中華航空の機内で「ジャッジ」「ケルベロス肖像」観ました。
どっちもテレビの映画ですね。内輪ウケにも、いろいろあり。
ま評価の差は、ヒロインが可愛く見えたかどうかの差と同じでしたが。
ども、今朝現地時間で2時ごろスワンナプーム到着。
エアポートリンクのホームで国歌、直立不動で聞いてから移動。
パキスタンから、福島までは、
自分にとっては一連の旅だったんだと、今分かりました。
リスクと恐怖って何?って話で、知らず知らずの内にストレス感じてた。
で、
今、カフェで帰ってきた安堵を満喫中。
心底ホッとしてます。たぶん酒量も減るでしょう。
あ、それはまた、改めて書くとして。
今朝のバンコクは日本より、少し涼しいかもしれない。
そんな今日このごろ如何お過ごしでしょうか。三歩目です。
「ジャッジ」はいっくらなんでも、途中からは見るに耐えない展開で、
マンガちっくな話なら、普通に演出しちゃダメでしょうね。
映画でコメディは難しいね。人を笑わすのは難しい。
テレビとCMの人達がCM業界について映画を作った。
内向きになったら、衰退期に入った証拠ってのよく分かります。
その意味では、資料的価値あると思います。
トヨタのCM、カンヌで賞獲ったらしいですが、
言うほど、いいとも思えません。その辺も身内ウケですね。
こんな企画でも、スポンサーのごきげん次第で通るんだよ。って。
この映画が出来るまでのメタ構造を楽しむ映画なんでしょうね。
あとは、役者ですね。
なんでヒロイン、水川あさみ、じゃないんでしょうか。
もっと露骨にトヨタCM映画にすべきでしょう。
ブッキングに失敗したんだろうなぁ。その時点で負け確定じゃないかと。
ま、北川景子はアウェイ感満載でしたね。
有能って設定だけど、薄っぺらい感情のままで有能さの欠片も感じないし、
ブスな鶏ガラ女に映ってるし、
わざと下手に分かりやすく芝居しろって演出されてるし、
魅力を一ミリも感じません。
映画で主役が輝かなきゃダメでしょう。
テレビとその周辺の広告業界の終わりっぷりを見事に表現してました。
一方、「ケルベロス肖像」ですが、
テレビシリーズの最後を映画でってパターンのやつですね。
テレビドラマは観てないですが、
多分こういう話なんだろうなぁって、脳内補完しながら。
意外と楽しめました。
期待通りの生瀬の仕事と、テレビ版のオールスターキャストのご褒美。
なにより桐谷美玲、可愛いいですから。
ストーリー的には、犯罪の実行にリアリティ無いですけど。
映画の尺の辛いとこでしょうか、
連続ドラマなら、もうちょっと丁寧にヤレた可能性もあるのかな。
閉じ込めるまでのリアリティ薄いし、重水の必然性無いし。
国家的プロジェクトハッキングして、
ウイルス散くの、医療知識だけじゃ無理だし。
ハード壊れた訳じゃないんだから、破棄する必要も無いし。
ま、
桐谷美玲にあれこれ背負わせるの、ちょっと荷が重い。
でも、可愛いから許すって、なっちゃいました。
いいじゃん、演技とかストーリーの破綻とか。
可愛いんだから。
ヒロインの葛藤とかは見せ場じゃないし。そもそも。
そういう意味で正しいキャスティングです。
乗り気じゃないけど、ご意向で作りました的な「ジャッジ」と対象的に、
長年、積み重ねてきた制作サイドの思い入れ伝わって、
微笑ましいエンディングでした。
行きで観た「清洲会議」もテレビ的な映画でしたけど、
テレビの映画ってジャンルもいろいろと思った次第。
ストーリーよりも、役者と役をたっぷり見せるのが正解だね。テレビ映画は。
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