アベノミクスと増税の10月

ども、たまには経済ネタを、徒然なるままに。
増税の影響、10月に発表される数字で判断するべきと思っておりました。
やはり、消費に水を差した結果と言えるでしょうか。
 
物価が下がりはじめているかもしれない
http://blogos.com/article/96013/
 
まあ、リフレ実施中に増税、しかも消費税率アップとは、
アクセルとブレーキ一緒に踏むようなもんですから、
 
これが際どい舵取りなのか、
そもそも企画に無理があるのか、
議論の分かれるところでした。
 
消費が拡大してこその好景気で、
そのためのお金ジャブジャブで、
見かけの数字がインフレになるだけでは、実体経済は好転しませんもの。
 
消費増税と円安のダブルパンチで、物価上昇は演出できますけど、
本来の目的は需要(消費)が供給を上まってこそのインフレターゲットですから。
 
 
財政規律は消費増税しても、焼け石に水っぽくて、
社会保障改革やらないとどうしようもないし、
  
金融緩和はカンフル剤であり、救済措置的なもので、
 
本質的な問題解決にはならないものなら、
一本目の矢がカンフル剤として効いたのだもの、
それで十分、御の字とも思いますけどね。
 
 
で、
アメリカの態度から、いずれドル高傾向は避けられそうもない。
そんな折、金融緩和の態度堅持し続けそうで、
これから、マスコミでは円安倒産ってワード賑わしそうですね。
(もう賑わしてんのかな)
 
倒産:円安関連が増加…前年同期比2.4倍 1〜9月
http://mainichi.jp/select/news/20141009k0000m020057000c.html
 
 
加工貿易主体だった時代とは、既に体質の違う日本ですから
110円ってのは、メリット少な過ぎますね。デメリットの割に。
私個人的にもですけど。
 
 
ただねぇ。それが、 
税率10%決定への牽制を目的としてるのか、
円安のダメージがホントに深刻なのか、
判断に迷うところ、
ま、数字で、判断するしかなさそう。
 
マスコミの煽りと片付けてよさそうかどうか、微妙で、
人手不足倒産とは違って、
それなりに有効な件数な気もします。
 
 
まあ、とにかく、
消費が伸びなければ、実体経済は拡大しないという。
当たり前過ぎるところに、立ち戻る時期ではありましょう。
 
外需にもう一回頼るにしては、
これだけ成熟した社会で、
通貨安という安売りが有効だと国民全体考えてるなら、厳しいでしょうね。
コモディティ化したとこで頑張るには、
勝てる賃金水準まで、生活レベル下げないと、無理じゃね。
日本に、アップルみたいに、新しい需要創造する者が生まれれば別ですけど。
 
で、三本目の成長戦略に向かいますかね。
ただ、こちら、あんまり歓迎する世論でもなさそうな気がして。
頑張って競争に勝ち抜こうってマインド感じないんだよねぇ。
 
ま、
金融緩和、財政出動、(経済特区などの)規制緩和、
それでダメなら、万策尽きます。
政策の限界。
で、脱成長な方に政策シフトしますか。
 
あるいは、 
消費増税さえ止めれば、もうちょっと効き続けるって話になるかなぁ。
それで、社会保障制度に手が入って、
同一世代同士での互助とか導入されるかな。
 
 
まあ、いろいろヤってみた結果、
落ち着くとこに落ち着くもんだと見てる。
 
 
選挙前に、やると言ったことやったんだから、
手のひら返しで政権不安定化は、一番イヤなシナリオ。
 
10%に上げて、リフレどんどん続けるってシナリオも、
それなりにイヤそうだけど。
 
さすがに、消費動向には抗えないんじゃないかなぁ。
マスコミのプロパガンダとばかりも言い難いかと、10月の数字みます。
 
11月には日本にまた、ちょっと戻ります。
もっとハッキリ分るでしょうね。
 
 
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