発達障害研究の深化は諦めを伴う福音と気づく

人間理解の不毛を描いた作品たちに私は救われてきました。
発達障害という発想は、もともと好きではありません。
誰だって、それなりに生きづらさを抱えて生きてるものです。
ところが、相手はアスペなんだという理解は、
やっぱり、むしろ人間の不毛を補完する福音なんじゃないかな。
と思い直したりしてます。
 
 
ども、日本におります。
到着して以来、ミス多く、やらかしの連続です。
困ったものです、歳のせいかなぁ。
 
ちょっと落ち込んでいますが、なんとか乗り切ります。
 
 
ところで、今日はこのブログ記事にいんすぱいあされて書きます。
http://ameblo.jp/manachan2150/entry-11945806457.html

私もテストしたのですが、27点でセイフ。
多分、アウトだろうなって予想してましたから、意外です。
違う病気なんでしょうね。
 
設問眺めて気づくのは、
 
フィクションは小説はじめ、漫画、映画も好みますし、
イメージ中心に頭の中では物事処理してます。
ロジックを使うのは検証の段階で、右脳メインで、左脳はサブです。
イメージと実態の間に狂いないか、確認の為です。
計算自体は得意でなく、仕組み化してしまえば機械がヤってくれるので、
苦手でも、得意に見えるかもしれません。
 
 
察知力がゼロな訳じゃなく、
分かるから逆に憎むという屈折した心理を持つこと、
なにかの病気だろうけど、アスペとは種類違うかも。
むしろ他人の視点への転換は憑依的で、
「NIGHT HEAD」の武田真治状態になることの方が多い。
(自我が崩壊しそうになります)
 
 
そのあたりが、セイフな範疇に留まった要因と思います。
引きこもり的で、ヲタク気質なのも、むしろこの形質が影響してると思われます。
むしろ、イメージや感情を制御する能力が極端に低い、
暴走するような、強い衝動を飼い慣らすことができません。
 
 
「風立ちぬ」の二郎もすぐ妄想の世界に入っていきますよね。
だから私も乗り物運転することは人に任せます。乗ることは多いですけどね。
ま、乗り物に憧れも無いんですけど。

他の人から見たら些細なことで、感情やイメージは、制御及ばなくなります。
社会的に不適合な度合いは同様に高い。
 
で、すぐヘトヘトになるのも一緒です。
「普段何してるんですか?」ってよく訊かれますが、
脳内が暴走してる時間長いですから、
むしろそれが許されること可能にしたライフスタイルです。
サブに位置づけている検証作業で、
抜け漏れを潰すために脳内シミュレートしてるだけでも、
消耗もします。
 
 
そして、 
苦手なことはしない、得意分野の局地戦で戦っていくのが、
弱者の生存戦略ですから、
 
家庭を築くとか、無理だろうと自覚ありますから、
「パリ・テキサス」という映画が大好きで観ては泣くのは、
結婚したら、きっとこんな風だろうなぁって想像するからです。
 
 
アスペでも幸福な家庭を営めるのなら、
共感力低くても、対人能力後天的に高いなら、
何か問題でも?
と思わないでもありません。(大変なのは想像しますけど)
 
 
で、今回着目したのは、
アスペと対で起こるカサンドラ症候群。

分かりやすく言えば、
蛭子さんを扱う太川陽介の困難を日常続けて壊れることです。
 
私の両親はどうやら蛭子さんの側の人で、

母親は察知力がありません。それが本人の払拭できない劣等感でもあります。
周りの人の言うことや行動に合わせ、空気を読めるように装おうとします。
非常識なことを平気でしますが、
(トイレ入ってるときに、味見してくれと鍋もってドア開けられたことあります)
逆に人の目や世間体は異常なほど、気にします。
 
 
父親は察知力無いことは無いのですが、
葬式で笑い出す蛭子さんの如く、TPOをわきまえない人非人な発言をします。
(実例はシャレにならないのでやめておきます)
非常に冷徹な人間に見えるのですが、本人には自覚がない。
世間体的なことは母親より無頓着です。
 
 
二人に共通するのは、
発言がコロコロ変わり、行動を伴わないので、信頼がおけないことです。
本人に無責任とか嘘つきとかの自覚が無いとやっと分かりました。
 
 
この二人の形質を受け継いでいるので、私も大概なもんですが、
それでも、カサンドラは私の方です。

彼らの学歴信仰に対して、そんなものいずれ終わるよ、的なこと、
言語化は不十分でしたけど、子供の頃から言ってました。
 
何かの呪いだと思いますが、理解されること、まずありません。
しかも、予言の正しさは時間が経たないと証明されません。
 
 
ウイキペデアから引用しますが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

カサンドラ症候群は二次障害である。人と人との関係における認識の欠如の結果であり、人格障害とは異なる。情緒的な相互関係と愛と所属は、人間の本質的なニーズであり、これらが満たされず、そしてその理由が解らないとなれば、心身の健康は影響を受ける可能性がある[10]。
- 中略 -
人間は感情的エネルギーを必要としていて、それは日常生活で幸福を見つけるために欠かせない源である。ASとの結婚において感情的エネルギーで自分を満たすことは難しい。支え合うというエネルギーの交換が起こらない。非AS女性はエネルギーを差し出すが、ASのパートナーから受け取るものはほとんどなく、常に消耗する。

 
 
子供の私に彼らがそういう病気と考えることは出来ず、
私自身は感情制御が効かない、
子供ですから、コミュニケーションも稚拙です。
 
如何に誠意や愛情を尽くしても、
彼らには「無い」ので無理と気づくのに数十年を要しました。
それなりに自覚もあり、彼らも劣等感抱えていますから、
私のしたことは、その劣等感を刺激しただけです。
 
自分の現実を直視出来るようになったのは最近です。
 
これも、日本を離れ、距離をおくことが出来たお陰です。
 
無責任な発言、思慮の浅さ、無知、冷酷さ、欺瞞、
人間が持つ、愚かさや醜さを見つけるたびに、
 
恐怖心がフラッシュバックし、
戦わなければ生き残れないと感じるのは、
明らかに、幼年期の影響でしょう。
 
だから、私にとって、評価経済社会は恐ろしいので、
よい準備をして臨まなければなりません。
 
 
私に救いがあったのは、
本を読むことが許された環境だったことです。
程度の差こそあれ、信用出来る、聡明で見識ある大人を見つけることは、
ごく一部の例外を除いて無理でしたから。
 
幸いなことに、
人間理解の不毛を描いた作品は沢山ありましたから。
自分だけじゃないと、何度も救われました。
優れて諦めを得ることが出来たかもしれません。
そういえば、「懲役人の告発」ヒトゴトとは思えず、大好きでしたね。
 
 
高い空見ると、とどく気がして、余計に悲しい。
まったり生きる生活をチョイスしたのは、
決して偶然ではありませんです。

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