ども、いつもの屋台も出てない。年末は休むとこ多いね。
まあ、寒くないのはありがたい。
ラオの旅、忘れそうになってますので、記憶に残ってること書きます。
ビエンチャン、ターケーク
2014.12.09-2014.12.20
今回は、
ビエンチャンでは、国立博物館行きました。
入場料は10,000kipで、あと10,000kip追加で撮影フリーになります。
今思うと、撮影しときゃと後悔しますが、そんときはケチってしまいました。
ターケークでも、博物館行きました。「歩き方」に載ってません。
タダでした、写真若干撮りました。
以前のラオの旅で、パクセの博物館に行き、
こんな感じでした。
「ラオス南部行き 2014.07」#16 博物館リトライ 20140703
http://sanpome.net/?p=1824
で、
ラオの歴史鑑賞という切り口で、ぼくの体験まとめておきます。
北から、南まで。
ポーンサワン
ジャール平原 古代の遺跡、謎の石柩。
空爆跡 焼け跡の病院と寺院。不発弾多数。
ルアンパバーン
王宮博物館 古代から近代史まで。整備されたコレクション。
寺院 歴史的寺院多数。ビエンチャン
国立博物館 ラオの古代から近代史まで、コンパクトな説明。
(他の博物館、資料館は未見)
ターケーク
県営(?)博物館 ラオの歴史を説明、ターケークゆかりの近代史多め。
サバナケット
恐竜博物館 ラオで発掘された、恐竜の化石や隕石。ガイド付き。
パクセ
県営(?)博物館 ラオの歴史を説明、ベトナム関係多し。
(ワットプーは未見)
ざっと、こんな感じです。
博物館自体も、大体、歴史、近代史、現代に分類されています。
仏像や歴史的なものに興味があるなら、
世界遺産ルアンパバーンが最適でしょう。
街自体が歴史的価値ありますし。
ラオはかつて、
ルアンパバーンとビエンチャンと南部ワットプーのある地域に、
3つに分裂したそうですが、チャント残ってるのは別格でルアンパパーンです。
ワットプーは行ってないですが、遺跡が残ってるだけっぽいです。
ビエンチャンの国立博物館はコレクション的にはそれほどじゃないですし。
あと、ジャール平原は先史という感じです、
日本なら、縄文時代、弥生時代的な。
土器とか竪穴式住居とかに興味ある人はいいんじゃないでしょうか。
南の方で出土したものはクメール文化の影響受けてて、
ラオの地理的変遷は想像が及ぶのですが、
クメールのコレクション鑑賞なら、素直にアンコールワット行った方が、、
近代史に興味あれば、
ポーンサワンの空爆跡が一番インパクトあります。
クラスター爆弾使うほど容赦ないというリアリティがヒシヒシと伝わってきます。
次は、ルアンパバーンで王制の滅亡を体感かな。
他の国の場合と比較しながら、見てると理解深まるかと。
ターケークで、
スパーヌウォンが機銃掃射され重傷を負った土地ですので、
抗仏運動がメインとなりますでしょうか。
パクセでは近代史も網羅されているのですが、
タイが攻めて来た図があり、地域の特性を見ました。
河から国境がめり込んでる場所ありますものね。
あと、ベトナムとの連携訴えるもの多かったですかね。
現代の展示は、基本ASEANの協調を謳ってるみたいです。
パクセでは特にでしたが、基本ベトナムとの連携を展示するもの多めです。
ぼくが今回、興味惹かれたのは、ビエンチャンの国立博物館です。
レーニン像や資本論とかありました。
コンパクトな博物館なのですが、
マルクスレーニン主義の展示スペースは相対的には広かった。
今さらなんで? と思いましたけど。
思想的な引き締めという面があるみたいです。
ラオでは、デモも選挙もないですけど、
2000年くらいに政府批判とかあって、
共産主義回帰、締め付け強めた経緯があるみたいです。
まあ、この国で政権が揺れるってカントリーリスクは、
今は考えなくていいけど、
経済がもう一周した後は、そんな日が来るかもしれない。
中国、ベトナム、ラオス、戦後共産化して、残ってるのは。
あとはキューバくらいでしょうか。
ああ、そういえば、各民族ごとの特色みたいなことは、
さほど見なかったいのは、偶然ではないのかな。
そういうことを考えるキッカケになって、良かったなと思います。
ラオの博物館は、ショボイこともあります、
ただ、コレクションそのものを鑑賞するだけが、目的でなければ、
想いを馳せるきっかけとなる、ことはあります。
博物館へ行くのは、その地域の文化や歴史、今に至る背景を知ることですから、
コレクションそれだけを見るのでは、モッタイナイ。
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