角この世は人気商売だと、つくづく思う今日このごろ。
ネットの時代はそういうもの増幅させるだろうな。
野田前首相は、三党合意いまだ支持してるんですね。
民主党にそんな根性あるのかな。
でも本当は、
夢も希望もない怜悧な現実の方が正解ってことの方が多いんじゃなかろうか。
ギリシャがモチーフな「自殺島」の最新刊を日本のネットカフェで読みながら、
安倍とオバマ、日米の対比が去来しました。
ども、
昨日ベンタンからレタントンを散歩してたところ、
ハラルのお店。
観光客もちらほら。
レタントンにこんな看板あったんだ。
ま、そういうお店もある通りだし、
ホーチミンにモスクだって何箇所かある、シュラトンの向かいとか。
でも、実感するんですよね。マレーからの人増えたって。
日本でも、もっとマレーからの観光客、今後益々増えるんじゃないでしょうか。
京都とか浅草とかで、受け皿になれればチャンスありと思います、まだまだ。
ホーチミンですらハラルの店あるんですから。
というわけで、今日は豚肉食べます。
定番の甘辛のタレで炭火で焼いたやつ。
今は25,000vndです。昔は18,000vndくらいで食べてた。
円安が重くのし掛かります。
そんな今日このごろですが、この記事にいんすぱいあされて、時事ネタやります。
「一体改革の意義」野田佳彦
http://blogos.com/article/98447/
どうやら、最近、
消費税10%引き上げと解散総選挙セットで語る文脈増えてるみたいです。
与党は据え置き、野党は引き上げで争点にして、
与党圧勝を目論むという説もありますが、
うーん、どうなんでしょう。その説には疑問です。
民主党始め、野党は増税支持を訴えられるとは思えない。
不人気でもそれが国の為って言えれば、それはそれで立派だけど、
それで、まとまれる根性はないだろう。
与党も、ここで据え置きはできればしたくなくて、
そのためにしゃにむに今、金融緩和してるんじゃないでしょうか。
そもそも、一時見合わせるってのは、
経済情勢との匙加減にすぎなくて、調整は本質的な政策の差じゃないし、
撤回でない限り、対立軸にはならない。
ワタクシはもともと、リフレに否定的で、
需給の構造に基づくデフレ圧力は、金融政策では退治できないと思ってる。
円安で輸出伸びないのも、予想どおり。
(そりゃ日系企業の様子は日本にいるより見るんだから)
でも、アベノミクスやると言って支持されてヤってんだし、
その正当性は認めるべきで、
しかし、リフレ中に増税は悪手でしょう。
こういうのは、ノリが大事だから。水かけちゃ台無し。
ま、増税は三党合意で最初から決まってることだけど。。。
増税した以上は、あとはバランスだけの問題。
10%引き上げは10月の数字じゃ難しそうと見てたら、
アメリカの金融緩和終了宣言受けて、ドカンと緩和した。
てことは、やるのかな。
年内の数字見極めてだろうけど、
やれないときはよっぽど数字悪いんだろう。
って、見てます。
ホントは税収の面でも、大切なのは実質を伴う経済成長だけど、
うーん、マインド的に日本ツライなぁ。
政策で促進するなら、規制緩和や自由化の方向だろうけど、
官僚か世論、少なくともどちらかからは不人気で、
今のマインドじゃ両方の可能性大だし。
官僚も世論もどちらも敵に回しては、
日本の政権は保たない。
安倍首相は学習済みなんだろうな。
だから、現実的に出来る範囲での勝負ってことか。
うーん、
強い円のまま日本の資産防衛し、
できるだけ資源の調達コスト抑えておいて、
その範囲で、フラット化とどう付き合うか考えた方が、
ホントは、「国益」だと思うけどなぁ。
でも、それじゃ不人気だろうな。
選挙勝てないな。政権保たないな。
国の経常収支なんて、生活上目に見えないし、
ディフェンシブで何もしないのなんて、地味で暗いもの。
まあ、お金が実態から遊離すればするほど、
無意味化を促進するだろう。
オレは、自給自足にアプローチしなくちゃ。
って、長い前振りで、
今日は最新刊を帰国時のネットカフェで読んだ漫画をご紹介。
漫画はメジャーなのしか知らなくて、ごめんね。
自給自足の話で、最初は読んでたんだけど。
オレは、ソサイアティの形成の話の方が面白く読んでる。
サワダ最初はただの暴君として描かれるが、
途中から、海原雄山みたいに再定義付けされる。
今は専制vs共和制の対立みたいに描かれてる。
そっからが、オレは俄然面白いと感じるんだ。
なんか、スパルタvsアテナみたい。
性同一性障害の男の娘が、スパルタにさらわれて、捕虜に。
暴君がココロは女と見抜く、ならそのように扱うとヤっちゃう。
カリスマって人間通じゃないとダメだねって、衝撃の展開。
お前の仲間は口では理解あるよなこと言っても、
行動で示すヤツは居なかったろう。と看破されて、
仲間が助けに来ても、戻れないと慟哭する場面は、
トロイのヘレンとは違うとこだね。
奪還に来る主人公はアガメムノンさながら英雄に描かれるけど。
まあ、この後史実と同じように専制の方が勝つのかな。
でも、カリスマって一代限りのもんだから。効率はその方がよくても。
アップルもそう永くはないと思うよ。
ああ、神話の話じゃなくて、史実のペロポネソスっていう方の話で。
民主的な制度よりも、カリスマな方が人心掌握は大事って描かれてる。
だから隣国は敵と世論を煽るのも大事。
欲望と恐怖、パンとサーカス。アメとムチ。
作者が理知的だから、なんかギリシャがモチーフっぽくて、
そこが興味深い。
で、アメリカ中間選挙、予想どおりボロ負けした。
戦争しまくって、紙刷りまくって、真っ赤かにして、
破綻させた前政権の後受けて、それ立てなおそうと思ったら、
冷徹で正解で、100点あげてもいいくらいなのに。
経済なんとか立てなおして、
負債切り捨て、非人間的に実行して、
混乱による均衡という省エネな相対的一位を確保する。
強いアメリカにもう「国益」は無いんだから。シェール出るなら。
だけど、不人気。
夢も危機もなくて、ただ怜悧な現実だけだから。
借金減らす大統領と、多分借金増やす首相。
とっても対照的だなぁ。
にんげんだもの。
生きてくためのは、水より、酸素より、何よりも幻想が必要といつも思う。
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