ショッピングセンターは思いのほか、デパートである。
空調もそこそこ効いてる。
Tシャツ一枚が35000かな。ま、そんなもんな気がする。
一階から二階への上りエスカレータは止まってるが、
それ以外はエスカレータも活きてる。
売ってるものは日用品と貴金属。
国境の街はどこでもそうだよなー的な感慨が。
外に出ると、マーケットが広がる。
ローカルな飯なら、ここで食べてもいいんだな。
昼過ぎだったので、肉と魚は閉店。
野菜と果物だけが残ってた。
ああ、まだドリアンの季節か。
さすが果物の王様、見なくとも存在が確認できる。
特に珍しいものもなく、外に出ると、観覧車が。
ペシャワールでもホーチミンでも、マーケットの近くに観覧車を見た。
そういえば、子供のころは、デパートの屋上がこんな感じだった。
パクセは普通な都市だと分る。
来る前は、もっともっと辺鄙なトコロだと思っていた。
観光がメインの産業かもしれないけど、それだけってことはなさそう。
次に来ることがあれば、もうちょっと垢抜けた街になってることだろう。
ま、それはさておき、近所に。
日本食屋があること、昼間チェックしておいた。
夜また、ここまで来たのは、日本食をトライするためだ。
もう一軒日本食らしきとこあったのだか、
昼行ったら、閉まってるとか断られたので、行かない。
店は立派な作りである。誰がこんなに資本投下したのだろう。
建築当時は今より、鄙びた場所だったはずだ。
客は私だけ。外のガーデンには、一組のラオ人と覚しき団体が。
経営が回っているとしたら、ガーデンのビールだと思う。
余計なお世話はさておき、
天丼40000キップを頼む。味噌スープ付きならお得だろう。
味はいいんだけどなー。適切なバランスなのに。
あー、東南アジアの天ぷらだ。揚げ過ぎで衣固し。
微妙に残念ではある。
小麦粉と水の分量が間違ってる気もする。
物足りないので、かけうどん頼んだ。30000キップ。
なるほど。
味付けは適切。やや関東寄りか。麺も茹で過ぎじゃない。適切。
しかしまあ、日本語が聞こえてくるわけでもなし、
雑誌や漫画本があるわけでもなし、殺風景なのが、ちょっと辛い。
勘定を済ませて店を出た。
刺し身や寿司、焼酎とかもあったから、
日本食じゃなきゃ過ごせない人は行くといいと思う。
味はちゃんとしてる。
日本人の需要が増えるほど、
カレーとかカツ丼とか、ケのメニューが増えるもんだが、
刺し身とかハレのは、無理に内陸の地で食べんでも、
と思ってしまう。私は。
なら、ラオまで来て日本食喰わんでも。だけど。
味はちゃんとしてる。
もっと日本人が増える可能性はあるかな。
あ、日本食屋は、
日本がココで、橋作ってたときは流行ってたのかも。
だから、立派なのかも。
日本人が居るのは、
企業進出だけじゃなくて、ODA絡みもあるもんな。
当時の方が日本人多く居たのだろうね。
お陰で物流は各段に良くなったのだろう。
今も橋は他にも作ってる。
ここに工場作ってタイ向けに輸出。
ないとも、限らんとも思う。
タイはもう労働力を外国に頼る国だが、パクセ意外とありかもしれん。
想像よりは、電力安定してるし。
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