない。
写真を撮ってると、オレを撮れと寄ってくる。
基本、気さくな人達だ。イスラマバードと真逆。
開放的で、ホスピタリティも高い。
人も都会だと思う、一番。
都会の順位では、
一位がペシャワール。
次にラフォール。
カラチ、ラワルピンディは僅差だが、カラチがちょっと都会か。
ダントツでイスラマバードは最下位。
電力事情は似たり寄ったりだが、
歴史のある方が、都会なんじゃないかな。
民族や言語の違いが、どういう影響あるのかは分からないが、
都市による違いは明らかにある。
食べ物も、ペシャワールが一番ラクだな。
乳製品が容易に手に入る。市場でもよく売ってる。
チャイ飲んでも、
ポット一つで2杯分くらいなんだが、それでも20ルピーだった。
トマトと肉の炒めも美味そうで、思わず食べてしまった。
油強いので今お腹に優しいかどうか変わらないが、誘惑に負けた。
予想に反して、トマトはあんまりよそってくれない。
肉だと思ったらレバーだった。
そんなに辛くない、カレー味じゃない。何か西の風を感じる。
更につけダレをくれる。
ヨーグルトにミントを解いたもの。これがまた絶妙だった。
レバーの油っこさを全てスッキリさせる。
90ルピー。大満足である。
地下道で幹線を渡る。更にホテルの裏側を歩く。
あ、川で、その向こうにも街は広がるのか。
うーん、地図が欲しいなぁ。本屋にあるだろうか。
ホテル戻る前に、ヨーグルト飲料30ルピーを飲んで、
更に、昨日と同じ店で、緑茶を飲んだ。
相席の若者に、
日本人と中国人の違い、
パキスタンの問題点、
なんかを訊かれた。
日本は島国で、中国は大陸だから、
日本人は保守的で、中国人はアグレッシブ。そしてお金がより好きだ。
パキスタンは、外国に対して開放的になって欲しいねえ。
ペシャワールは危険だと散々言われた、でも実際は違う。
パキスタン自らがオープンに情報発信しなければね。
そんな話しをしてたら、またおごってもらってしまった。
今回も緑茶の値段は不明。
かれこれ2時間以上歩いている。
部屋に戻って、水シャワー浴びて、昼寝して、
あとは夕方涼しくなってからだな。
歩いたことで、腰痛は少し回復したようだ。
やっぱり、寝たきりが良くなかったのか。
夕方、食事の為にもう一度出掛ける。
今までと同じは避けたいな、そう思うが、特に目ぼしい食堂にも出会えず、
結局茹でトウモロコシ20ルピーで買っただけ、ホテル併設のレストランに。
メニューがウルドゥ語で読めん。
店員の勧める、ナントカチキンとサラダとスプライトを頼む。
計270ルピーで、ナントカチキンは160のはずだから、
サラダ60、スプライト50といったところだろう。
予想に反して、米料理が来る。(ビニヤリは避けたのに)
しかも、やっぱりフルサイズだ。(米とわかってれば、ハーフと言ったのに)
同系統の炊き込みご飯だが、カレー味でない。むしろレーズンの甘さがメイン。
それはそれで、嬉しい誤算。
パキスタンから西はカレーな味ではないのだろう。
サラダはありがたい、ヨーグルト付きだ。
ヨーグルトはパキスタンでも食べるし、インドでも食べると思うが、
やはり、西からやって来たのだろう。
もとは、遊牧民の知恵ではないだろうか、
出てくる頻度が全然違うもの。
ま、とりあえず、お腹には優しい夕食。さすがに残したけど。
明日は博物館行こうかな。
確かその隣りにツーリスト・インフォメーションセンターがあった気がする。
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