年末年始、渋谷区が公園閉鎖して、ホームレス締め出し。 それでも昔より希望を感じる理由。

それまでの経緯を紐解いても、渋谷区は排除の方向で一貫してる。
こういう問題は、
昔だったら、本音と建前の使い分け一辺倒だった気がする。
それよりはマシと希望を感じる新年である。
 
 
 
ども、カオサンでお正月気分にまだ、浸ってます。
夜中、宿の近所のファラン達がポリスに付き添われて道歩いてました。
騒ぎ過ぎたというより、どうも葉っぱ系っぽい様子でした。
 
葉っぱはいけませんよ、でもアルコールの方が体に悪いだろうなぁ。
と思いつつ、LEO飲んでます。
 
今年も張り切ってゆきたい。 
 
で、
東京・渋谷区:宮下公園など3日まで閉鎖 ホームレス締め出し
http://mainichi.jp/feature/news/20141226mog00m040041000c.html
 
この問題、茂木健一郎さんが積極的に発言してるらしく、
友人のシェアで知りました。
情報の中では、それでもニュートラルそうなの引用してみました。
 
2013年末には、区がホームレスを公園から強制退去して、小競り合いもあったそうです。
2014年末は、先手を打って、閉鎖したという経緯。
 
 
どうやら渋谷区はホームレス排除の姿勢明確なようです。
 
いきなり閉鎖した方が衝突が無いといういう判断なのでしょうが、
事前に告知して、支援を受けるべき場所を示すくらいは行政として発信したら、
とは個人的には思います。
 
 
 
便宜上、左、一般、右、に分けると、反応は概ね、
 
左;  生きる権利、命を奪う暴挙。慈善の精神が無い。
一般; 日本人の心は? 政府が対応すべき。
右;  なら新聞社や共産党本部や個人宅解放したら。
 
 
そんな論調かと、
それぞれに一理あるとは思う。
賛同できない意見は「一般」に多かったかな。
 
日本人は元々心暖かかったみたいなこと言う人いるがそれは無い。
むしろ、第三者のときはキレイ事言って、
近所でホームレス受け入れの住民投票となれば、違う投票行動する。
これが、日本人的じゃないの。本音と建前の使い分け。
絆は好きだがガレキ引取りは嫌だみたいな。
 
それを思えば、右は本音むき出しではあるが、
本音と建前使い分けるよりはマシじゃないかと思ってしまう。
 
 
それから、都会は冷たいみたいなこと言う人もいたけど、それは違う。
田舎の方が冷たいよ。部外者には。ましてや相手は得体の知れないホームレスだ。
 
田舎が暖かく感じるのは、皆顔見知りの安心感があるから。
その暖かさは、見ず知らずの人に施すような優しさとは種類が違う。
田舎なりのガバナンスあってこそなんだよ。
(ああ、その一番気になってることは、いずれ別途)
 
 
あと、政府が対応すべき、というのもあるんだが、
行政として、どこがやることなのこれ、
厚労省の通達に渋谷区は反するって左の人は言うけど、
国なの都なの区なの、負担する相手によって意味は大分違う。
都市の問題に、全国の税で一律に負担するというなら、それはそれでありだけど、
どこまでそれに耐えるのだろう。
 
支援団体は署名活動とかもしてるそうだが、ドコに訴えるのか。
全国の署名を区に持っていくのは、有効性が私は分からない。
 
 
右の人が、政府の保護が要らないから、
アベノミクスみたいなリベラル政策を批判して、
自由競争を支持するなら、一貫してるとは思う。
ネトウヨはそこでブレるから、嫌いだ。
本音と建前使い分ける一般が一番嫌いだけど。
 
 
「権利」の話にしないで上手にやれないのかなとは思うんだよ。
そこに依らなくても出来る主張じゃん。
左側の人たちが反感買うのは、タダで得られると主張するから。
ノーリスク、ノーコストで。
 
区が住民の総意として、どうしてもイヤだというなら、
都や国を相手に交渉するしかないんじゃないか。支援団体は。
別の場所であっても、そこは受け入れるべきで、
「要求」で権利主張するには、住民税という義務を果たしてないと言われてしまう。
それでは、建前な支持しか広がらない。
もう少し支援してもらえないものかという言い方の方が上手く行く。
 
 
 
で、何が言いたいかというと、
昔はもっと、本音と建前一色だった記憶がある。
漠然と「政府がなんとか」というオカミ意識ばかりだった。
 
もうちょっとマイルドな左と、一貫性ある右なら、
まともな二項対立だし、時代は進んでる。
 
マスコミもこれで本社解放とかやれば、随分評価も違うのに。
 
渋谷区は全国での評価は下げるだろうけど、区民の評価は上がる。
区としてはリターンがある人の評価を上げなければ意味が無いのだろう。
 
 
 
この件、個人的には、どちらにも肩入れできなくて、
渋谷区のやり方はちょっと強引過ぎると言う程度で、
 
主張できることは、 
時代は進んでる。
本音と建前を使い分けるだけの時代よりは歓迎します。
 
ぼくにとっては、これはとても大きなことなので、
書いておきました。
 
 
 
永遠なんてないから、
薄汚い嘘は書き換えられてく。
何かを得て、何かを失うのは希望だと思う新年。

 
 
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