海外在留邦人の保護について、ただストレートに書く。

ども、そんな移動前のひととき、カフェで和んでます。
関西は仙台より寒さ和らぎます。これからまた東に向かいます。
あんまり寒くないと助かります。
実家にも立ち寄ります。ビザも取りに行きます。
 
 
そんな今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。
 
 
テレビで人質事件の報道を見るにつけ、バーチャル感にとらわれます。
遠い国の出来事みたい。
 
思うところは、
 
 個人として、
 日本国への要望、
 世論やマスコミへの違和感、
 
に分類されるでしょうか、
順番に語ります。
 
 

1.個人として
 「本人は常々、自己責任だと言っていました」と、その時は言ってもらうよう、
 実家には話しておかねばなるまい。
 親が会見する可能性だって、ゼロとは言えまい。
 会見しなくていいから、それでも、
 どうしてもコメント求められたらそう言ってもらいたい。
 
 やはり書き残しておいたほうがいいかな。
 
 まあ、あそこまで危険な場所には行けないから、
 ありふれた事件では注目度も低くなるだろうけど。
 
 
 
2.日本国への要望
 根本的には自衛権の問題で、
 常々、以下のケースに分けて方針明確にして欲しいと思っている。
  海外での邦人保護
  国際的平和維持活動への参加
  当時者でない周辺有事(朝鮮半島、中台)の対応
  当事者となるとき(尖閣)
  
 憲法以下、法整備を明確にして欲しい。
 
 で、海外での邦人保護について、
 単に平和主義を唱えていても、なんの役にも立たない。
 どこまでどういう状況なら、どう救出するのか、
 ガイドラインと予算を決めておいて欲しい。
 
 普段の大使館のそっけない対応と比べて、
 今回は親身なんだなぁと。
 
 拉致問題と比べても、散々横田さん夫婦が訴えても、
 スルーされてる時間長かった気がする。
 
 日本で普通に生活してて拉致された人と、
 普通では行けない地域に承知で人道支援でもなく行った人と、
 前者の方により頑張れなくても、同じ対応ならまだしもと思うが、
 逆は整合性が無い。
 (世論やマスコミに対しても言いたいことだが)
 
 よど号のときは政治犯釈放して、彼らは拉致にも活躍した。
 テロリストの要求にどう対峙するのかも、ポリシーを持とうよ。
 日本国として、単に人道主義を揚げていても、
 平和がやって来るものでもない、
 国民の安全が保証されるものでもない。
 
 解釈改憲でなく、まっこうから改憲しろよ。
  
 いざというときは、日本大使館よりアメリカ大使館の方が当てになるって、
 考えなくて済むようにはして欲しい。
  
 
 
3.世論やマスコミへの違和感
 拉致問題への対応と随分論調違わないか、
 サヨクの人は言うに及ばずだが、
 
 youtubeの情報翻訳するだけなら、ネットがあれば充分だし、
 交渉事は当然、秘密裏に行われるものだし、
 
 どういう時に、日本としてどういう対応すべきか、
 をチャント話しておくべきじゃないかな。
 海外の邦人が危機に瀕することはこれからもあるだろうから。
 
 交渉中のタイミングで言うべきでないは正論だけど、
 喉元過ぎれば熱さ忘れるのだから、
 
 整合性ある対応決めておきなよ。
 
 ただ、人道主義、平和主義を唱えても意味はないよ。
 
 アメリカがシリアに介入せず、イラクから撤退すれば、
 その空白地帯に過激派が勢力を伸ばす。
 空爆で死ぬ命と過激派に殺される命に差があるのだろうか、
 アメリカの軍事介入に反対してた人たちは、
 ISISがクルド人迫害してもなぜ黙る。
 
 テロリスト解放すれば、またやるよ。
 よど号のときのように、活動するよ。
 
 反武力を唱えれば、平和がやって来る時代じゃない。
 ガラパゴスな先送りはもう、有害無益だ。
 
 安全なところに居ようとしすぎ。
 人道主義を唱えれば誰からも非難されないかもしれないが、
 頼りにはならない。有用性はない。
 そんな世論ばかりなら、やはりアメリカ大使館頼る方が無難だろう。
 
 拉致があっても、サリンのようなテロがあっても、
 いつまでも遠い国の出来事と思わされているのは、
 やっぱ、洗脳じゃないかな。
 
 
フランスの風刺画の話もマスコミ関係なんだけど、
ちょっと毛並みが違うので、エントリを改めよう。
 

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海外在留邦人の保護について、ただストレートに書く。 への3件のフィードバック

  1. MKK のコメント:

    普段はアフリカのイスラム教徒の多い国に住んでいる者です。
    日本に一時帰国し、「東南アジアらくらく5万円生活」を拝読しました。
    今回の日本人人質事件の日本の報道には、現実味も信憑性も感じられず、
    なぜか遠い世界の話しに聞こえます、なぜこんなにもフワフワした感じなのか、不思議でした。お2人は今回、現地人が絶対に自ら行かない場所に命の危険を冒して行きました。一方で、アメリカの爆撃をうけ、まったく普通の日常生活を送っていたシリアの女性、子供たち、一般人が何万人と死にました。
    雪崩の恐れのある場所をスキーで楽しみ遭難した人には、非難のコメントが寄せられるのに、今回の人道主義・人命は何よりも重いなどの政府のコメントを聞くと、この状況でよくそんなきれいごと言えな?と思います。世界に住む、世界を行き交う日本人の安全確保を考えると、いかにすればテロリストが再び誘拐・身代金要求などの行為に走らないか、という視点で対応してほしいですね。

    • sanpome sanpome のコメント:

      日本人として、日本国として、これからも起こりうる危機に対して、
      どう対応してゆくのかという視点を、あえて避けているように感じます。
      多くの日本人にとって、遠くの世界のことであってほしいという願望が建前になるのだと思います。
      遠くの国のことと思わない人は、せめて意見言っとくべきと思ってます。
      >アメリカの爆撃をうけ
      ただアメリカが本気で介入せず、空白地帯を作れば、かならずISのような勢力が入り込みます。
      それも含めて、ただの平和主義では対応できない現実に対して、態度表明すべきです。
      私は、空爆で無実の市民が多数殺されましたが、
      それでもシリアに本気で介入してた方がマシだという立場をとります。
      どっちつかずは意味がないです。

  2. sanpome sanpome のコメント:

    補足ですが、
    大国が介入やめた結果、ISのような勢力が入り込み、クルド人もシーア派も穏健なスンニ派も抵抗したら殺されたとしても、アメリカの殺戮兵器よりましで、
    そこに住む人達の自治に任せるべきだ、という立場であれば私は認めます。
    が、ただ、空爆非難しただけでは、キレイ事の平和主義の域を出ていません。
    それでは、批判する日本の報道と大差ない。

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