ども、スラバヤにおります。朝はやくジャクサの宿をチェックアウト。
ガンビル駅からバスで空港へ、ああ、でラウンジで投稿してたんだ。
スラバヤの空港で、タクシーの客引き多し。
120(120,000ルピア)、150(150,000ルピア)くらい。
ちょっと高いんじゃね?ムゲに断った、
が、
空港から遠くて、150でも妥当だったね。
ムゲに断ってスマンかった。
結局バイタク50,000で交渉成立。
空港近くは田んぼ多し、稲の匂いがした。
市内に入って、排ガスの匂いに変わる。
結構田舎にあったのね、空港。
バイタクの良さは、安さと渋滞にハマりにくいこと。
上手なドライバーで、快適であった。
ま、それはさておき、こちら在住の方にお話伺う。
日本企業はやはり、ジャカルタにまだまだ集中。
しかし、日本企業だけに拘らなければ大きな商圏。
東京に対する、横浜みたいな感じかな。
ジャワ島より東側の島々との交易が盛んとのこと。
これから、スラバヤでもビジネス発展させるとのこと。
外国人への規制は、ジャカルタと同じなんですか?
インドネシアは外資に対して、
基本、統一ルールで、ローカルで違うということはない。
むしろ今窓口はジャカルタ一括だけど、
今後は他の都市でも同じように手続きできるようになるはず。
ローカルな条例で規制される可能性もありうるけど、
統一ルールに反する制度は許さない方針。
島ごとで、違うとか、そういうことは無い。
で、それから、
インドネシアに詳しく、経験も長い方なので、
最近気になってる疑問をぶつけてみる。
もともとコチラで活動してる日本人と、
新しくこれからやって来る日本人、
どう違って、この後どうなってゆくのだろうか。
無理やり簡単に言えば。
新しいヒトは資本の論理でやって来る。
インドネシアのこと考えてる訳じゃない。
儲からないと思えば、去ってゆく。
それじゃインドネシアの対日観にも悪影響なことにもなるんじゃない。
ODAとかも、近年は露骨に、
日本へのベネフィットオリエンテッドな態度が目立つ。
クイックに即物的になっている。
まあ、もうインドネシアは援助って段階じゃないのに、
古い発想のままの日本人も多い、インドネシアに居ても。
なるほどなぁ。
資本の論理でグローバルに動くってのは、
日本人がどうのっていっても仕方ない流れで、
それは何処にいたって避けられそうにないけどなぁ。
折角高度経済成長期なのだから、
昔の松下電器的な経営で共栄できればと。おっしゃる。
うーんその点については、懐疑的だなぁ。
日本で日本人相手にだって、ブラックな今。
日本は昔の日本じゃないもの。
日本が昔を取り戻すのは、不可能だもの。
違う方向に進むことはあっても。
ただ、日本人社会が競争にさらされることは、
悪いコトばかりじゃない気もする。
インドネシアがグローバルな資本主義と向き合ってく中で、
功罪両面の影響、これから顕著になってくんじゃないかな。
ちょっと前のタイってこんな感じだったんじゃなかろうか。
まあ、経済発展をどこまで望むかにもよるのかな。
ほどほどで十分と考えるインドネシア人も多いという。
文化的にも、宗教的にも、そういうところはあるのかな。
最近、評価経済的な話をすることが多い。
金沢や沖縄は響いてくれるんだけど、
難しい地域もあってね。
東京はパイがデカイから、いろんなヒトいて問題ないけど。
ま、
コミュニティを大事にしてる地域は響く傾向にはあるかな。
で、インドネシアの場合、
経済発展ばかり目指さない、
新しい活動も出てくるのではないか。
そんな期待をしてる、とおっしゃる。
経済発展ピークまで行って、イタイ目見て、
カラじゃないと、脱お金的な話は出来ないかもしれない。
そうじゃないかもしれない、
オレはそれについては、良く分からない。
ただ、
全然、論理的じゃないんだけど、
日本の今に近いような資本主義的な価値観に、
シフトしてゆく、可能性は高いんじゃないかな。
今のタイから10年くらいか。
タイ人より真面目で、やや閉鎖的。日本人に似てるかな。
タイ人の方が、いい加減で、利他的開放的、まフィリピンは別格として。
だから、より日本人が変わったような変わり方する気がする。
お米も、タイ米より日本のお米に近いし。(関係ないか。)
稲の匂いを嗅いで、子供のころの日本を思い出した。
グローバルな資本主義がさらにやって来て、
この国の社会変えてくような予感がある。
ソレは多分、この国愛する日本人にとって、
好ましいものではないかもしれない。
で、オレは、
資本主義が壊れてく世界での次のモデル提示。
それにもうちょっと取り組むことになる予感もある。
今日はとりあえず、ゆっくり寝よう。
街歩きは明日から。