昔の日本はこうだったのではないか。
いわきでの接客はそんなことを思わせる。
真面目に規則を守ろうとする、しかしマニュアル的というわけでもない。
外向きでないのは、何処も同じことかもしれない。
さらに自己防衛的に進化したのが、今の日本の平均的接客なのだろう。
賃貸需要など、確認できて満足し、それから生涯学習プラザに立ち寄る。
(前日の様子 http://sanpome.net/?p=1931)
そこでメールチェックはじめ、ネットアクセス必要な用事は、ひと通り済ませた。
更に、いわき駅前のショッピングセンターLATOVに立ち寄った。
http://www.latov.com/
この駅前再開発ビルがLATOV
ウェルカムな雰囲気が出てるエントランスはコンビニ。
コンビニを見てホッとしたのを覚えている。
LATOVの中のお店でも、エントランスには、差が感じられた、
無印良品のディスプレイを見ると、同じようにホッとした。
客の動線に対する意識の差は顕著であった、全国チェーンはやはり徹底してる。
写真は載せられないけど、
ソコに看板置いたら、出入りの邪魔になる。入店ブロックしてるのか、
そう言いたくなるような、配置もあった。
フト昔チェンマイで見かけた店、思い出した。
狭い入り口の脇に古本積んで売っておいて、
ここに立ち止まらないでくださいと張り紙してあった。
客に売りたいのは喧嘩なんだろうな。そう思ったものである。
そこまで、ヒドくはないが、
お客さん呼びたいのだろうかと、思うことはある。
上のフロアの図書館にも寄った。
席でパソコン使っていいか訊くと、電源はないが構わないという。
パソコンを持ち込んで利用すること自体が、想定されてないらしい。
駅の観光案内、生涯学習プラザ、図書館、
どこも、親身に真面目に説明してくれる。事務的な感じではない。
とにかく、訊けば丁寧に説明してくれる。
昔の日本はどこでも、こうだったのではないか。
そんな感慨が浮かぶ。
東南アジアにいれば、大抵の接客レベルは落ちる。
店員がスマフォいじってるのはザラである。
日本はそういうたぐいの質的低下はないが、
マニュアル的で防衛的な方向に進化した。
ココいわきでは、まだそこまで、進化が及んでないのではないか。
クレームやトラブルに悩まされることも、まださほどない。
全国均一なチェーンといっても、まだスタバ来てないのだから、
地元感が残っているのだろう。
看板がエントランスの中にあるのも、内向きという以外に、
外に迷惑を掛けない、規則を守る、そんな意識も高いのではないか。
人間関係が濃い方がモラルは高い。
過酷な競争が起こらないことも重要かもしれない。
今日本人が望んでいるのは、そういうことかもしれない。
(国際競争追わないで、同一世代間で社会保障解決するなら、可能かも)
東京は危険だと言いながら、東京に住み続ける人も、
不安を感じながらも福島に残ることを決めた人も、
実は同族かもしれない。
取り巻く状況が違う分、不安への向き合い方が違うだけで。
(ま、普通に生活してるという意味では、元々大差ないのだが)
そんなこと、想像したりしていた。
図書館では、
原発と放射能のコーナーがあり、何冊か読んだ。
(必ずしも、安全だというものばかりではなかった)
その後、駅前カプセルホテル キュアにチェックイン。
http://cure-iwakiekimae.jp
駅前では多分、最安。
サウナのシステムはどこも一緒だが、
連泊するのに、日々つど精算してくれと言われる。
全国共通そういうシステムなのかもしれないが、
杓子定規な感じは、いわきっぽいとも思った。
店員の対応は感じ良いのだが。。
駅前カプセルは復興関係の仕事の人の利用は多い。
ただ、満室ってほどではない。
ある程度復興需要もピークアウトしたのではないか。
カプセルはドアが横向き。少し広く感じる。下だと特に。
WIFIFreeなら、最初に言ってくれよ。
生涯学習プラザまで行くこと無かったのか。
汗だくの衣類をコインランドリーに投入して、
とにかく、風呂入って、寝る。
2014.07.31 いわき駅周辺
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