開拓者と進化を「テラフォーマーズ」読んで、思い出したかったらしい。

「テラフォーマーズ」でも読もう、そうメルマガで書いたけど、
なんで読みたくなったのか、理由がよくわかった。
成長とか進化って、プログラムされてる気がして仕方ない。
それと需要を開拓するって、フロンティアなスピリットが必要なんじゃないか。
そんなこと、思い出したかったんだと、思う。
 
  
ども、
ホーチミンで落ち着き取り戻しつつあります。
疲れてたみたいで、いっぱい寝てました。

今回は最低限の移動をコンパクトに、でしたので、
上野周辺から柏、秋葉原、で新宿から仙台、





新宿、浦安、


で成田発。
何気にタフだったかもしれません。
疲れるのは歳のせいでしょうか。
 
この記事http://sanpome.net/?p=2197書いた後、
メルマガで、テラフォーマーズでも読もうかなって、送りましたとおり、
読んでます。

アニメも見ました。
 
普通に面白かったですよ。
それと、
ワタクシ、なんで読みたくなったのか、理由もよく分かりました。
 
このお話し、西部劇ですよね基本。
でも現代に描く物語だから、インディアン(ネイティブアメリカン)側を悪と扱わない。
どっちかというと、侵略する側の勝手な理屈だとホントは知ってる。
それでも倒さねばならない敵として描かれる。
 
ゴキという設定が秀逸で、
無痛覚、無感情、無機な感じが、決して分かり合えない異をよく表してます。

更に、生命力、俊敏さに加え、
体力も知性も優れ、敵の残したものを取り込む学習能力も高くて、
統制がよくとれている。
 
人間側が勝ってるのは科学技術だけで、それは進化の時間の差、
それだからこそ、寄せ集めで、人は結局足の引っ張り合いしちゃう。
(それで物量で負けてたら、勝てっこないんだが)
 
情報革命が起こらず、
国家よりグローバルな活動の方が優位な時代が来なければ、
何百年経ってもまだ、兵器の開発に血眼かもしれません。
 
設定上、
未来では、現在の意味の無力化は起こらない世界という前提。
だからこそ、マーズテラフォーミングも意味がある。
 
 
メインは少年漫画王道の能力バトルものでも、
その容れ物が、卓越したアイデアだと思う。
 
能力は将棋の駒みたいに、奪えば使えるところは、
特に気に入った。
いろんな遺伝子をばら撒くために誰かが計画してるみたいで。
 
 
他にも好ましい点いくつかあって、
 
進化とか、文明の発展とか、
実はプログラムされてんじゃないかって、存在を匂わすとこ。
地球も火星も実際は大同小異の軌跡を辿るんじゃないかと。
 
ピラミッドだけじゃなく、
テラフォーマーの造形は、原人をモチーフにしてるっていうけど、
人種のこと言うとアレだけど、アフリカンっぽいよね。
きっと人類発祥をイメージしてるはず。
 
 
あと、人物の背景と感情移入は、とても難しくて、
かなり気を使ってると思うんだよ。
ワンピースにならずに、熱いバトルものにするということ。
 
開拓者であるってことは、
わざわざ、こんなとこに来なければならなかった理由がある。
で、環境はキビシイから感情ダダ漏れなだけじゃやっていけない。
 
仲間はありがたい存在だけど、
それを目的化したり、逃げ道にしたりもしない。
 
その上で、
クールで無機な虫と、感情を持った人間の戦いを成立させる。
 
ベタじゃ鼻白むけど、ベタじゃないと熱くない。
少年漫画の難しい匙加減頑張ってると思ったよ。
 
 
海外無償援助に言及して、http://sanpome.net/?p=2197
なんか昆虫みたいって、言ったけど、
開拓者の熱と背景が感じられないんだよ。
 
個人で市場原理の中頑張るか、
組織に守られて活動するか、
その対比なんて、
別に途上国の援助と関係ないもの。
地元でノウノウとしてる人の想像力の限界じゃないの。
 
 
今回帰国して、
日銀の追加緩和のニュース知って、円安イタイ。
で、アベノミクスの行く末、想像しちゃう。
 
カンフル剤の役は果たしてるよ。前より元気だもの。 
 
賛否あるけど、
増税によるプライマリバランスとの綱渡りで、
10%やむなし前提でやれる限りはやるのも、
丸で理解出来ない話ではない。
 
結果はいずれ出るし、それはいいけど、
一番気になるのは、マインド。
アベノミクスの限界を感じてる空気が漂ってる気がした。
 
 
成長ってもう、
グローバル化しながら、IT化しながらしか無さそうって、
皆んな薄々思ってる。
 
限りなく便利で、より効率的な社会になるけど、
仕事があるのはより少数になる。
 
三本目の矢が上手く行かない本当の理由はそこじゃないかな。
規制緩和や自由競争を伴うと、今の進化がより速く進んじゃうから。
学校はもうeラーニングでいいって、いつも言うけど、
ひょっとしたら、公務員改革ですら、
アマゾンと町の本屋さんみたいな関係になるかもしれない。 
 
飽和してく世界で、新しい需要を見つけることは、
南米の源流に挑んだ日本人移民より、根性いるのかもしれない。
そもそも、そういう人は安売りで、競争力上げようとは思わないんじゃ。
 
 
2割弱のグローバルアスリートと、6割強の地域密着。
そういうところに落ち着きそうな気がすんだよね。
マインド的に。 
 
上手くお金で立ち回ろう程度では、フロンティアは目指せまい。
 
 
第三の矢が、地方の活性化に舵を切ったの偶然じゃない。
誰にも反対されない成長って、そこしか無いんだろう。
  
ま、日本だけじゃなくて、たとえ火星だろうと、
進化の過程って、そんな風にプログラムされてんじゃないかなぁ。
例外なく。

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