書評「なぜ「地雷専門店」は成功したのか?」に現代ニッポンの希望を見る

ども、
デタム通り(De Tham)をつらつら散歩してたら急に雨。
仕方がないので、雨宿り。

サイゴンビア(緑)10,000vnd

雨季ですもの当然ですね。
むあっとする温い空気と急な雨、
体がじょじょに順応して、もとに戻ってくのが、
よくのが分かります。
 
ところで、日本に到着して、
最初に書店で買って読んだ本、希望という言葉を思い出しました。

 
昨日書いたことhttp://sanpome.net/?p=2222の真逆でもあり。
 
顕在化してない需要を掘り起こし、
雇用のないところに雇用を広げる。
 
とどのつまり、これが無いと経済は成長しない。
 
ま、大資本と極小資本では、戦い方は違うと思うけど、
本質的には変わりなし。
 
 
ホルモン屋で、捨てる部位でも味付け次第で、格安に提供すれば。
そんな発想から生まれた、地雷店デッドボール。
 
他の店でどんだけ不採用だろうと、身分証さえあれば即採用。
容姿は問わない。
 
 
市場を生み出すってどういうことなのか、
雇用するってどういうことなのか、
 
本当のリアルに納得させられる。
 
開店当初はまったく反応がなく、
風俗関係のメディアにファックスを送り続け、
貯金が尽きかけたころ、やっと一本の取材の連絡が入る。

そこから浮上してゆく様は、さながらドラマのよう。
 
反面、繁盛しはじめて、
多少それなりな人材も採用できるようになって、
そこそこ低価格だけど、それなりな女性の姉妹店を出したところ、
それは特徴ない、ただ低価格なだけの店になってしまった。
で、流行らず、即撤退。
 
このエピソードもまた素晴らしい。
 
 
ま、これからの国ではさ、
その需要が今存在するのも、先人の労苦あってこそ、
それ想像力及ばないようは、昆虫も同然って、話ばかり延々してたけど。
 
飽和した国で、ブラックな大資本でない、起業と戦略。
 
現代のお伽話といっても過言ではない。
小資本による、市場の創造と雇用の拡大。
 
 
起業家であり、経営者である総監督の原動力はなんなのだろう。
貯金が尽きてしまえば、妻子ともども路頭に迷ってしまう。
 
勤めていた会社では、
どんだけ、才覚があっても高卒では出世できない。
オレはこの才覚で社長になろうと決意した。
 
裏を返せば、それだけ自分の才覚を信じたってことだね。
貯金食いつぶす程度には。
 
 
それにしても、雇用するって大変だな。
成長したいなら、労苦を厭わない程度の何かは必要だよね。
 
せめて、期待すべきものに期待できるようになっておきたい。
少なくとも、ヤル気もないのにリフレに期待するような人には期待しない。
 
ジャンルがジャンルだけに、話題になりにくいけど、
日本がそんなに成長したいなら、もっと話題になって然るべき本。
 
 
損得の計算以上に、頑張りたい何かがあるなら、
読んで、ヒットするとこ、あるよ。

ボクはボクなりの戦い方しないと、と思った。
 
 
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